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スポーツスターのトランスオイルとはどんなオイル?(その1)

もはや1か月前の話になりますが・・・

4月になって気温も高くなってきたので、エンジンオイルを交換しました。

エンジンオイルはパインバレーオリジナルを継続使用

使用したのは昨年入れたのと同じパインバレーオリジナル「プラチナオイル」

猛暑でも熱ダレしないオイルをと思い、100%化学合成で高温でも粘度低下が少ないというのが売りのこのオイルを選んだのですが、なぜかこのオイルを入れたとたんに猛暑が終わってしまい、その性能は実感できないまま半年が過ぎてしまいました。

この間、もちろん不具合はなし。特にエンジンが軽く回るようになったとか、パワーが出たといったことはありませんが、冬の始動性も問題なく、多分良いオイルなんじゃないかなと思います。

(パインバレーさんも、ブログの中で「(性能差は)体感できないと思う」と言ってます。エンジンオイルの良し悪しは、体感性能よりエンジンの保護能力が重要ということなんでしょう。)

でもやはり化学合成油に期待したいのは真夏の熱ダレを防ぐ能力。というわけでここは継続使用してみたいと思います。

プライマリーオイルもパインバレーオリジナルを使用してましたが・・・

スポーツスターの場合、エンジンオイル以外にクラッチやトランスミッションギアを潤滑する「トランスオイル」が別に必要です。こちらもエンジンオイルと同様、パインバレーさんのオリジナルオイル「プラチナオイル ハーレー専用 プライマリーオイル」を使用していました。

こちらもエンジンオイル同様、使用して全く問題はありませんでした。

ただ、こちらは「100%化学合成のプライマリーオイル」ということで、ミッションタッチの改善に期待をしていた(大抵のプライマリーオイルは鉱物油がベース)のですが、正直、あまり違いを感じられるものではありませんでした。

これもエンジンオイル同様、体感性能より保護性能、ということなんだと思います。

パインバレーさんのブログによると、「プライマリーオイルは鉱物油でも問題ないが、化学合成100%としたことでプライマリーチェーンの伸びに約2倍以上の差が出ることもある」そうです。

まあ「100%化学合成」に期待しすぎた、ということかもしれません。(逆プラシーボ効果?)

エンジンオイルはパインバレーにしたことだし、プライマリーオイルも、と思ったのですが、ミッションは体感性能も重視したい。というわけでこっちは違うオイルを試してみることにしました。(オイル量が少ないから、多少高価なオイルでも懐に響かないしね。)

スポーツスターのプライマリーオイルって何?

というわけで、トランスミッションオイルについては他のブランドを探すことにしたのですが、スポーツスター用を謳うオイルってあまり多くはありません。

ミッションオイルやプライマリーオイルのなかには「スポーツスターでも使えます」というオイルもあれば、「使えません」というオイルもあります。

一体スポーツスターのプライマリーオイル(あるいはトランスミッションオイル)ってどういうオイルなのか?

たとえばハーレー純正オイルでいうと、鉱物油である品番:62600023はエンジンオイルとしてはもちろんスポーツスターに使えますが、プライマリーオイルとしては使えません

Harley-Davidson ハーレー ダビッドソン 純正 エンジン オイル グレード SAE 20W50 946ml (1本)

ところが同じハーレー純正でも、100%化学合成のSYN3は、エンジンオイルだけでなくスポーツスターのプライマリーオイルとしても使用可能です。

スクリーミンイーグル 100% 化学合成 H-D純正オイル・SYN 3 「シンスリー」

鉱物油はダメで、化学合成ならOKなのか???

でもハーレー純正のプライマリーオイル「FORMULA+(フォーミュラプラス)」

プライマリーオイルとしてもトランスミッションオイルとしても使用可能ですが、化学合成油ではなく鉱物油です。

ハーレーダビッドソン純正 フォーミュラ+オイル トランスミッション・プライマリーチェーンケース、ギアチェーンケースオイル用 1本

どうも化学合成油と鉱物油の違い、というわけではなさそうです。

***

じゃあ、粘度が違うのかも。

純正の「 FORMULA+(フォーミュラプラス)」の粘度は調べてみましたが情報なし。

ちなみに同じアメリカのブランドでハーレーユーザーに人気の「レブテック」のXLトランスオイル(スポーツスター用)は「80W-90」という粘度です。

「ああ、やっぱり相当固いオイルを使うんだ」と思ったのですが、トランスオイルとしても使える純正SYN-3は「20W-50」です。

なんでこんなに粘度に違いがあるんだろう???

ここは一度整理して考えてみる必要があります。

というわけで、いろいろ情報を調べてみました。

ハーレーに使われるオイルを分類する

まず、ハーレーに使われるオイルの分類を整理してみることにします。

ハーレーの場合、エンジンに使用するオイルは3種類あります。

①エンジンオイル

②プライマリーオイル

③ギアオイル(トランスミッションオイル)

へたくそな絵でスイマセン。

ハーレーはエンジンが3つのパートに分かれていて、

①エンジンオイルはピストンやシリンダー、バルブ周り、コンロッド、クランク周りまで

②プライマリーオイルはプライマリーチェーンと湿式クラッチ

③ギアオイルはトランスミッション(ギア)

をそれぞれ潤滑しています。

ただし、ハーレーのなかでもスポーツスターだけは、プライマリーとトランスミッションを一つのオイルで潤滑しているので、必要なオイルは2種類となります。

このスポーツスター用のオイルを「XLトランスオイル」とか「トランスルーブ」あるいは「プライマリーチェーンギアオイル」と言いますが、単に「プライマリーオイル」と言ったり「ギアオイル」と言ったり、「トランスミッションオイル」と言ってたりもするので、どうも混乱しがちです。

ちなみに、ハーレー以外の多くのバイクはこうした区分はなく、全て1つのエンジンオイルで潤滑しています。

また、ハーレーの中でも水冷式のVRODやSTREETシリーズは同様に1種類のエンジンオイルだけで全てを潤滑しています。

スポーツスターのトランスオイルに使えるオイルとは?

「スポーツスターのトランスオイル専用」として販売されているオイルは明らかなのでいいのですが、「プライマリーオイル」、あるいは「ギアオイル」として売られているオイルの中には、スポーツスターのトランスオイルとして使用可能なものと、使用不可なものがあります。

トランスオイルを選ぶにあたり、スポーツスターのトランスオイルに求められる性能とは?そしてトランスオイルとして最適なオイルとはどういうオイルなのか? をネットで調べてみたのですが、なかなかその答えは見つかりません。

それぞれのオイルの役割と(僕の考える)求められる性能、そして市販のハーレー用オイルの適合を並べてみました。

小さくてスイマセン。スマホの方は拡大して、PCでご覧の方は、右クリックして「新しいタブで画像を表示」してご覧ください。

先ずは求められる性能について。

最初にエンジンオイル。これはエンジン用のオイルとして必要な性能(潤滑・密封・防錆・冷却・洗浄)を全て備える必要がありますが、燃焼室周りに使われることから、特に耐熱性、油膜保持性能といったものが重要だと考えられます。

次にプライマリーオイル。これは湿式クラッチを潤滑するというのが大きなポイント。クラッチ板の焼き付きを防止しつつ、クラッチが滑らないように適度な摩擦も必要です。(一方で耐熱性はエンジンオイルほどは必要ないと思われます。)

最後にギアオイル。これは強い圧力で金属と金属がぶつかり合うギアを潤滑しているので、強い圧力を受けてもオイルの成分が壊れない極圧性能(耐せん断性能)が必要でしょう。

続いて、各社オイルの対応について。

ハーレー純正オイル

純正のエンジンオイル(MOTERCYCLE OIL SAE20W-50 鉱物油)はプライマリーオイル or ギアオイルとしては使えません。ハーレー(VRODやSTREETを除く)のエンジンオイルはクラッチやトランスギアとは分割されているので、よりエンジンオイルとして特化した仕様になっているからだと思われます。クラッチのすべりを考慮する必要な無いのでより低フリクション仕様になっているのでしょう。

ところがクラッチも含めエンジン全てを一つのオイルで潤滑しているXGモデルストリート750)の指定オイルはこの純正エンジンオイルらしいのです。ということはクラッチもOKということですよね? うーん。正直よくわかりません。

一方、以前の純正オイルはプライマリー用とギア用で別のオイルだったのですが、現行の「FORMULA+」はプライマリーオイルとしてもギアオイルとしても使えます。曰く「オイルの性能が上がった結果」なんだそうです。

さらに化学合成100%のハーレー純正オイル「SYN3」はエンジンオイルはもちろん、プライマリーオイル、ギアオイルとしても使用可能です。これはおそらく、エンジン、プライマリー、ギアのすべてを一種類のオイルで潤滑するVRODのエンジンに対応するための仕様なんじゃないかなあ、と思うのですが、どうなんでしょうか。

更に更に、ハーレー純正で化学合成100%のギアオイル「ヘビーシンセティックギアオイル」が発売になりました。これはプライマリーオイルとしてもトランスミッション(ギア)オイルとしても使え、もちろんスポーツスターのトランスオイルとしても使用可能です。

ただし、エンジンオイルとしては使用不可。「FOUMULA+」の化学合成100%オイル版、という感じなんでしょうね。

62600094 ハーレー純正 ヘビーシンセティック・ギアオイル 1クォート

パインバレーオリジナル 「プラチナオイル」

僕が今使っているパインバレーオリジナルの「プラチナオイル」は「エンジン用」「プライマリー用」「ギア用」と分かれていて、スポーツスターは「エンジン用」と「プライマリー用」を使うことになっています。

つまり、パインバレーの「プライマリーオイル」は、クラッチにもギアの潤滑にも使えるということ。

実際、パインバレーのブログには「プラチナ プライマリーオイル は誤ってエンジンオイルやギアオイルとして使っても問題ありません」と書かれています。

一方で「エンジン用」や「ギア用」はプライマリーには使用できません。きっとクラッチ板を滑らせてしまうからなんでしょうね。

Twin Power オイル

ハーレー用としてレブテックと並び人気のあるツインパワーのオイル。こちらも「エンジン用」「プライマリー用」「ギア用(トランスミッションオイル)」と分かれているのですが、このうちプライマリー用オイルは「スポーツスターにも使用可能」と書かれています。

ツインパワー プライマリーオイル

ツインパワーの「プライマリールブリカント」。BIG TWIN と書かれていますが、スポーツスターにも使えるそうです。

更にはプライマリーオイルとは別に「スポーツスタートランスミッションオイル」というスポーツスターのプライマリー&ギア専用のオイルも有ります。

ツインパワー XLトランスオイル

ツインパワーのプライマリーオイルはスポーツスターに使えるけど、よりスポーツスター専用に特化したオイルもあるよ、ということなんでしょうね。

レブテック オイル

社外品のハーレー用オイルとして特に有名なのがレブテックオイル。純正と同等以上の性能を持つと言われながら、純正よりはるかに安いコスパ抜群のオイルがレブテックです。

このレブテックも「エンジン用」「プライマリー用」「ギア用」に分かれているのですが、ツインパワーとは違って、プライマリー用は「スポーツスターには使えません」と書かれています。

REVTECH (レブテック) ハーレー用プライマリールーブ 946ml=1クオート CC35054 CC35054 [HTRC3]

さらには化学合成100%の「 SYNTHETIC MTPオイル」は、純正のSYN3同様、エンジンオイル、プライマリーオイル、ギアオイルのすべてを兼用できる高性能オイルです。

REVTECH OIL(レブテックオイル) ハーレー専用エンジンオイル MTP100%化学合成 20W50 946ml=1クオート CC635004 CC635004 [HTRC3]

結論:湿式クラッチに使えるか否か。

各社オイルを並べてみて気づくことは、「クラッチに使えるか使えないか」が、それぞれのオイルの適合範囲を決めているのでは、ということ。

プライマリーオイルには「フリクションは押さえつつ、クラッチ板は滑らせない」という、かなり矛盾した特性を保つことが求められています。

このプライマリーオイルに必要な性能を持ちつつ、ギア潤滑にも対応するのがスポーツスター用のミッションオイル「XLトランスオイル」と言えそうです。

さらには湿式クラッチに対応しつつ、エンジンオイルとしても使えるのが、「SYN3」や「レブテック SYNTHETIC MTPオイル」と言えます。というか、普通のバイク用オイルはみんな湿式クラッチに対応しているんですよね。

ということは、普通のバイク用オイルであれば、スポーツスターのトランスオイルとしても使用可能なのではないか、と思うのです。(残念ながら責任はとれませんが(笑)。)

むしろ、湿式クラッチに使えないハーレー用エンジンオイルの方が、バイク用オイルとしては特殊なんでしょうね。

「でも、スポーツスター用のトランスオイルってすごい粘度が高いから、やっぱり特殊なんじゃないの?」と思っていたのですが、これは僕の勘違い。オイルの粘度はSAE(=Society of Automotive Engineers, Inc. 米国自動車協会)が定めた規格で表示されますが、この粘度表記はエンジンオイルとギアオイルで全く違う規格なんだそうです。規格が違うので単純に換算は出来ませんが、たとえばTwinPowerのXLトランスオイルの粘度 「80W-90」は、エンジンオイルでいうと、だいたい「20W-50」位。つまりハーレー用のエンジンオイルの指定粘度とほぼ同じくらいになります。

あらためてスポーツスター用トランスオイルを選ぼう。

やや硬め(20W-50など)の「バイク用エンジンオイル」なら、スポーツスターのトランスオイルとしても使えそうですが、「使える」と「最適」は違います。

やっぱり安心なのは専用品。当然スポーツスターに最適たる何かがあるに違いありません。

エンジンを保護するためのものですから、冒険するよりスポーツスター用オイルとして実績のあるものから選びたいところ。

というわけで、スポーツスター専用品を含め、ショップなどでスポーツスターのプライマリーオイルとして使用とされているオイルをピックアップし、その中から我がスポーツスター用のトランスオイルを選びたいと思います。

スポーツスターのプライマリーオイルとして使用可能なオイルを選ぶ

というわけで、ネット情報などから、スポーツスター用のトランスオイルとして使用可能なものを選び出してみました。

TWIN POWER ギア&チェーンケースルブ

ツインパワー XLトランスオイル

アメリカではメジャーなハーレー用オイル、ツインパワーのスポーツスター用ギアオイルです。僕も今のパインバレーオリジナルオイルを入れる前はこれを使っていました。

ツインパワーにはプライマリーオイルもあって、こちらもスポーツスターに使えると書かれていますが、この「ギア&チェーンケースルブ」はスポーツスター用に特化したオイルで安心感があります。

かなりリーズナブルなオイルですが、いま思うと印象は悪くなかったと思います。ミッションタッチも特に不満に思うことはありませんでした。

スペクトロ プライマリー&XLギアオイル

こちらもハーレー向けの高品質オイルとして評価の高いスペクトロ。そのスペクトロのスポーツスター用オイルがこちら。

スペクトロ プライマリー&XLギヤオイル

更にスペクトロには、100%化学合成オイルのスポーツスター用オイルもあります。STL=「スポーツスター トランスミッション ルブ」です。スポーツスター用としては最上級品の一つでしょうね。

価格:4,015円
(2022/4/27 22:21時点)
感想(0件)

モチュールのスポーツスター用オイル

高性能オイルの代名詞ともいえるモチュール。

そのモチュールが、ハーレー用アフターパーツメーカーとして有名なRSDとのダブルネームで販売しているのがスポーツスター用オイル 「MOTUL RSD TWIN GEAR&CHAIN OIL」です。

こちらも100%化学合成油がベースです。

価格:2,728円
(2022/4/29 12:58時点)
感想(1件)

一方、スポーツスター専用ではありませんが、モチュールの中でスポーツスターのギア用として使われるのがこのオイルです。

↓↓↓

MOTUL(モチュール) TRANSOIL (トランスオイル) 10W30 2ストバイクトランスミッション用オイル(SAE80相当) [正規品] 1L 13306211

これは、ツーストロークエンジン用のギアオイルです。ツーストのエンジンオイルはガソリンに混ぜて燃焼室周りやクランクを潤滑しますが、クラッチとトランスミッションギアはギア用オイルを使います。つまり、クラッチとギアを潤滑するスポーツスター用ギアオイルにも使える、というわけです。

メジャーなメーカーなので比較的手に入れやすく、価格もリーズナブルです。

BEL-RAYのスポーツスター用オイル

アメリカの老舗オイルブランド、ベルレイ。ベルレイといえば、あのAMAスーパーバイクでフレディースペンサーが乗った、CB750Fのタンクに貼られていたこのステッカーを思い出す人も多いのではないでしょうか。

Bel-Ray Total Perfomance Lubricants Stickers ベルレイ ステッカー デカール シール 海外限定 100mm x 90mm 2枚セット [並行輸入品]

RACERS - レーサーズ - Vol.33 AHM CB750F (サンエイムック)

そんなベルレイは一時期ハーレーの純正オイルに指定されていたこともあり、今もハーレー用オイルとしても人気のブランドです。

そんなベルレイのスポーツスター用トランスミッションオイルがこちらです。

価格:2,600円
(2022/4/28 23:32時点)
感想(0件)

あのベルレイ。しかもスポーツスタ専用のトランスミッションオイルです。ちょっと高いですが、いかにも良さそうじゃないですか。(ちょっとミーハーかな?)

リーズナブルなだけじゃない レブテック

非常にリーズナブルながら、純正オイルに劣らぬ性能を持つことで日本でも人気のレブテック。そんなレブテックにももちろん、スポーツスター専用オイルがあります。

レブテック XLトランスオイル

さらにはHD純正オイルのSYN3同様、REVTECHの化学合成100%エンジンオイル(通称ゴールドボトル)もスポーツスター用ギアオイルとして使用可能です。

REVTECH OIL(レブテックオイル) ハーレー専用エンジンオイル MTP100%化学合成 20W50 946ml=1クオート CC635004 CC635004 [HTRC3]

そのほかにも・・・

その他にも、スポーツスターのトランスオイルとしては「ドラッグスペシャリティー」「S&S」などにもあります。

さらにドイツの高性能オイル「リキモリ」や高性能と非常に評判の高い「アッシュ」にもハーレー用のオイルがあり、評判が高かったりするのですが、スポーツスターのトランスオイルとして使えるのかどうか、どれがスポーツスターに適合するのか、という確実な情報が得られませんでした。

アッシュなんかは非常に評判が良いオイルなので、ぜひ一度使ってみたいところではあります。

今回はBEL-RAYを選んでみました!

さて、ではパインバレーの「プラチナオイル」に代わるプライマリーオイルに何を選ぶか。

エンジンオイルの口コミはネットを見れば沢山あるのですが、プライマリーオイルの評判となると、なかなか情報が見つかりません。むしろ、何か入れとけばいいんじゃないの?という感じ。エンジンオイルのほど重要視されていないようです。

まあ、エンジンオイルに比べれば熱的にも厳しいわけでもなく、使用条件としては緩やかなのかもしれませんが、体感的な違いはエンジンオイル以上に感じられるんじゃないでしょうか。

評判の良いアッシュなんかを試しても見たかったのですが、今回は(今回も?)無難に「スポーツスター専用オイル」の中から選んでみたいと思います。

スペクトロ、モチュール、ベルレイで悩んだのですが、今回はベルレイを選んでみました。

理由はこの中ではリーズナブルなこと。

唯一化学合成でない(多分。SYNCHETICと書かれてないし。)のですが、プライマリーオイルには鉱物油や部分合成でも十分じゃないのかな、と思うのです。エンジンオイルほど油温が上がりませんからね。

それと、とにかくカッコイイから。(笑)

なんといってもアメリカのオイルですから、ハーレーには似合います。

もちろん入れたオイルは見えませんから、ルックスには関係ないのですが、もし使ってみて具合が良ければ、我がスポーツスターに「BEL-RAY」のステッカーを貼りたいと思います。(笑)

果たして、今回選んだベルレイのスポーツスター用プラチナオイルの性能は如何に?

・・・というわけでこの項、続きます。

スポーツスターのトランスオイルとはどんなオイル?(その2)

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コメント

  1. 48の人 より:

    ご無沙汰しております。
    いつも陰ながら楽しく拝読いたしてます。

    オイル選択って難しいですよね、私も迷いに迷って色々と試しました。
    純正、スペクトロ、レブテックのエンジンオイルを試し、A.S.Hの20W-60へと行き着きました。
    A.S.Hのオイルは他のオイルに比べて、華氏200°Fくらいで温度が落ち着いてくれて、それ以上上がりにくい感じがします。
    20W-60で硬めかなと思っていましたが、結構滑らかな動きをします。
    K&Pのオイルフィルターを使っているので、それも一因かもしれません。

    トランスオイルはスペクトロのSTLを使用してますが、ギアの入り方がスムーズになったかな?って位で、劇的な変化は感じられませんでした。
    体感し辛いですが、バイクには良いオイルなんだと自分を信じ込ませてます。

    BEL-RAYのレビュー、楽しみにしてます。

    長文失礼しました。

    • kento-yoshida より:

      48の人さんこんばんは。コメントありがとうございます。
      A.S.Hのオイル使ってられるんですね。やっぱりいいですか? バイク仲間(ハーレーじゃないですが)の内でもA.S.Hは評判がいいようです。
      華氏200度って何℃なんだ? 調べたら約93℃なんですね。一番いいところですよね。そうかー。今度入れてみようかな。
      K&Pのオイルフィルターというのも調べました。ステンレスメッシュのフィルターなんですね。半永久的に使用可ってすごいですが、お値段もすごいですね!元を取るのに何年かかるんだろう。(笑)
      トランスオイルはスペクトロのSTLですか。多少スムーズ、という感じですか。なるほど。大変参考になります。
      オイルってとっても重要なパーツですが、いろいろ使ってみてあーでもない、こーでもないって言うのも楽しみの一つだと思っています。(あまり安すぎるオイルは怖いですが。)
      また是非情報交換させてください。よろしくお願いいたします。

  2. kento-yoshida より:

    通りすがりさん
    消しておきました(笑)
    これに懲りず、また遊びに来てください。