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KTM 890DUKE が納車されました!

バイク系ユーチューバーが「納車しました~!」と叫ぶのを聞く度に、なんとなく見る気がしなくなるのは僕だけでしょうか・・・。(納車するのはバイク屋さんだと思うのですが。)

待ちに待った納車連絡が来ました!!

先日、ついに待ちに待った納車の連絡がありました。やったー!

天気予報をみると土日の天気が怪しかったので(というのは表向きの理由で、本当は単に待ちきれず。笑)溜まった有休を消化すべく金曜日に休みを取ってディーラーへ。

天気は快晴。絶好の納車日和です。最寄駅からディーラーまで、ワクワクドキドキしながら歩きます。バイクジャケットを着込んで歩くと汗ばむほどの陽気です。

ほどなくディーラーへ到着。なぜか緊張気味に入り口から入ると、すぐ脇に「Sold」と書かれた真っ黒いバイクが。

おー!これが新しい我が愛車か!!

初めて見るブラックの890デュークをマジマジと眺めます。

「オールブラックのKTMなんて滅多にないので、いろんなお客様に『これは何?新型?』って聞かれましたよ。」と店長さんに言われました。

KTMのコーポレートカラーと言えばオレンジ。

店内には右も左もオレンジ色をしたバイクが並んでいます。これがまたカッコイイ。そんなKTMを選びながら、敢えて真っ黒のバイクを選ぶというのは、かなり”変わり者”と思われるようです。

とっても大切な事前準備を忘れて焦る

すぐにも跨りたい気持ちを抑え、引き渡しの手続きを行うために椅子に座ります。

・・・とここで、重大な忘れ物に気が付きました!

あ、任意保険の車種変更がまだ済んでない!

***

ディーラーさんからは事前に車検証の写真を送ってもらっていたので、すぐに保険会社へは電話をしたのですが、

「納車日はいつですか?」

と聞かれ、その時はまだ決まってなかったので

「まだわかりませんけれど、もう前のバイクは無いので、切り替えてもらっていいですよ」

と答えたのですが、乗り始めるタイミングで切り替えないといけないので、今は切り替え出来ないとのこと。

なんとなく腑に落ちない気がしましたが仕方なし。

その時は車検証記載の情報をあらかじめ登録だけしてもらい、納車日が決まったらあらためて連絡する、ということになりました。

***

ところが、納車の連絡をもらってすっかり舞い上がり、保険会社に連絡するのを忘れていたのでした。やってしまった・・・。

でもまあ、乗り始める前に気づいてよかったです。危ない危ない。

店長さんにちょっと待ってもらい、その場で保険会社に電話しました。

バイクの説明を受ける

無事保険の切り替えも終わり、あらためて納車手続きをします。

車両引き渡しのサインと保証書へのサインをし、手続き完了です。(他にもあった気もするけど忘れました。というか、上の空。笑)

いよいよバイクの前へ。店長さんから操作説明を受けます。

イグニッションキーを刺し込み、スイッチON!

「READY TO RACE >>」

KTMのキャッチフレーズが液晶ディスプレイに現れます。

カッコイイ!!

(まあ、僕の場合、レースは一生「READY」のままで「GO」することはないでしょうけれど。)

そのあと、メーターパネルの操作説明を受けるも、設定が多すぎてとてもじゃないが覚えきれず。まあ、後で取説見ながら覚えよう、と途中からは上の空でした。(店長スイマセン。)

***

ちなみにKTMの取説は紙ではなくPDFファイル。ホームページからダウンロードすることが出来ます。しかもオーナーでなくてもだれでもダウンロード可能だそう。

https://www.ktm.com/ja-jp/service/manuals.html

もし購入を検討している方がいれば見てみるのもいいかもしれません。

ごっついマニュアルなどが入った「取説BOX」がついてきたハーレーとは真逆な感じですね。

さらに、メンテナンスなど自分でやる方には必須な「サービスマニュアル」(KTMは「リペアマニュアル」と言うそうです)もホームページからダウンロードできますが、こちらは有料。でもわずか5,000円ほどだそうです。最近は日本車なんかでも1万~数万円はするはずなので格安です。

また、印刷された紙のマニュアルも購入出来るらしく、注文すると2~3週間で届くそう。(ちなみにPDFも印刷されたものもどちらも英語です。)

ただ、店長曰く、KTMの場合は「オーナーズマニュアル」がかなり詳しく、エンジンを開けたりしない限りは、ディーラーメカニックでもほとんどサービスマニュアルを見ることはないらしいです。

いよいよ跨ります!

納車の写真を撮って頂けるとのことでいよいよ跨ります。

購入前に一度跨っていますが、今回はノーマルではなく、純正の「ロワリングキット」(ローダウンキット)が組み込まれています。

KTM パワーパーツ(純正オプション)のロワリングキット。ノーマル比-25mm。車両開発と同時に開発されていて、ハンドリングへの悪影響はわずか・・・らしいです。ショートサイドスタンドも付いて38,937 円。(取り付け工賃は別途。)

おー。足が着く(笑)。両足を伸ばすと親指の拇指球位まで着きます。ノーマルはつま先ツンツンでした。この差は大きく、安心感がまるで違います。

何しろ車体がめちゃくちゃ軽いですから、この程度でも十分扱いやすいです。

ノーマル

ロワリングキット装着後。写真じゃわかんねーか。(笑)

ちなみに、慣らし運転は国産車同様、最高回転数の約半分以下(およそ6000回転)で1000kmまで、と指定されています。

この890 DUKEのメーターパネルにはシフトアップタイミングを教える「シフトランプ」機能があるのですが、そのシフトランプの光るタイミングは、慣らし中の走行1000kmまでは上限である6000回転で光るようになっていて、1000kmの慣らしが終了するまでは変更できなくなっています。

説明も終わり、いよいよエンジン始動です。

キュルキュルキュル・・ドリュー---ン。

このバイクはセルボタンを押し続けなくても、エンジンが始動するまで自動で回り続ける機構があるそうです。が、もちろんそんな機能を感じる間もなく一発始動です。

やや大きく、勇ましく、でも角の取れた感じの排気音が響きます。

うーん、ワクワクしてきました。

READY TO RIDE!

一通り納車説明も終わり、バイクを店の外に。

店長にお礼を言って、いよいよスタートです。

ライディングモードは「ストリート」で走り始めます。

アクセルを開けてクラッチミート。

ハーレーの癖で1200~1300回転ぐらいでクラッチをつなごうとすると、さすがに回転が落ちます。

で、2000〜3000回転位回して繋ごうとすると、高まるエンジン音にビビって半クラが長くなってしまったり。

まあそのうち慣れるでしょう。

発進してアクセルを開けます。なんとなく回転の上昇に対して車速が伸びないような気がします。エンジン音が勇ましいので、その割にスピードが出てないように感じるのかもしれません。試乗の時はもっとビュンと走るようなイメージだったのですが。「DUKE R」と「DUKE」の違いによるものか、まだ慣らし中だからか。

ハーレーの場合、エンジンの回転数によって表情が変わるので、心地よいところを探しながら走るのですが、この890 Dukeはそういったエンジン回転数による変化がなく、いったい何速で走っていいやらわかりません。

慣らしの最初は出来るだけエンジンに負荷を掛けない方がいいかなと思い、定速で走りやすい高速道路に乗ってみることにしました。

合流で右ウインカーを出す時に一瞬緊張します。ハーレーに比べアクセルのレスポンスが速いので、ウインカースイッチに親指を伸ばすためにアクセルグリップを持ち替えるとギクシャクするからです。

・・・あ、これ、右ウインカーもスイッチは左手だった。(笑) ※ハーレーは右ウインカースイッチは右手にあります。

やっぱり慣らしが必要なのは乗り手の方のようです。

アクセルを開けていきますが、ドンっとパワーが出る感じでもなく、スムーズに伸びていきます。慣らしのリミットは6000回転ですが、3000回転も回せば十分制限速度に達します。

まだ足回りも固い感じで、道路の継ぎ目をけっこう拾います。しかもシートが固く、車重が軽いので、ダイレクトに体に伝わる感じがします。とはいえ、まあハーレーのそれとは比べ物になりませんが。

高速に乗って早々にパーキングエリアで休憩します。一旦クールダウンです。(バイクじゃなくて僕の気持ちのほうですが。)

バイク置き場にバイクを停めると、僕よりちょっと年上のおじさんライダー二人組が近寄ってきて

「あ、これ、KTMなんだ」

と言いました。

ほとんどオレンジ色の無い、黒一色のバイクは、その小さな「KTM」というロゴを見つけないと、なかなか車種が分からないようです。

「どうなの?KTMって」

どうと言われましても。まだ乗り始めて30分です。

「へぇ~。じゃあこの辺にもディーラーがあるんだねぇ。」

まあ確かに。KTMはディーラーすら珍しいですからね。

僕はこれまでマイナー車に乗ることが多く、過去乗った人気車といえばカタナとXJR1200ぐらいです。(スポーツスターは大人気車ですが、ロードスターは少数派ですよね。)

でも今度のKTMはいままでないレベルでの「マイナー車」かもしれません。バイクに詳しい人じゃないと「KTM」というメーカー名すら知りませんから。

まあそれはそれでマニアックな(?)感じがして楽しいものですよね。

晴れてリターンライダー(?)になりました!

というわけで、無事納車いただき、晴れてリターンライダー(?)になりました。

どれくらい間が空くと「リターンライダー」なのかはわかりませんが、結局3か月ほどのブランクという事になりました。

今となってはたったの3か月なのですが、いやー長かったなあ、と思います。やっぱり愛車がある、と思えるだけで日々の生活も違って感じます。

もう季節はすっかり冬になってしまいましたが、寒さにめげず、出来るだけ乗っていきたいと思います。安全運転で!

励ましのメッセージをいただいた多くのライダーの皆様に、あらためてお礼を申し上げます。ありがとうございました。そして、これからもよろしくお願いいたします。

KTM 890DUKE

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コメント

  1. まつだ より:

    KTM納車おめでとうございます。
    一年ぶりにコメントさせていただきますが、廃車を乗り越えて無事復帰されて本当によかったです。新たなバイクとの思い出、そしていつも参考になるノウハウをたくさん紡いでくださいませ。
    自分もハーレー以外のバイクに浮気しつつ気をつけてバイクライフを楽しんで行こうと思いました。

    • kento-yoshida より:

      まつださん
      コメント有り難うございます。
      ハイ。ようやくバイク乗りに復帰出来ました。(^_^)v
      ハーレーとの違いに戸惑っていますが、新鮮で、思いきって違う世界にチャレンジしてよかったと思います。
      今後もまたまた面白がって頂けるような記事を書ければと思います。よろしくお付き合い下さい。

      ところでどんなバイクに浮気されてるんでしょうね。

  2. 中西 亨 より:

    リターン、おめでとうございます。
    速攻でしたね。驚きました。

    ロードスターより速そうな車輛です。気を付けてくださいね。

    良いお年を!

    • kento-yoshida より:

      中西さん
      コメント有り難うございます。
      そうですね。4ヶ月弱くらいですかね。バイクが無かったのは。思い返せば速攻でしたが、随分長く感じました。普段毎週乗ってますし、一番いい季節に乗れませんでしたから。
      DUKEは確かに速いんですが、意外とゆっくり走っても楽しいバイクでした。安全運転で今度こそ長く乗りたいと思います。
      これからもよろしくお付き合いお願いします。
      良いお年を!

  3. 愛知屋米店 より:

    納車&リターンおめでとうございます。
    ワタクシも同じディーラーさんで’22.12.19に二度目の890DUKE R納車でした。2か月ぶりのリターンでしたし、年式もほぼ同じ(’66型)、苗字も同じっぽいとかシンクロ率高めなのでコメントしてみました。行動範囲も被ってそうですので、すれ違ってるかもしれません。

    • kento-yoshida より:

      愛知屋米店さん
      こんばんは。はじめまして。コメントありがとうございます。愛知県の人かと思いきや神奈川の方なんですね。(笑)
      初のKTMユーザーさんからのコメント、うれしいです。
      リンク先も拝見しました。2代目なんですね。DUKE R。いろいろやられてますね。
      KTMのことはまだまだよく知らないので、いろいろ教えてください。どうぞよろしくお願いします。

  4. 愛知屋米店 より:

    返信ありがとうございます。
    ひと様に教えるほどの知識も技術もございませんが、失敗経験だけは豊富ですので反面教師的に生暖かく見ていただければ幸甚です。
    今後ともよろしくお願いします。

    • kento-yoshida より:

      愛知屋米店さん
      失敗経験なら僕も負けません。(笑) こちらこそよろしくお願いします。