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バイクのサビ取りに「ネジザウルスリキッド」購入

再び錆てきたエンジン回りのボルト

熱のせいか、どうしても錆びてくる我がスポーツスター(XL1200CX ロードスター)のエンジン周りのボルト。

以前は「花咲かG」シリーズの「ラストリムーバー」を使って錆を落としました。

その時の記事はこちら↓↓↓

花咲かG ラストリムーバー 00011771 [HTRC5.1]

花咲かGサビ取り剤

この「ラストリムーバー」。一度の塗布ではなかなか落ちず、何度か塗って拭き取ってを繰り返す必要がありましたが、最終的には満足のいく結果を得られました。

即効性はないものの、きれいにサビを落とせますし、塗装などを傷めにくい。しかも、処理後に防錆効果があるので、サビの再発を抑えてくれるといった点が優れています。

さすがはバイクのレストア用に開発されたロングセラー商品、といったところ。(ちょっとお高いですが。)

で、今回もこれでサビ落としと思ったのですが、家中探しても「ラストリムーバー」が見当たりません。いったいどこへしまったやら。

仕方ないので、また買おうかと思ったのですが、なんかどうしてももったいない気がします。(ちょっとお高いですし。)

そういえば、前にホームセンターへ行った時、ちょっと気になる商品があったのを思い出しました。

「ネジザウルス」でおなじみ「株式会社 エンジニア」が発売している「ネジザウルスリキッド」です。

ネジザウルスリキッド

「ネジザウルス」といえば、錆びたネジや溝をなめてしまったネジもガッチリつかんで回すことが出来る「ネジザウルス」というペンチが有名です。

エンジニア ネジザウルスGT φ3~9.5mm用 PZ-58

いずれ買って試してみたいと思っていますが、幸か不幸か、まだこれが必要な事態には会っていません。

そんなネジザウルスを発売するメーカーからサビ落とし液が発売されました。それが「ネジザウルスリキッド」です。

エンジニア ネジザウルスリキッド 錆取り液 100g 中性で安心安全 ZC-28

即効性のあるサビ取り剤で、かつ、優れた浸透性があることから、ネジと母材とのわずかな隙間から浸透し、ネジ穴の中のサビも溶かすことで、錆びたネジを外しやすくするそうです。

もちろん、さび付いたネジを外す用途だけでなく、一般的なサビ落としとしても使えます。

錆びている対象物に合わせて、ミスト状になる商品や泡になる商品など、いくつかの製品があります。

エンジニア ネジザウルスリキッド 錆取り剤 ミストタイプ 100g 中性で安心安全 ZC-28M

エンジニア ネジザウルスリキッド 錆取り剤 泡タイプ 250g 中性で安心安全 ZC-29

ホームセンターの陳列棚には液晶モニターが置いてあって、その効果を繰り返しPRされているのですが、それを見ているとみるみる錆が落ちるようです。

ハーレーのサビ落としに挑戦!

これは一度試してみたい! ということで、近所のホームセンターへ行って買ってきました。

ネジザウルスリキッド

なんかちょっとボトルのデザインが違うのですが、多分こちらは旧パッケージなんでしょうね。

早速使ってみます。

こちらがエンジン回りのサビたボルト。

この「ネジザウルスリキッド」は中性で、人にも塗装にも非常にやさしい薬品らしいのですが、サビ以外の場所に付着すると、まれにシミや変色の可能性もある、と書かれています。

そこで念のために簡単な養生をします。

錆びたボルトの頭を養生テープで囲います。

溶液がエンジン本体にかからないよう、ゴミ袋でエンジンを覆いました。

出来るだけボルト以外にかからないようにするため、筆で塗ることに。

リキッドを容器(ペットボトルの蓋)に入れ、筆でボルトの頭に塗りました。

ネジザウルスリキッド

塗るとすぐに反応し、リキッドが紫色に変色します。

この「ネジザウルスリキッド」は非水溶性のサビを水溶性の「チオグリコール酸鉄」に化学変化させることで、水で洗い流せるようにするそうです。

錆びたボルトの頭に筆でネジザウルスリキッドを塗ると、見る見るうちに液が紫色に変色します。

塗った状態でどのくらい待てばいいのかわからなかったのですが、とりあえず1分間ほど様子をみて、その後布でぬぐい取りました。

花咲かGのラストリムーバーは徐々に反応が進む感じでしたが、この「ネジザウルスリキッド」は即効性があるようで、一回目の塗布でもかなりサビが落ちていました。

二度三度と繰り返し、さらに真ちゅう製のブラシでこすってみます。

塗布開始からほんの十分ほどですが、結構サビが落ちたように思えます。

ボルトに水を掛け、布で拭き取りました。

で仕上がりはこんな感じになりました。

Before

After

After

After

After

エンジンの前のボルトはこんな感じ

Before

After

Before

After

完全ではないですが、まずまずきれいになったのではないでしょうか。

なにより、圧倒的にスピーディーです。(ただし養生は面倒ですが。)

このままではサビるので、ひとまずCRC-556を吹いておきました。ただ556は熱ですぐ飛んでしまうと思うので、別に防錆の方法を考えておく必要があります。

エンジン高温を考えると耐熱ワックスなんかがいいんでしょうかね。

タナックス(TANAX) PITGEAR 耐熱ワックスL 300ml PG-246 メンテナンス

実は「ネジザウルスリキッド」シリーズには防錆材もあります。

エンジニア ネジザウルスアフターリキッド 防錆・浸透・潤滑剤 塩水噴霧試験72時間A級 水置換性 300g ZC-20

熱のかかるエンジンのボルトにつかってどのくらい保つんだろう?という疑問はありますが、CRCー556よりは持ってくれるような気がします。

こちらもいずれ買って使ってみたいと思っています。

ネジザウルスリキッドはオススメ!?

というわけで、なかなか効果があった「ネジザウルスリキッド」。ただ、水洗いが必要だったり、防錆処理が必要だったり、養生が必要(これは要らない?)など、日ごろ使うにはちょっと気を使うところもあります。

もっとも、メーカーの紹介ビデオをみると、中性で安全性が高く、包丁など食器関係にも使えるようなので、もっと気軽に使ってもいいのかもしれません。

一方で、ボルトを外してサビを落とすなら最適だと思います。

効果は高く、また即効性があるので、頑固なサビにお悩みに方は、一度試してみることをお勧めします。

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