長年愛用のKTCは耐久性抜群・・・なのですが。
僕が使っているラチェットハンドルは、KTC製の3/9”SQ。
もっともベーシックなタイプで、いつ買ったのかも覚えていないが、少なくとも20年以上前だと思います。僕の使用頻度程度では耐久性に問題がでるはずもなく、いまでも新品同様です。
特に問題はないのですが、今の製品に比べるとヘッドが大きく、送り角が大きい(36ギア、10°)。そして歯の送りがやや重く、小さなボルトの締め始めなどは、ボルトを手で押さえておかないと、ハンドルを戻した時に、一緒にボルトもついて回ってしまったりします。(まあ、このあたりは経年劣化というか、メンテ不足が原因なのかもしれません。)
なので、「もうちょっといいラチェットハンドルがほしいなあ~」とは前々から思っていたのですが、そう安いものでもないし、しょっちゅう使うわけでもないからもったいないし、と思って購入は見送っていました。
そんなある日。何気なくネットを見ていた時に見つけたのがこの商品。デイトナのスイベルラチェットです。
デイトナ スイベルラチェットをゲット!
ハンドルをT字にして使えるスイベルラチェット
このラチェットレンチ、最大の特徴はヘッドが180°回転する「スイベルラチェット」であるだけでなく、グリップも90°曲げて使う事で、T字ハンドルのような使い方が出来る、という点です。
通常のラチェットハンドルの形にすれば、比較的大きなトルクも掛ける事が出来ます。
通常のラチェットハンドルとしてボルトを緩め、緩んだら柄を伸ばしてドライバーのように早回しすると、非常にスピーディーディーに作業が出来ます。
ラチェットとしては非常に安価な商品ですが、ギアの送りも軽く、使用感は上々です。使い勝手も良く、コストパフォーマンスは非常に高いと思います。
あとは耐久性・・・ですけれど、まあ、僕の使用頻度ならあまり心配ないような気がします。
とってもコンパクトですし、いろいろな使い方が出来そうなので、「これを中心にオリジナルの車載工具を揃えれば便利かも」と思って買ってみたのですが、買ってみると普段使いの工具としても結構便利に使えそうです。
ストレート製のスイベルラチェットも
「良さそうだけれど、オレンジの柄がなんか派手で安っぽいなあ~」という方には、こちらがお勧めできそうです。
プッシュリリース式では無いようですが、デイトナよりさらに軽量コンパクトのようです。
さらに、こちらは1/4”SQのコンパクトタイプ。1/4インチソケットと組み合わせれば、非常にコンパクトな車載工具セットが組めるかもしれません。
DAYTONA製でビットが使えるタイプの工具も・・・
同じデイトナでこういう商品もあります。
先端が3/8インチソケットになっているので、ソケットを差し込めばBOXレンチとして使えるのですが、さらにその先端が1/4インチのビットソケットになっているので、市販のビットを刺せば、ドライバーやヘックス(六角レンチ)としても使えます。
先述のスイベルラチェットと違ってラチェット機能はありませんが、より軸の部分が長いので、ドライバーとしての使い勝手はこちらの方が上でしょう。もちろんTレンチとしても使えるので、上から力を加えやすく、舐めにくいと思います。
値段も手ごろですし、車載工具として持ち歩くには最適じゃないでしょうか。
これも買ってみようかなあ~。
工具ってこうやって嵌っていくんですね。(笑)