警視庁白バイ隊によるワンポイントレッスン
午後は屋外イベントステージへ。
警視庁 女性白バイ隊「クイーンスターズ」によるドリル走行のデモンストレーションがあったのですが、会場に到着した時には既に終わっていました。残念。
デモンストレーションの後には、警視庁白バイ隊による運転ワンポイントレッスンがありました。
なんというか、素人目に見ても安定していて滑らかなライディングです。
一見、ゆっくり丁寧な運転のように見えますが、この屋外イベント会場は屋上に設けられたステージ。普通の道路のようなアスファルト路面と違い、防水の為か、非常に滑りやすい塗装がされています。走りながらマイクで解説している男性白バイ隊員曰く「このスピードでも前輪後輪共、既に滑り始めています」と言ってました。そこをコントロールして走る。さすがですね。
必見!トライアルデモンストレーション
白バイ隊のワンポイントレッスンに続いて行われたのが、トライアル国際A級ライダーによるデモンストレーション。
毎年欠かさず見ている、東京モーターサイクルショーで最も注目すべきイベント(僕はそう思っています。)です。
以前、駐車場で行われていたときに比べると、いろいろ場所の制約があるのか、ちょっとパワーダウンした感じのトライアルデモですが、いろいろと試行錯誤しながら新しい形を模索しているようで、年々工夫を重ね、その迫力を取り戻しつつある気がします。
まずはウイリー!!!
シートの上に立ち上がってのウイリー。つまりリアブレーキを使っていない、ということ。
フロントは浮いているわけだからもちろんノーブレーキ。
アクセルワークだけでバランスをとっているんですね。スゴイ!!
とにかく、観客との距離が近い! 柵越しに手を伸ばせば触れられるような距離で走ってくれます。大迫力!(最前列に座ると、まさにこんな感じで見られます。)
ジャックナイフもこの距離感!見上げると選手の顔が見えます。
みんな口をあんぐり。みんな笑顔!(目線隠しちゃってますけどわかるでしょ!?)
スロープも使わず、平均台にひょい。
するとなんと、黒崎選手が逆サイドから・・・
ひょい!
狭い平均台の上でバランスをとってからの・・・・
ジャンプ!!
お見事!です。
続いて、地面に置いた風船を狙い澄ましてタイヤで割ります。
まずは、西村選手がウイリーで挑戦!
それ!
あれ!?
やっちゃった・・・
国際A級といえども、そう簡単ではないようです。
再度挑戦!!
パン!!
お見事!!
西村選手この笑顔がとってもチャーミングですね。
つづいて黒山選手が挑戦!小川選手が自らの股の間に風船をセットします。
ジャックナイフからのターンで・・・
あらよっと!
どすん。
あれれ!?
おしい!不発です。(笑)
再び挑戦!
どすん!!
あれれれ?
だめじゃん!(笑)
なんと、2つある風船の間にタイヤが落ちました。
攻守交代!今度は小川選手が挑戦。
えいっ!!
ひきつる黒山選手(笑)
どすん!!
あれれー!やっぱり不発(笑)
やっぱり難しいんですね。
今度こそ!
ていっ!
ぱーん!
お見事!!
さて、いよいよ大技です。並んで座った小川選手と黒山選手を西村選手が飛び越えます。
「無理だってー!」と言いながら挑戦する西村選手。
なんでも前日のチャレンジでは、黒山選手の足を踏んだとか踏まないとか・・・
(こわいよこわいよ・・・)
ひー!!
超えた!!!
助かったー!!!
今年はこれで終わりません。昨年は無かった斜面のセクションが登場!
前輪を乗せて一呼吸。
周りを見渡してからの・・・
一旦下がって・・・
ほいっ!
ストン。
頂上でピース!余裕です。
あらよっと。
カメラ目線 ①
カメラ目線 ②
という事で、ほんと神業の連続。ここまで自由自在にバイクを扱えたらさぞかし楽しいだろうなあ、と思います。
イエー!
大人から小さな子供まで、みんな感動のひと時でした。
まだ見たことの無い方は、ぜひ次回の東京モーターサイクルショーでご覧ください。
感動のトライアルデモンストレーションを見終え、再び館内展示に戻ります。