ぎっくり腰で乗れないので愛車のメンテを
年末のこと。朝、ラジオ体操(テレビ体操)をしていたら腰にピリッとした痛みが走りました。軽いぎっくり腰。
僕は慢性的な腰痛持ちで、過去3度ほど本格的なぎっくり腰をやってますが、その時にくらべれば今回のはかなり軽いほう。日常生活に支障をきたすほどではなく、まあ1週間ぐらいで治るかな、という感じでした。
ただし、バイクには乗れません。
乗って乗れないことはないと思うのですが、出先で動けなくなったりしたら大事です。
ここにきて急に寒くなってきたことですし、しばらく乗るのは自重することにしました。
年末年始の休みにバイクに乗れないのは残念ですが、その間はメンテナンスでもすることにしましょう。
というわけで、さっさとバッテリーを外しました。
ハンドルグリップを交換する
前々からやろうと思っていたのがハンドルグリップの交換です。
僕のスポーツスター(XL1200CX ロードスター)のハンドルグリップはノーマルのままで、特に不満もないのですが、整備の際に溶剤でも付けてしまったのか、あるいは経年劣化による加水分解なのか、グリップラバーの一部が削れたように凹み、ネチネチとグローブにくっつくようになりました。
しかもなぜか右側だけ。
「左右同じ純正のグリップなのに、なんで右だけ劣化するんだろう?」と思っていたのですが、よく考えると、左側だけはハンドルを交換した際に、新品に交換していたのを思い出しました。
その時の記事がこちら↓↓↓
というわけで、新しいグリップと交換しようと思います。
ハーレーのグリップを選ぶ
再度ノーマルグリップを購入しても良かったのですが、折角ですから、なにか違うグリップに換えてみたいところ。
どんなのがいいかな~と思ってネットで探すのですが、なかなか”これ!”というものがありません。
以前、ロードスターのオーナーズミーティングに参加したとき、いろんな方のカスタムを見せていただきましたが、グリップに関しては金属製のグリップを付けている人が沢山いました。
確かにカッコいいんですが、「金属製のグリップって、振動が手にきて痺れないですか?」と聞いたら、「そこは我慢」と言われました。
皆さんホント男前です。
ただ、ビジュアルより走っての楽しさが優先の僕としては、ゴム製のグリップは譲れません。
でも、インチサイズのゴム製グリップって、あんまりカッコいいヤツが無いんだよね~。
こんな感じ?
金属製で握る部分だけラバーというグリップは結構あるんですけどね。
手の小さい僕でも握りやすい、細身で振動の伝わりにくいラバーグリップとなると、やっぱり純正になるのかなあ、と思っていたのですが、良いのを見つけました。
スポーツスターカスタムで有名な Trump cycle の 「T-Grip」です。
価格:4,510円 |
グリップラバーだけでも購入できますが、今回僕が買ったのは、アルミビレットスリーブ付きのキットです。
インチサイズのハンドルバー用にも関わらず非常にスリム。オールラバーで細かいダイヤモンドカットが施されていて滑りにくそうです。
シンプルなグリップですが、さりげなく入る「Trump」のロゴがカッコイイです。
そして、アルミビレッドの輝くスリーブは、ノーマルの樹脂製と違い・・・なにがいいんだろう? わからないけど、なんとなくセットで買ってみました。(笑)
(樹脂製より長持ちしそうだから、次からはグリップラバーだけ購入すれば結局安上がり・・・かな。)
グリップ交換をするついでに、ワイヤーメンテをしようとしたら
では、さっそくグリップ交換を・・・と思ったのですが、スロットルスリーブまで交換することになったので、アクセル側のスイッチボックスをばらし、アクセルワイヤーを外す必要があります。
せっかくワイヤーを外すなら、この機会にワイヤーメンテ=給油もしたいところ。
よく考えたらいままで一度もワイヤーに給油したことがありません。
(自分ではやってませんが、以前はディーラーに定期点検をしてもらっていたので、その時にメンテされてました。)
クラッチケーブルは以前、レバーを交換した際に注油しようとしたのですが、ハーレーのクラッチケーブルは国産車のような形(ケーブルの端にタイコが付いたタイプ)ではなく、輪っかになった独自の形状だったので、手持ちのワイヤーインジェクターが使えず、注油できませんでした。
仕方がないので、昔ながらの”漏斗式”でケーブルにオイルを注入するつもりでした。
アクセルワイヤーが外れない
漏斗式でワイヤーに注油するためには、まずはワイヤーを外す必要があります。
さっそくアクセル側のスイッチボックスを外し、スロットルからアクセルワイヤーを外しました。
で、ワイヤーがスイッチボックスに繋がる部分のネジを緩めてワイヤーを抜き取ります・・・・ねじをゆるめて・・・ん?
普通、国産バイクの場合、この部分はナット止めになっていると思うのですが、よく見るとハーレーの場合はナットになっていません。
ん?これ、どうやって外すの???
ハーレーのメンテナンス本を見ても、サービスマニュアルを見ても、ただ「外せ」としか書かれていません。
ネットで情報を調べても、ココの外し方の情報は見つかりません。
探しまくってやっと見つけたネットの記事(しかもキャブレター時代のスポーツスターの記事です。)には「ぐりぐりやると外れる」と書かれていました。
ほんまかいな? 新しいインジェクションモデルでも同じなの???
あらためてサービスマニュアルを見ると、どうやらこのアクセルワイヤーは小さな「Cクリップ」(リテーニングリング)で抜けないように留まっているようです。
そんなのぐりぐりやって、本当に外れるの?
外れたとして、もう一度元通りはめられるの???
失敗してクリップを飛ばしたりしたら面倒なことになりそうです。(私、不器用ですから。)
結局、スロットルケーブルを外すことは諦めました。(まあ、外さなくてもグリップは交換できますから。)
グリップ交換は出来ますが、スロットルケーブルの注油はなんとかしたいところ。
さてどうしようか。
***
ということで、この話、続きます。