僕のおススメは「究極のエアゲージ」でしたが・・
以前、僕の使っているおすすめのエアゲージをご紹介しました。ETHOSデザインの「究極のエアゲージ」です。
割と手ごろな値段(当時は2848円税別でしたが、ちょっと高くなっちゃいませいたね)ながらしっかりとした造りで、回転する90度の口金はバイクのエアバルブにつなぎやすく、使い勝手も優れています。
ただ、ホース付きでかさばるのと、気温変化や衝撃に弱い精密機器なので、いつでも測れるよう、屋外のバイク置き場に置いておくというわけにはいきません。とはいえ、いちいちバイクに乗るたびに家から持って出るのも面倒なので、結局マメに測らない、ということになりがちです。
気軽に使えるサブのエアゲージを購入
そこでバッグや工具箱に入れて気軽に持ち運べるエアゲージが欲しい、と思って探した結果、Amzonで見つけたのがこのエアゲージです。
ペンシル型のエアゲージみたいなスタイルですが、電池内蔵で計測結果はデジタル表示。20~995kpaまで測れて、測定誤差はなんと ±1%以内(ホントか?)
一般的なエアゲージはブルドン菅を使った方式ですが、これはハイデフセンサーというセンサーを使って計測しています。使用温度はー5℃~50℃となっており、ブルドン菅式よりは衝撃に強いんじゃないかと思われます。
これで価格はなんと1000円を切っています。
AWELTECという聞いたこともないメーカー製なので、測定誤差±1%というのはちょっと眉唾ものですが、使い勝手は良さそうです。
というわけで買ってみました。
精度がいまいち・・・かも

届いたエアゲージ。本体の長さは11cm。電源はボタン電池×2個。電池を絶縁している紙を引っこ抜くと使用可能になります。

計測値はデジタル表示。ただし表示は小さく、かつ薄いので正直なところそんなに見やすくはありません。30秒で自動的にOFFになります。

早速使ってみました。コンパクトで口金が45°になっているのでエアバルブに押し付けやすく、使い勝手は良好。やはりデジタルで測定値が出るのは見やすくて良いです。
測定値を「究極のエアゲージ」と比べてみると、5~10kpaぐらい低く表示されます。

究極のエアゲージが約225kPaなのに対し、このデジタルエアゲージは220kPaを示しています。
ただ、何度か測ってみると、”究極のエアゲージ” との値の差が大きくなったり小さくなったりします。仮に”究極のエアゲージ”が正とするならば、このコンパクトなエアゲージは測定値が結構ばらつく、ということになります。
やはり値段が値段だけに、精度はちょっと不安な感じ。
ただ、使う際にうまく口金を当てないと、結構エアが漏れます。なので製品の精度がばらついているのか、測定の仕方が悪いのかは微妙な感じです。
究極のエアゲージにも不満が
コンパクトなデジタルゲージで測定の際、結構エアが漏れる、と書きましたが、究極のエアゲージの方も、測定の際に結構エアが漏れます。
以前ハーレーに乗っていたころは測定しやすかったのですが、KTM(890DUKE)になってから、どうもうまく測りづらく、どうしてもエアが漏れてしまいます。

この”究極のエアゲージ”は口金の向きが(ホースに対し)90°横を向いているタイプ。
これは普通のバイクのホイールのように、エアバルブがホイールの中心方向に向かって垂直に立っているタイプでは測定しやすいものの、この890DUKEのように90°曲がったエアバルブだと、ホースがホイールのスポークに干渉してしまって、かなり測定しずらいです。
測定してるとどんどんエアが抜けてしまったりするのでイライラします。

エアゲージの口金がホイールのスポークに干渉してしまって、うまくエアバルブにハマりません。
究極のエアゲージには、このように45°の角度になる口金(チャック)があり、オプション販売しています。これに交換すれば使いやすくなりそうですが、これが1430円もします。
普通にエアゲージを一個買える値段なので、ちょっと悩んでしまいます。
今回購入したデジタルエアゲージは口金が45°でホイールに干渉しませんが、それでも結構エアが漏れやすいので、KTMのホイールのエアバルブにクセがあるのかもしれません。
DUKEのようにエアバルブが横向きになっているタイプは、こういう金口が真っすぐなタイプのエアゲージの方が使いやすいかもしれませんね。↓↓↓
そこで、あらためて手ごろで使いやすいエアゲージを探してみることにしました。
エーモンの特許技術ってなんだ!?
もっと使いやすそうなエアゲージは無いものか。そう思ってネットを探している時に気になったのが、自動車用電装部品などで有名なエーモンのエアゲージです。
何が気になったかというと、製品紹介にあった「エア漏れ防止機構付(特許取得) 」の文字。
エア漏れを防止できる特許ってどんなのなんだろう?本当に漏れないの?もし本当にエア漏れを抑えられるなら、とっても使いやすいんじゃなかろうか。そう思ったのでした。
値段も手ごろだし、持ち運び用にも良さそうなので、一度買ってみることにしました。
これはオススメ!
今回買ったのは、よりシンプルなホースの無いエアゲージです。
「空気が漏れない エア漏れ防止機構 特許第6081644号」と記載されています。
特許番号をネットで検索してみたのですが、図が見当たらなかったので構造はよくわかりませんでした。
届いた商品がこちら。



布製のポーチがついています。

全長は約110mm。ゲージ部はΦ35mm。黒に赤い目盛りの文字盤でなかなかカッコいいですね。安価な製品ですが、エア抜きのバルブもちゃんと付いてます。

今までのエアゲージと並べるとこんな感じ。ゲージの径が小さく、その割に最大計測値が500kpaと大きいので、一目盛りの幅が狭く、正直計測値は見ずらいです。

測る時はこんな感じ(実際に測る時は金口の部分を左手で押さえますけれど)。金口の角度は45°。口金自体は360°回るので、どの位置にエアバルブが来ていても当てやすいです。空気圧が高すぎる時は、横にあるエアバルブを押して空気圧を下げられます。使い勝手は良好です。
早速使ってみます。
プシュ!っとな。・・・え!? ナニコレ。
どんなエアゲージでも、あるいは空気入れでも、エアバルブに金口を押し込むときには
”プシュッ!”
という音がしますが、これは音がしません。全く無音で(つまりエアが抜けずに)計測出来ます。
正直感動しました。計測しててすごく気持ちいいです。特許すげ~。
これ知っちゃうと、他のエアゲージ使えないなぁ。
こちらも「究極のエアゲージ」と測定値を比べてみましたが、先のデジタルエアゲージ同様、「究極のエアゲージ」にくらべて10kpaぐらい低い値が出ます。ひょっとしたら「究極のエアゲージ」が高めに表示が出ているのかもしれません。
測定値は安定しているようです。というか、計測時にエアが漏れないので、何度測ってもちゃんと同じ値が出ます。これはすばらしい。
文字盤が小さいのはちょっと・・・という方(僕もそうですが)はホース付きのタイプがいいかもしれませんね。(こちらはゲージ径がΦ51mm)
ご注意を
ネットでエーモンのエアゲージを検索すると、下の商品も出てきます。これは赤ですが、黒もあります。
こちらの方が、前述の製品より若干安く購入できるようなのですが、こちらは「特許」の文字が見当たりません。多分、旧製品なんだろうと思うのですが、購入の際はお気をつけください。
素人がエアゲージの精度を担保するには・・・
どんなに良いエアゲージを買ったとしても、使っているうちに精度は狂ってきます。経年変化というより使用頻度とか、取扱い(温度変化とか衝撃)によるみたいですが。
そのため、プロはエアゲージを定期的に校正(計測器による精度確認と調整)に出します。
ところが、この校正ってかなり費用が高いらしく、というか、そもそも我々素人が普通に買うような数千円のエアゲージの場合は、校正そのものが出来ない場合がほとんどです。
まあ、僕のようなずぼらなバイク乗りが、数パーセントの精度の誤差を気にする必要も無いのかもしれませんが。(精度を気にするより、もっとマメに測れ、という話)
それでも精度にもこだわる場合、出来ることは3つ。
ひとつは校正の受けられる(≒高価な)エアゲージを買って、定期的に校正してもらうこと。
二つ目はバイク屋さんなどでエア圧を調整してもらった後に自分のエアゲージで測り、誤差を確認すること。この方法は昔から雑誌なんかでもよく書かれてましたけど、自分のエアゲージを持っていかないといけませんし、なじみのバイク屋さんがある人ならいいかもしれませんが、なかなかハードルが高いですよね。
三つ目は、ある程度の精度を保証された、ちゃんとしたメーカーのエアゲージを買って、定期的に買い替えること。僕的にはこれが一番現実的だと思うのです。
そう考えた場合、今回のエーモンのエアゲージはかなり有力な選択肢になりえます。わずか千円ちょっとで購入できるエアゲージですが、国内有名メーカーであるエーモンが、(少なくとも出荷時は)精度±2パーセント(±10kPa)を保証してくれるわけですから。
この値段なら、数年で買い替えたとしても、まあそれほど財布も痛くないと思います。(そういいながら、買い替えない気もしますが。w)

とにかくオススメ!
とにかく、今、僕の一番のオススメエアゲージです。皆さんも一度ぜひ使ってみてください。

100均で材料買って来て、ケースを自作してみました。不器用なのであんまりカッコよく出来ませんでしたけれど。(笑)








