890Dukeのオイル漏れが発生
千葉ツーリングの際に発覚した我が愛車 KTM 890DUKEのオイル漏れ。エンジン右側面のシリンダーとシリンダヘッドとのつなぎ目から、まるで頬を伝う涙のようにオイルが漏れていました。
ネットで調べると、どうやらKTMの「持病」らしいです。
まあ、元ハーレー乗りとしては、別に驚きはしませんが。(笑)
毎度必ず漏れる、というものではなく、長距離を走っても漏れない時もあります。漏れると言っても大した量ではなく、漏れても拭き取れば別に問題はありません。
なので、まあ保証期間中(2年間)に直してもらえばいいかな、ぐらいに思っていました。
ディーラーさんでご相談
そんなある日。例の冷却水空っぽ事件(?)でディーラーさんを訪れました。
その際に
「そういえば、オイル漏れるんですよねー。」
と相談したところ。
「あー、じゃあガスケットを交換しましょう。取り寄せますので、入荷したらまたご連絡します。」
とあっさり言われました。いかにも手慣れた感じです。(笑)
この日は冷却水を補充してもらって帰ったのですが、後日電話があり、
「ガスケットが入荷したので、近いうちにご来店ください。」
と言われました。
修理の為にはバイクを預けなければならないということでしたが、
ちょうど梅雨時のこのタイミングならまあいいか
と思い、早速ディーラーさんへバイクを預けに行ったのでした。
ガスケットを交換
預けた翌日には電話があり、出来上がったので取りに来てほしいとの事。
ただその日は雨予想だったので、翌週の週末に店に伺いました。
「これが交換した部品です」と言って見せられたのがシリンダーヘッドカバーのガスケットです。
「これって対策部品なんですか?」
「いえいえ。同じものです。」
「じゃあまた漏れるかもしれないんですか?」と聞くと
「問題はガスケットじゃなくて、ガスケットを組むときに塗る液体ガスケット」
なんだそうで、
「塗り方が非常に甘いというか、少ないというか。だからちゃんと塗って組んでやれば問題なくオイル漏れが止まります。」
とのこと。さすが専門店。頼りになります。
ついでに冷却水漏れ対策も
さらに
「(これもよくある)冷却水漏れ対策もついでにやっておきました」
と言われました。こちらも取り換えた部品を見せてもらいましたが、どうやら冷却水の流れをコントロールするサーモスタッドのようです。(たぶんコレ↓↓↓)
こちらは何回かパーツが変更になっているらしいですが、
「結局は組み方の問題です」
なんだそうです。
さすが専門店。頼りになります。(笑)
KTM Dukeのクーラント漏れは、必ずしもここからとは限らないみたいですが、それでもこうして適切な対策処理をしてもらえれば、その分安心して乗れますよね。
ますます楽しく乗れるDukeに
これでより安心して乗れるバイクになりました。
走行距離もすでに3000kmを超えました。僕としてはハイペースです。
つぎは(あと1000kmぐらい乗ったら)2度目のオイル交換ですかね。できればもう少し距離を乗って、でも本格的な夏が来る前にオイル交換に持っていこうと思っています。
次回もディーラーさんでオイル交換してもらうつもりですが、一方で、またいろいろなオイルを試してみたいなあ、という気持ちもあります。
スポーツスターの時はいろいろ試行錯誤しました(それが楽しかった)。果たしてKTMにはどんなオイルが合うのでしょうか。
また自分なりに調べて、オイル沼にどっぷりハマってみるのもみるのも、楽しいかもしれませんね。