Facebookで偶然告知を見つける
ある日、Facebookを見ていると「オレンジミーティング」なるイベントの告知が載っていました。
見るとどうやらオーナー有志によるKTMのオーナーズミーティングらしく、コロナ禍を超えて久々に開催された昨年のミーティングでは180台を超えるKTMオーナーが集まったらしいです。
過去乗っていたバイクでもオーナーズミーティングに参加した経験がありますが、歴史あるミーティングほど、すでに常連を中心としたコミュニティーが出来上がっていて、若干人見知り気味のぼくには、ちょっとハードルが高かったりします。
このKTMの「オレンジミーティング」も既に6回を数えているとのこと。果たして行ってなじめるだろうか、という不安もありましたが、情報の少ないKTMだけに、オーナー同士で会話できればいろいろ勉強になるかも、という思いから、思い切って申し込んでみました。
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オレンジミーテイング2023 開催のお知らせ
場所は静岡県 浜名湖畔のキャンプ場
場所は静岡県 浜松市の浜名湖畔にある「渚園キャンプ場」です。
渚
渚園キャンプ場
後で思い出しましたが、大昔(2002年だから、もう20年以上昔!)に「スズキオーナーズミーティング」で訪れた場所と同じところでした。
静岡県は僕の住む神奈川県のお隣の県なのですが、浜松市は異常に横に広い静岡県の西の端。横浜からは片道およそ250kmぐらいあります。
日帰りで往復出来ないこともない距離ではありますが、せっかくなので一泊することにしました。
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当日は朝10:00開場。
会場入りする前にコンビニに立ち寄ると、そこには Super DukeとRC8が。
さらに、お茶を買って出てくると、790アドベンチャーまで止まってました。
マイナーメーカーのKTMがこんなに揃う偶然はありません。当然、皆さん、オレンジミーテイングの参加者なんでしょう。
入場前からワクワクしてました。
ミーティング会場に到着
会場に到着すると、そこには見たことのない台数のKTMが。
オレンジが視界一杯に広がり、壮観であります。
Super Dukeの列
Middle Dukeの列
Small Dukeの列
RC8の列
スーパーモト などなど
それぞれの車種の系統別に並べられ、壮観です。
会費1000円也を支払い、ぼくも 愛車をミドルデュークの列に並べさせてもらいました。
イベントあり、ケータリングあり
当日のイベントスケジュールはこんな感じです。
10:00 開場
12:00 開会セレモニー
13:00 集合写真撮影
14:00 じゃんけん大会
15:00 閉会セレモニー
開場は10:00ですが、開会セレモニーは12:00。その間、数えきれないほどのKTMマシーンが、三三五五会場に集まってきます。
” 皆さん既に顔見知りで、初参加の僕なんかポツンとひとり浮いてしまったらどうしよう・・・” とちょっと不安だったのですが、「こんにちは~ 」と気さくに声を掛けてくれる方が沢山いらして、あちこちに自然と会話の輪が出来ていました。
車種別に駐車位置を指定されているおかげで、必然的に同じ車種のオーナー同士が会話することになります。お互いのバイクを見せあい、愛車の感想や付いているパーツの話など、話題には事欠きません。
皆さんの「890DUKE/DUKE R」を見せていただく
890 Duke。自分の以外のオールブラックを初めて見ました。マフラーもブラック、バックステップもブラック。わずかにあったはずのシュラウド部分のオレンジのラインも、ステッカー剥がしてあり、まさにオールブラックです。オーナー氏は「いつかエンジンをブラックに塗りたい!」とおっしゃってました。
エンジンガードは(確かロシア製!とおっしゃってたと思います)目立たないようにブラックや小型のものが多いですが、このエンジンガードはエクストリーム系向けの大型のもの。嫌でも目立ちますが、幅広いエンジンガードが付いていることで、逆に車体のスリムさが強調されて、非常に個性的な一台になっていました。
とってもスリムなフェンダー。フェンダーレスとはまた違ってこれも良いですね。「これカッコいいですね~。どこの製品なんですか?」と聞くとノーマルとのこと。え!?
こちらがノーマルフェンダー。このテールランプを支えるステーの左右に張り出している部分は、裏側からねじ止めされていて、簡単に外せるんだそう。へぇ~。知らなんだ。勉強になります。
こちらにもオールブラックのDuke890が2台も。手前の一台は定番のバーエンドミラー(下向き)。黒くてコンパクトに見える車体がいっそう低く小さく見えます。
こちらの一台はノーマルマフラーをブラックアウトしてます。こうするとノーマルマフラーも急にカッコよく見えます。
890R。ノーマルのカラーリングにちょっとグリーンが入るだけで派手になりますね。
ウラガミワークスさんのボディーステッカーを纏った一台。
ぱっと見はノーマルとほとんど変わらないように見えて、よく見ると全く違うカラーリングになってます。
フロントにスクリーンをつけている方も多かったですね。速いバイクだけに、高速走行での風圧もかなりのものがありますからね。でもあまり大きなものはスタイルを崩す気もするし、このぐらいのミニスクリーンがちょうどいい気がします。
このニーグリップパッド、とっても良さげですよね。890Dukeで実際にヒザが当たる部分はタンクじゃなくてこのサイドパネルなんですよね。たしか「EAZI GRIP」製とおっしゃってた気がします。質感もいいですね。
https://www.eazi-grip.com/
あと、このパーツも勧めていただいたんですけれど、残念!痛恨のピンボケ! クラッチアーム(クラッチレリーズ)。Dukeって意外とクラッチが重い(ハーレーに比べれば激軽だけど W)のですが、このパーツを換えると劇的に軽くなるそう。(教えてもらったんだけど、なんていうメーカーだったかなあ・・・。)ただ、ネットで見ると凄い安い中華製(?)パーツもありますが、そっちはやっぱり耐久性に難ありという噂だとか。
↓Amazonでこれを見つけましたが、写真のとはちょっと違う気がするなあ。↓↓↓
www.amazon.co.jp
ご迷惑をおかけしています!
https://www.amazon.co.jp/dp/B0BRCSGPNR?tag=yuukikunnpapa-22&linkCode=osi&th=1&psc=1
レッドブルカラーに彩られた一台。カッコイイ!!
ボディーカラーに合わせてシートまで張り替えてある拘りがすごいです。
この一台。ぱっと見はノーマルの890Rみたいですが、よく見ると微妙にグラフィックが違いますね。このマシン、なんか妙にすっきりしてるなあ、と思ったらミラーが無いです。どうなってるんだろう?トランポで運んできたのかな?
しかし皆さん、タイヤの溶け方がすごいんですよね。さすが「REDY TO RACE」のKTM。サーキット走してる人が多いんでしょうね。
旅というか、ツーリングを感じさせる一台。リアシートの後ろにはキャリアが搭載できるステーが用意され、サイドカバーにはサドルバッグを取り付けられるようなシートステーも付いてます。カラーリングもいいですね。
こちらは790Duke。このカラーリング好きです。これも旅を感じさせる一台ですね。
ミニスクリーンに見やすそうなミラー。ハンドルグリップも柔らかそうなものに替えられています。オーナー氏と話しましたが、グリップ交換するにはノーマルのグリップを削り取るなど、いろいろ加工が必要なんだそうです。ぼくもトライしてみたいですが、今ついてるのグリップを削るのはちょっと勇気が要ります。加工用にヤフオクとかで安い中古のスロットルが出品されてないかなあ。
ハンドルポストの真ん中に設置されていのはSPコネクト製のスマホホルダーです。よくある、横からステーが伸びて真ん中に来ているタイプではなく、ど真ん中にクランプされています。実はこれ、ハンドルに取り付けられているホルダー部分は「ミノウラ」製のスマホホルダーのクランプなんだそう。これがSPコネクト社製ホルダーのサイズとぴったりなんだそうです。
カスタムコンテストも開催
参加者の中から、我こそは!と思うバイクを集めたカスタムコンテストも実施。参加者による投票も行われました。
エントリーNo.1 390DUKE。
レーシーなイメージのKTM DUKEシリーズですが、それでもセパハンは珍しい。
ナンバープレートがスイングアームマウントになっていて、テール周りがスッキリしてます。
エントリーNo.17。RC250。
カスタム箇所てんこ盛り。
こちらはRC8のカスタム車。
サイドスタンドレスか。取手もレーシーな一台ですね。
エントリーNO.4 「ナスビ790」と名付けられた 790DUKE。DUKEはデカールでグラフィックを変えているマシンが多いですが、これはペイントです。
タンクの黒と微妙な色合いで塗り分けられているのがいいですね。
この一台は、参加者の投票で同点一位を取ったマシンです。
「ナスビ790」っていう名前がいいですね。(笑)
エントリーNo.6。1290 Super DUKE R evo。
ノーマル状態を良く知らないので、Super DUKEは全部カスタムバイクに見えます。(笑)
エントリーNo.15。RC8。
これスイングアームはカーボンなんだ!すごい。
スケルトンのクラッチカバーがレーシーです。
ぱっと見ノーマル・・・・なのか??(笑)
エントリーNo.7。125DUKE。
カスタムと関係ないけど、KTMカラーのヘルメット、カッコいいなあ。
リアキャリアを装備した旅仕様バイクですが、ツインマフラー、オーリンズなど、走りもきっとすごいんでしょうね。
旅を感じさせるバイクが好きな僕は、この一台に一票入れました。
エントリーNo.9。250SMR。
ブルーが美しいモタードバイク。何処に座ったらいいのか分からないシートですね(笑)。
エントリーNo.20.1290 Super DUKE R evo。
なんと、サイドのパニアケースまでカラーリングする徹底ぶり。
フロントにウイングレット(!)が付いているのがわかりますか?
たしかこの一台は「運営者特別賞」(だったかな?)に選ばれた一台だったと思います。
エントリーNO.19。FREERIDE250F。
こういうバイクもあるのですね。・・・いや、こっちのほうがKTMの本家本物なのかな。
あなたのお気に入りはどれでしょうか?
最後はじゃんけん大会
最後のお楽しみ。じゃんけん大会。この写真だと少なく見えますが、実際はすごい大勢の人が参加。とっても盛り上がってました。
じゃんけん大会の豪華景品の数々。スポンサー各社に感謝。準備された運営の皆様に感謝です。でも私、結局一つも当たらなかったんです。涙。何か小さくてもオレンジ色のものがほしかったなあ。
当日はケータリングカーも来場。この牛もつ唐揚げを試食させてもらいました。それだけでお腹いっぱいに。もちろん一つ買いましたよ。美味しかったなあ。
楽しい一日。運営の皆さんに感謝!
大勢のKTMオーナーの皆さんと楽しく会話出来、多くのKTMマシンを見ることが出来ました。ホント皆さん詳しくて、いろいろ勉強になりました。
運営の皆さんも非常に慣れた感じでしたが、これだけのイベントを準備して仕切るのは大変だろうと思います。ホント感謝です。
来年ももしあれば、ぜひ参加したいなあ。