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ヘンリービギンズのシートバッグを買い足しました

保冷剤入りベストを買ったら問題発生

前回紹介した、猛暑を乗り切るために購入した保冷剤入りのメッシュベスト。

原始的というか、シンプルというか、アナログな方法ですが、なかなか実用的な製品で、その効果はおそらく2時間程度と思われますが、猛暑日のツーリングでも、確実に熱中症のリスクを下げてくれます。

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夏場の早朝ツーリングでも、保冷バッグに入れて持ってけば昼頃まで冷たさをキープでき、帰り道で着用すれば、猛暑日でも快適に帰ってくることが出来ます。

僕の夏場のショートツーリングにピッタリで、僕にとっては欠かせなくなったアイテムなのですが、一つだけ問題が。

保冷剤がかさばるので、シートバックに入れて持ち運ぶと、それだけでバッグが満杯になってしまい、他に何も入れられなくなることです。

ちなみに今使っているシートバッグはヘンリービギンズ(デイトナ)の容量7Lというミニマムサイズのバッグです。

ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク シートバッグ 7L レインウェア+日帰りサイズ イージーリングベルト付属 DH-710 96043

このシートバッグには、出先で被るキャップと水分補給用のペットボトル、それと荷物が増えた時用の小さな携帯リュックサックぐらいは入れて持ち運びたいのですが、保冷剤を入れるとそれすら厳しい状況です。

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Sサイズのシートバック購入を決定

保冷剤を使う前から、もう少し大きいサイズのシートバッグが欲しいな、とは思っていました。

このヘンリービギンズのシートバッグはミニマムサイズで目立たず、それでいて最低限必要なものは積み込んで走れるのでお気に入りなのですが、ちょっと雲行きが怪しい日にレインウエアも持っていこうとすると、どうしても収まりきらないのです。

普段、雨の心配がある日はツーリングに出かけないので、レインウエアを持たずに出かけることが多いのですが、宿を予約している時や仲間と一緒のツーリングでは、少々天気が怪しくても出かけないわけにはいかず、レインウエアは必携となります。

そんな時のために、もうちょっとだけ大きなシートバッグが欲しいなあ、と思っていました。

ターポリンの完全防水シートバッグは

これまで、泊まりのツーリングや、レインウエア必携のツーリングでは、ドッペルギャンガーの25リットル防水シートバッグを愛用していました。

[DOPPELGANGER] シートバッグ ターポリンシートバッグ デイズ DBT575-BK ブラック

シンプルでリーズナブル、そして完全防水という点でとてもいいバッグなのですが使い勝手の点ではちょっと不満があります。

横から荷物を出し入れする構造なので、奥に入れたものは取り出しにくく、外にちょっとした小物が入るポケットもありません。また、荷物が少ないと形がくずれてしまいます。

出し入れする際、いちいちロールアップしないといけない点もちょっと面倒です。

雨の心配がないので、高速道路を一気に走り切るようなツーリングには良いのですが、途中でちょこちょこ停まって休憩したり、観光したりする旅には向きません。

そこで、これを機に容量20リットル程度の、もう少し使い勝手の良いシートバッグを買い足す事にしました。

各社シートバッグを比較する

日帰り~一泊程度のツーリングにピッタリな20リットル前後のシートバッグは各社から発売されていますが、バイク用品店でよく見かける代表的な製品は、ヘンリービギンズ(デイトナ)タナックスのシートバッグでしょう。

デイトナ ヘンリービギンズ シリーズ

[Henly Begins] シートバッグ DH-717 [BASIC] ブラック

デイトナのヘンリービギンズブランドのシートバッグ (Sサイズ)です。

このSサイズが容量25リットルとなっています。質感が良く、赤いロゴが映えるベストセラーのシートバッグです。

このヘンリービギンズのSサイズのシートバッグが少々ややこしいのは、同じSサイズでも細かな仕様が微妙に違う上位シリーズの製品ある、ということです。

[Henly Begins] バイク用 ツーリング シートバッグ PRO2 Sサイズ(20-26L) ホテル1泊 DH-757 26211 ブラック

↑↑↑のシートバッグは「PRO 2」と呼ばれる上位仕様のモデル。

BasicとPRO2 両者の違いは・・・

①BASICはドリンクホルダーが左右に2個なのに対し、PRO2は左側のみ。その分、PRO2はドリンクホルダーの無い左サイドの小物入れがより大きくなっています。

②BASICは持ち運び用の取手があり、片手で持てますが、PROは左右に持ち手があり、両手で水平に持つことになります。(この点はBasicの方がいいような気もしますが)

③PROⅡにはバッグ本体がブレーキングで前にズレてくるのを防ぐためのスライドストッパーがありますがBASICにはありません。

④PROⅡのメインフラップは小物が入れられるようになっています。BASICのフラップには物は入りません。

⑤PROⅡの内装は赤で中に入れたものが見やすくなっています。BASICはグレーです。

⑥PROⅡには型崩れを防ぐ連結ベルトが付いていますがBASICにはありません。(箱形状の崩れを防ぐ補強板はPROⅡ、BASIC共に内蔵)

⑦PROⅡは普通のベルトによる前後4点固定に加え、イージーリングベルトを使ってリアシートに固定することが出来ます。

(BASICにはイージーリングベルトは付属していません。BASICも使えそうな気がしますが、ホームページを見ると「PROⅡシリーズはイージーリングベルトで安定して固定できるように本体も専用設計となっており、一方、BASICは安定した固定が出来ない場合があるので適合不可」と書かれています。)

両者の仕様をみると、②の取手についてはBASICの方がいいような気がしますが、それ以外は総じてPROⅡの方が上位機種らしい仕様になっています。ただ、どうしてもドリンクホルダーが2個欲しい!という人はBASIC一択です。(個人的には2個も要らないですが。)

ただ、問題はBASICとPROⅡの価格差なんです。

BASICは15,400円(税込)に対し、PROⅡは19,800円(税込)とその差は4400円。しかもBASICは結構値引きされていることが多いので、実勢価格の差はそれ以上あります。

たった4400円の差ならPROⅡを買うという人もいると思いますが、BASICとPROⅡの機能差はそれほど大きいと思えないので、それなら安い方を選ぶ、とう人も多いんじゃないかと思います。

更には、上の2つに加えて、BASICⅡという商品もあります。(なんと3仕様併売w)

価格はPROⅡと同じ19,800円なのですが、容量が23L~29Lと少し大きく、材質はコーデュラ(PROⅡとBASICはポリエステル)、メインフラップのバックルがマグネット式だったり、両サイドが開口式で横から荷物が出し入れできたりします。ますます悩ましい・・・

ヘンリービギンズ(Henly Begins) デイトナ バイク用 ツーリング シートバッグ BASIC/BASIC2シリーズ

タナックス MOTO FIZZ シリーズ

続いて、ヘンリビギンズと双璧をなすのがTANAXです。

タナックス(TANAX) ミニフィールドシートバッグ モトフィズ(MOTOFIZZ) ブラック MFK-100

タナックスの「モトフィズ ミニフィールドシートバッグ」です。

価格は15,950円(税込)。ヘンリービギンズのBASICとは550円差とほぼ同額です。

容量は19Lとヘンリービギンズの20Lより1L小さいのですが、拡張時は27Lと逆にヘンリービギンズの26Lより大きくなります。

素材は1680Dナイロン+PVCレザーでヘンリービギンズとはかなり質感が違います。ヘンリービギンズの方が織り目があって高級感がありますが、逆に雨水や汚れに強そうなのはこちらのタナックスの方じゃないかなと思います。

ドリンクホルダーは左右2個。「Kシステムベルト」というベルトでタンデムシートに直接固定できるのは、ヘンリービギンズのPROⅡと同等の機能です。

またフラップの裏にはメッシュポケットがあり、地図などを入れておくことが出来ます。

TANAXにもヘンリービギンズのPROⅡシリーズと同様、ミニフィールドシートバッグの上位グレードバージョンがあります。「ミニフィールドシートバッグ EX」です。

[Tanax] バイク用シートバッグ モトフィズ(MOTOFIZZ) ミニフィールドシートバッグEX ブラック

価格は20,680円(税込み)

ベーシックなバージョンとの違いは両サイドがオープンになるところ。それ以外は外観が多少違うものの、大きな違いは正直わかりませんでした。

TANAXはデザインのバリエーションが多いので、好みで選べるのがいいですね。

タナックス(TANAX) MOTOFIZZ ミニフィールドシートバッグ (デジカモ) 容量 19-27L MFK-251CTANAX タナックス MOTOFIZZ モトフィズ バイク用シートバッグ ミニフィールドシートバッグ

その他の各社シートバッグ

このTANAXとヘンリービギンズが両巨頭という感じですが、それ以外でも各社から出ています。

容量とスタイルが近しいものをピックアップ。

コミネ SA-240

コミネ(KOMINE) バイク用 ツーリングシートバッグ フリー SA-240 12999

シンプルなシートバッグです。拡張前の容量が17リットル(拡張後は26L)とやや小さいので、小さめのシートバッグが欲しい人には良いかもです。ドリンクホルダーが単なるメッシュポケットなので、ちょっと心許ないかなあ。

RSタイチ RSB313

RSタイチ(RS TAICHI) バイク シートバッグ 車載バッグ 拡張機能 固定ベルト付き 取り付け簡単 レインカバー付属 ラージ シートバッグ.32 RSB313 ユニセックス大人 BLACK

RSタイチのシートバッグ。こちらは容量が30リットルとやや大きいです。拡張は2リットル。蓋を持ち上げる感じで拡張するのでいまいちですが、元の容量が大きいからいいのかな。材質が独特で蓋の部分やサイドパネルは布ではなく、硬い材質になっているので、型崩れしにくいです。2,3泊のツーリングならこれがいいかもしれません。

KEMIMOTO 

KEMIMOTO シートバッグ PVC防水素材 拡張機能あり 24-32L ツーリングバッグ レインカバー付き 全方位防水性 バイク リアバッグ 変形しにくい 荷物固定ベルト付き 上部積載可能 キャンピングシートバッグ バイク用品 汎用性 Ninja400/ZX-25R/V-STROM250/CBR400R/GSX-S1000/GIXXER250ほとんどのオートバイに適用

KEMOMOTOのシートバッグ。容量は24リットルですが、拡張後が32リットルとかなり大きくなります。価格が安く、機能は各社モデルと同等なので、見た目が気に入ればいいかも。

決めたのはコレ

ヘンリービギンズとタナックスとで悩んだのですが、最終的に選んだのはヘンリービギンズのBASICです。

[Henly Begins] シートバッグ DH-717 [BASIC] ブラック

タナックスも良かったのですが、ブラック+赤系(オレンジ)のラインという我が愛車には、ヘンリービギンズの方がデザイン的に似合うかな、と思ったからです。

あと、冒頭に書いた通り、既にヘンリービギンズの7リットルサイズのシートバッグを持っているので、同じ固定ベルトがそのまま使えると便利だろうという点も決め手でした。(結果からいうとそれは誤解だったのですが。)

同じヘンリービギンズのPRO2にしなかったのは、これはもう単純に価格。BASICはセールを狙えば1万円で買えますから。PRO2とBASICの機能差にそこまでの価値は感じませんでした。

長くなったので、実物のご紹介と使用してのインプレは その2 に続きます。

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