枻出版社が民事再生法を申請
『RIDERS CLUB』、『BikeJIN/培倶人』、『CLUB HARLEY』などを出版する枻(えい)出版社が2月9日、民事再生法の申請を東京地裁に申し入れ、受理されたそうです。
えー!『RIDERS CLUB』はともかく(笑)、『BikeJIN/培倶人』も『CLUB HARLEY』も毎月楽しみにしているバイク雑誌です。無くなったら楽しみがまた減ってしまいます。
報道によると、枻出版社の多くの雑誌が既に投資会社であるドリームインキュベータに譲渡されたそうで、近々事業再開するとのことですが、その「多くの雑誌」の中にに、バイク系の3誌の名前は見当たりませんでした。
いったいどうなっちゃうんでしょうか??
実業之日本社がバイク雑誌3社を譲受することに
ところが、翌2月10日。アウトドア誌「GARVY」などを出版する実業之日本社から、枻出版社のバイク雑誌3誌を譲渡されたことを発表しました。
実業之日本社は鈴鹿8時間耐久ロードレースに参戦するレーシングチーム「Zaif NCXX Racing」(ザイフ・ネクスレーシング)のスポンサーになるなど、モータースポーツにも造詣が深いらしく、「わが国の誇るモーターサイクル文化を内外に発信し、事業として大きく成長させてまいります。」としています。
ということで、どうやらバイク雑誌3誌の出版は継続されそうですね。まずは一安心です。
Amazon Kindleから「CLUB HARLEY」が消えた!?
ところがところが、いつものようにAmazon Kindleで「CLUB HARLEY」をダウンロードして読もうとすると、「このタイトルは現在購入できません」と出てきてしまい、新たにダウンロード出来なくなっています。
(すでに購入済みのものは見られるようです。)
amazon Kindle内では「CLUB HARLEY」は無料で読めたので、とても重宝していたのですが(というか、CLUB HARLEYを読むためにKindleを定期購入していたと言っても過言ではない)、いまいまは読めなくなってしまいました。
「Bikejin」「Riders Club」についても同様です。
これが、枻出版社からの事業譲渡による一時的なものならいいのですが、もし事業を受け継いだ実業之日本社が方針変更をしてデジタル配信しなくなったり(それは考えにくいけれど)、無料で読めなくなったり(こちらは大いにありそう)したら、個人的には大ごとです。
心配だなあ~。