長年愛用のメッシュジャケットもそろそろ限界。
いよいよ夏本番。今年の夏も猛暑です。(こんな中、屋外で戦っているオリンピック選手は本当に大変だよなあ。)
この時期のバイクウエアはもうメッシュジャケットしか考えられません。風通しが良く、かつ、太陽の光を遮ってくれるのでTシャツ一枚より涼しい。
これを考えた人はライダーの救世主ですね。
もしメッシュジャケットというものがこの世になかったら、温暖化の進んだ最近の夏、バイクに乗ろうなんて思わなくなってたかもしれません。
僕が長年愛用しているメッシュジャケットはPWERAGE(パワーエイジ)のアーリーライダースというモデルです。
全身ブラックに袖の部分の白いラインがアクセントになっているシンプルなデザイン。メッシュジャケットとしては生地が厚めで、目も詰まっているので透けるような感じがありません。なのでぱっと見はメッシュジャケットに見えないのですが、走れば結構風が抜けていきます。
ただ、生地が厚い分メッシュジャケットとしては重く、走っていないときはほとんど風が抜けません。
派手過ぎないところが気に入って、長年愛用してきましたが、さすがに生地の劣化が進み、黒い色が抜けて紫っぽくなってきました。そろそろお役御免かな。
というわけで、新しいメッシュジャケットを買うことにしました。
もうメッシュジャケットは完売!?
さっそくバイク用品店へ。ところがどこにもメッシュジャケットが見当たりません。
あれ?なんで?どこ?と思ってよく見ると、わずかに数着展示品があるだけ。
どうやら人気のメッシュジャケットは、ほとんどが完売になっているようです。
あちゃー!機を逸したか。
仕方がないのでいったん家に帰り、ネットでいろいろ探してみたのですが、人気メーカーのメッシュジャケットはことごとく完売していました。
うーん、仕方がない。今年はあきらめることにして、もうワンシーズン今のを着続けようかと思っていました。
「2りんかん」で見つけたのは同じメーカーの後継品
で、翌週。
ちょっと欲しいものがあって、先週とは別のバイク用品店「2りんかん」へ行ってみました。
こちらもサマージャケットはほとんど在庫がなくなっていて、特に人気のメーカー品はほぼ完売してました。
(コミネなんかはあるんですが。コミネも昔と違って、最近のはデザインが洗練されててイイんですけどね。相変わらず安いし。)
在庫品のなかから選ぼうかとも思いましたが、今のジャケットがもう着られないわけでもないし・・・と悩んでいたとき、ふと一着のメッシュジャケットが目に入りました。
おお!これは。僕の大好きなパワーエイジじゃないですか。しかもサイズもピッタリ。
けどなあ・・・。
じつはこれ。今着ているジャケットと同じシリーズなんです。つまり「後継品」。
違うと言えば違うけど、同じと言えば同じ。代り映えしないというか、新鮮味に欠けます。
でも物はいいんだよなあ。
ちょっと悩みましたけど、これを逃すとまた来年おんなじことを繰り返しそうです。
今なら10%オフだし。
ということで、購入することにしました。
せめて色は変えようと、今回は黒ではなく「グレイッシュホワイト」を選びました。
パワーエイジ アーリーライダースの新旧比較
買ってきました二代目「アーリーライダース」。
いままで着ていたのと比較してみましょう!
(あんまり興味ある人は居ないかもしれませんが。笑)
防水スプレーの選び方
今回は白いジャケットを選択。太陽光をはじくので熱が体に伝わりにくいと思われます。
一方、白いジャケットなので排ガスで汚れるのは必至。少しでも汚れの付着を防ぐため、防水スプレーをかけておきましょう。
防水スプレーには大きく2種類(シリコン系とフッ素系)あります。
① シリコン系
・比較的値段がやすく、剥離しにくいので持続性がある。
・革製品には使えない。また生地の通気性や透湿性がなくなってしまう。
・バッグやテント向け
②フッ素系
・撥水力が強く、水をはじき、油汚れも防ぐ。
・通気性、透湿性を保つ。
・衣類や靴などに向いている
メッシュジャケットに向くのはフッ素系ということになりますね。ただ実際はフッ素系・シリコン系、両方を混合した商品が多いようです。
ということで、今回はフッ素系の防水スプレーを近所のホームセンターで購入してきました。
必ず屋外で使用しないといけない(吸い込むと有害な)ので、ベランダで、物干しにつるしてしっとりするまでたっぷり振り掛けました。
(シミや変色しないか、必ず目立たないところに掛けて試してから吹き付けてください。)
フッ素系は乾燥に時間がかかるので、そのまま風通しのよい場所に放置して乾かしました。
さて、どのくらい効果があるか、楽しみです。
早速ショートツーリングでインプレッション
翌日、さっそく新しいメッシュジャケットを着てショートツーリングに行きました。
朝7時ごろに家を出ましたが、もうすでに蒸し暑い感じ。田舎道に着くころには道路わきの温度計が32℃を指していました。
前のジャケットに比べて軽く、首回りや袖口もチクチクせず着心地がイイです。そしてブラックのジャケットに比べ光を反射する分、より涼しい気がします。
走れば体の周りをかぜが通り過ぎます。
さすがにこの暑さ。 ”すごい涼しい!” とまではなりませんが、前のジャケットよりははるかに涼しく、これなら気温35℃ぐらいまでは何とか耐えるんじゃないでしょうか。
ことしの夏はこれを着て、ガンガン乗り回したいと思います。