タイヤの選択肢が少ないロードスター
24か月点検で、リアタイヤが交換時期であることを指摘された、我がロードスター(ハーレー XL1200CX)。
点検前からそろそろ寿命なのはわかっていたので、この冬のボーナスが入ったら交換しようと思ってはいたのですが・・・。
ボーナスはまだですが、来週ツーリングに出かける予定なので、早めにタイヤ交換する事にしました。(早くないか。)
・・・タイヤはケチってもろくなことがありませんから。
さて、交換するとして、タイヤは何にするか。
スポーツスター用のタイヤサイズは、フロント19インチ、リア16インチ の車種が多いのですが、ロードスターだけは、リアが18インチ と特殊なサイズになっています。
(だからこそ、リアが高くてスタイリッシュなのですが。)
リア 150/70R18
それゆえ、タイヤの選択肢が少なく、最近ハーレー乗りに人気の、ブリジストンBATTLECRUISE H50 にも、このサイズはありません。
(僕もこのタイヤを履いてみたかったのですが。)
純正タイヤに不満は無いのですが(ダンロップの最新のラジアルタイヤですし)、同じタイヤに換えるのもちょっとつまらないし・・・
ここは「餅は餅屋」ということで、何度もお世話になっているオートバイ用タイヤの専門店「Speed☆Star」さんに、他の選択肢は無いかメールで相談してみました。
いただいた回答は、、、
(価格はいずれもスピードスターさんでの例)
120/70R19 21600円
150/70R18 24800円
交換工賃&廃タイヤ処分代 8600円
合計金額 55000円
※現金支払いの場合は交換工賃2000円引き。
120/70R19 18800円
150/70B18 29700円 ※リアタイヤがバイアスになります。
交換工賃&廃タイヤ処分代 8600円
合計金額 57100円
※現金で支払いの場合は交換工賃2000円引き。
120/70R19 18100円
150/70B18 22900円 ※リアタイヤがバイアスになります。
交換工賃&廃タイヤ処分代 8600円
合計金額 49600円
※現金支払いの場合は交換工賃2000円引き。
オートバイタイヤ専門店 「Speed☆Star」さんへ
スピードスターさんは東京世田谷にあるオートバイタイヤの専門店。バイク雑誌に広告が出ていたり、記事になったりしているので、東京以外の方でもご存知の方も多いと思います。
専門店ならではの豊富な商品知識と確かな技術力魅力のお店ですが、さらにタイヤの価格や工賃もリーズナブル、となれば人気が出るのもうなずけます。
(見積もり依頼を掲示版で受けているので、価格はすべて公明正大です。)
僕も過去何度もお世話になっています。
(初めてお伺いしたのは2004年。もう14年も前!)
このお店の唯一の弱点(?)は、人気店ゆえ、いつ行っても順番待ちになる、ということ。
まあこれは仕方ないですよね。
今回もお伺いしたところ、「作業に取り掛かれるのは一時間半後くらい」と言われました。まあのんびり待ちましょう。
スピードスターには隣接(お店の裏)する「SpeedStar Cafe」というコーヒーショップがあり、おいしいコーヒーを頂きながらタイヤ交換を待つことができます。
残念ながら、僕は未だそちらへは伺ったことがないので、今回は是非、と思ったのですが、まだ結構時間があるので、まずは腹ごしらえをする事に。
もちろん「SpeedStarCafe」にも食事メニューもあるのですが、今日は寒かったせいか、なぜか無性にラーメンが食べたい気分。
実は店に向かう途中、人が並んでいるラーメン屋らしき店を見かけていて、ちょっと気になっていたのでした。
人気のラーメン屋さんで腹ごしらえ
その店は、Speed☆Starから10分ほど歩いたところにありました。
店の外には5人ほどお客さんが並んでいましたが、開店は早く、5分ほどで店内へ。
意外に早くラーメンにありつけるかと思って店に入ったその瞬間、目に入ってきたのは店内に並ぶ十数人のお客さんの列でした。(ToT)
そこから待つ事、十数分。
ようやくありつけたラーメンは、いわゆる ” 二郎系 ”のラーメンでした。
二郎系はやや苦手、なのですが、” まあ、いっか ” と思って食べてみると、意外に美味しい。さすが行列が出来るだけのことはあります。
特に過去見たことが無いような肉厚のチャーシューは絶品でした。
店を出ると行列はさらに長くなっていました。
ロードスターのタイヤ交換
さっさと食って戻り、「SpeedStarCafe」でゆっくりコーヒーをいただくつもりだったのですが、ラーメン屋で思いのほか時間をくってしまい、戻った時には既に作業が始まっていました。
タイヤ交換の作業を見学したかったので、Cafeはお預けです。(次回、フロント交換の時に行きたいと思います。)
ジャッキアップされ、既にリアホイールが外された我がロードスターは、ホイールだけでなく、後ろ側のサイレンサーも抜き取られていました。
リアシャフトを引き抜くには、マフラーが邪魔だったようです。
いつもながら、鮮やかな手つきで作業はすすみ、あっという間にリアタイヤの交換は終わりました。
エアバルブはL字型に
今回も、エアバルブはALLIGATOR社の「クランプインバルブ」をつけてもらいました。
アルミ製で軽く、内外のバイクメーカーが純正採用する安心の逸品。耐スピードは約300kmだそうです。
口金が 90度横向きになっているので、スポークが邪魔で空気入れを使いづらいロードスターでも、問題なく空気を入れられるようになります。
その上、価格はたったの 1300円。コスパ抜群です。(むかしはもっと高かった気がするのですが・・・)
でもこれ、本当はフロントホイールにこそ着けたいんですけれどね。
(次回の楽しみとします。)
価格とミニインプレッション
無事作業を終えて、お支払い。
今回の価格は・・・
ちゃんと見積もってもらってはいませんが、ディーラーでは4万円ほど、と言っていたので、この価格はかなり安いと思います。
支払いを終えると、店員さんがひと言。
「新品タイヤ、はじめはめちゃめちゃ滑りますから、気をつけて」
いつもこのお店でタイヤを買うと言われるこのセリフです。
さらに、バイクを店外まで出してくれた店長も、
「ほんとに、めちゃめちゃ滑りますからね。気をつけて」
と注意を促します。
まあ、タイヤ交換したらお約束のセリフ、なのですが、タイヤのプロ中のプロであるお二人にこれだけ真顔で諭されると、さすがにちょっと気をつけないとやばいかも、と思ってしまいます。(笑)
慎重に、慎重にクラッチをつなぎ、スタート。
新品とはいえ、同じタイヤ(そういえば同じタイヤを続けて履くのは初めてかも・・・)なんだし、そう印象は変わらないだろう、と思いきや、やっぱり快適。
左右へのリーンがとてもスムーズです。
まあ、それだけ、いままで履いていたリアタイヤが中央だけが減ってしまい、ラウンド形状が変わってしまっていた、という事なんでしょうね。
リアだけでも交換して大満足。これでしばらくは安心してツーリングへ行けそうです。
でもやっぱり、フロントも変えておけばよかったかなあ~ 。