手軽で暖かい、ツーリングにもってこいのアイテムとは・・・
いよいよ11月。木枯らし一号も拭いて、いよいよ本格的な冬の到来間近となりました。
雪国の方はそろそろバイクシーズンも終わり、という事になるのかもしれませんが、雪の積もらない地域のバイク乗りは、出来れば冬もツーリング三昧!と行きたいものです。
とは言え、やっぱり冬のツーリングは辛いですよね。
当サイトでは、冬のツーリングを乗り切るための必須アイテムとして、電熱ヒートジャケットやダウンジャケットなどをご紹介してきました。
でもこれらのウエアは結構値段が張ります。もちろんそれに見合った高性能なのですが、もうちょっと手軽なあったかアイテムは無いものか。
「オレは(私は)とにかく、使い捨てカイロを体中に貼りまくり!!」という方もいらっしゃると思います。コンビニでも手軽に手に入りますし、貼れるタイプのカイロは肌着の上から貼ると結構暖かいです。
でもこの使い捨てカイロ。体温などで温まるところで使う分には結構温まりますが、冷たい風があたるような場所や、本当に寒いシチュエーションでは今一つ暖かさにパワーが無かったりもします。
そんな時お勧めしたいのが、使い捨てじゃないカイロ=「ハクキンカイロ」 です。
昔懐かし!?いやいや今こそエコ。ハクキンカイロ!
ハクキンカイロ(ハッキンカイロ、白金懐炉)って知ってますか?
我々昭和世代には懐かしい響きのハクキンカイロですが、最近の若い世代は知らないかもしれません。あるいは知ってはいても、使ったことはない、という方も多いと思います。ハクキンカイロはベンジン(benzine)という、石油から作られる揮発性の高い可燃性の液体を燃料に使ったカイロの事。ベンジンを直接燃やすのではなく、プラチナ(白金)に接触した時に発する熱を利用しています。わずか24cc程度のベンジンで、およそ24時間も連続で使用でき、その熱量は使い捨てカイロの13倍にもなるそうです。
実際に使ってみると、明らかに使い捨てカイロとは次元の異なる暖かさが感じられ、冷え切った屋外で使用しても、非常にパワフル。ほんのりとした暖かさというよりは、”小さな熱源を抱えている”という感じがします。
ベンジンを注油し、着火する(触媒反応を促進するため、最初だけマッチやライターで火口を炙る)という手間は確かにありますが、ツーリングに出かける前に着火すれば、一日中温かく使用できます。燃料のベンジンは昔ほどいろんなところで入手できませんが、今やネットで購入可能。1本買っておけばかなり長持ちします。コストパフォーマンスも1日20円ほど!と実にエコノミーです。
本体は少々高いですが、一度買えば一生もの(消耗パーツは個別に買えます。)。
まだ使ったことが無い、というアナタ。是非一度手にしてみる事をお勧めします!
硬派なあなたには・・・
因みに・・・
「バイク乗りがそんなかっこ悪いもの持てるかよ!」という硬派な(?)アナタ。
こんなのもあります。↓