いつもの目的地をあえてカーナビで検索してみると・・・
たびたびロングツーリングに出かけるような人はそうでもないのかもしれませんが、僕のように近場で日帰りツーリングばかりをやっていると、だんだんと目的地が同じようなところばかりになり、ルートも次第にマンネリ化してきます。
どうしたらマンネリ化を防げるのか。
ひとつの案として、良く知っている目的地までの道のりを、あえてカーナビに案内させてみる、という方法があります。
言うまでもなくカーナビは、検索した目的地までの道のりを、基本最短距離で示してくれる便利なものですが、それがあなたがいつもたどる道と同じ・・・とは限りません。
実際、よく行く目的地を、あえてナビに案内させてみると、
「え!?こんな道とおるの?」
「へえ~ こんな道あったんだ。」
という新たな発見があったりします。
その道が、思いがけぬ良い景色だったり、その道沿いに美味しそうな食堂や面白そうな店が見つかるかもしれません。
あえて下道指定で道順検索してみる
あらたにツーリングルートを広げる手立てとして、あえて高速道路を使わず、下道で走ってみる、というのも面白いです。
カーナビには「高速道路優先で検索」「一般道路優先で検索」といった検索条件が選べるものが多いので、これを活用して、いつも高速道路で移動する区間を下道で走ると、いつもと違った風景が見られます。
特に日本の場合、高速道路は山の中を走っていることが多いので、それを下道で走ると楽しいワインディングロードだったりすることも多いです。
経由地を指定して遠回りしてみる
また、カーナビのルート検索の「経由地設定」を利用して、いつものツーリングコースに「寄り道」を付け足してみましょう。
漁港や峠、道の駅、雰囲気の良さそうなコーヒーショップなど。
今はインターネットの時代。地名を含めて検索すれば、さまざまな名所が探せます。
ツーリングコース上で探すもよし。逆にあえてコースから大きく外れたところに経由地を設定する事で、またあらたなツーリングコースとなり、素晴らしい風景が見つかるかもしれません。
友達のオススメコースをナビでトレースする
バイク乗りなら、誰しもお気に入りのツーリングコースのひとつやふたつは持っているもの。その情報を交換して走ってみる、というのも新たな発見につながります。
一緒に走って案内してもらう、というのがいいと思いますが、Googleマップを使って情報を共有する方法もあります。
バイク仲間(この場合は「ドライブ好き」「クルマ好き」でもいいですが)に情報共有してもらって、そのコースをナビを頼りにあえて一人で走ってみる、というのも、「宝探し」的な感覚があって面白いですよ。
おすすめはYahoo!カーナビ
無料で手軽、情報共有も出来る便利なGoogleナビですが、無料で使えるバイクナビで言えば僕としては「Yahoo!カーナビ」がイチオシです。
「Yahooカーナビ」のいいところは、音声案内が豊富で、交差点の名前なども音声で案内してくれるので、画面を見なくてもある程度走れてしまうところです。(Googleマップはこのあたりが少々厳しい。)
インカムとスマホをつなげば、走行中でも音声案内を聞けるので、僕はツーリングの時にスマホはベルトポーチに入れたまま、音声案内だけで走る事も多いです。
で、市街地など、道の入り組んだところでだけ取り出して画面を見て走る。
こうすると、ほとんどの時間は画面を消したままなので、かなり長時間スマホの電池が持ちます。
もちろん、音声案内だけで走っていると、道を間違えたりする事もありますが、新しいルート探しだと思えば、”それもまたよし”、です。
という事で、僕としてはバイクナビには「Yahooカーナビ」を推したいと思います。
(有料サービスだともっといいアプリもあるかと思いますが)
ナビを使ってどんどん冒険を!(ちょっと大げさかな?)
ナビの検索機能で、いままで走ったことの無い意外な道を発見する、という方法をご紹介しましたが、その他に、ナビに頼らず、どんどん見知らぬ道を分け行って、小さな冒険をしてみる、という事もおすすめです。
どんどん分け入って、最終的に迷子になっても、カーナビで「自宅」を指定すれば、最終的には自宅にもどってこられます。
さあ、あなたもナビを使って新しいツーリングルートを探してみてくださいね。