ディーラーで傷ついた我が愛車と対面
先日起こしてしまったバイク事故。
事故ったバイクはレッカー移動(自分で保険会社に依頼)され、いつもお世話になっているディーラーへ運ばれました。
事故当日、ディーラーから無事(?)バイクが届いた旨の連絡があり、今後の修理受付をするために来店するよう言われました。
でもその日はどうしても行く気になれず、翌日ディーラーを訪れ、そこで傷ついた愛車と対面しました。(事故直後、早々に救急車に乗ったので、あまりじっくりとバイクの状況を確認できませんでした。)
昨日まで一緒に走ってくれていた愛車ですが、正直この日は見るのが怖かったです。
追突後、左に倒れた愛車は、右側から見るとまるで何事もなかったかのように見えました。
けど左側に回ると深い爪痕があちこちに・・・
ディーラーのメカニック氏と一緒に破損個所を確認していきます。ここもあそこも・・・。
そして、写真にはありませんが、もっとも問題なのがフロントフォークです。目視でも微妙に曲がっているような気が・・・・。
総じて高額なハーレーの純正パーツ。これだけ修理すればいったい幾らになるか想像もつきません。しかも我がロードスター(XL1200CX)の場合、フロントはスポーツスター唯一の倒立フロントフォーク。このパーツだけでも、きっととんでもなく高いんだろうなと思います。
果たして修理代が払えるのだろうか・・・
果たして修理代はいくらなのか・・・
席について、メカニック氏から今後についての説明を受けます。
・ここ(ディーラー店舗)では修理が出来ないため、グループの修理センターへ車両を運ぶ。
・そこで専門のメカニックが車両の状況を確認し、見積もりを作成する。
・保険会社との交渉もそこで行い、修理費用が確定したら修理にかかる。
・見積作成には作成料がかかる。作成費用は修理代の30%。仮に50万円の修理費なら見積もり代は15万円(!)ということ。
・実際に修理する場合は見積もり作成の費用は請求されないが、修理しない場合(廃車など)は見積もり費用を請求される。
・修理センターは今、修理待ちのバイクですごく混んでいるので、見積もりには少し時間がかかると思う。
ということでした。
見積作成に費用が掛かる、というのは想定外でした。まあ理解は出来ます。要修理箇所を診断し、ひとつひとつ必要なパーツをリストアップし、作業時間も見積もって見積書を作成する、というのは結構大変な労力でしょう。特に保険会社に請求となれば、ネジ一本まで詳細な見積書を作成する必要があります。
それでも結局廃車になったりして修理しなかったら、バイク屋さんには1円も入ってこないことになります。これではバイク屋さんとしてはたまったものじゃありません。
ただ30%というのあまりにも大きい。
もちろんお気に入りの愛車です。できることなら修理したい。
でも仮に「修理費100万円」となったら、正直厳しいです。
修理費があまりにも高額で、涙を呑んで諦める(廃車する)という結論になった時に「では見積もり代30万円です」と言われたら・・・そう考えると安易に見積もりも頼めません。
そこでディーラーメカニック氏に、
「正式な修理見積じゃなくていいから、せめて修理費が30万ぐらいなのか、50万ぐらいなのか、それとも100万円以上かかるのか、というぐらいは事前に教えてもらいないか。」
と相談したところ、「まあ、そのぐらいはお伝えできると思います」と言ってくれました。
もっとも、正直言えば100万円はおろか、50万円と言われても「じゃあおねがい」と言えるほど懐に余裕があるわけではありません。
でもなんとか直したい!という気持ちはあります。
「ちなみに・・・修理代ってローン使えるんですか?」と聞くと「使える」とのこと。
じゃあ、ひとまず概算の修理費を連絡してもらう、という約束をして、この日はディーラーを後にしたのでした。
復活への道のりは長く険しそうです。