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XL1200CXのブレーキパッド交換・・・する?(その2)

ロードスターのブレーキパッド残量は・・・

走行15,000kmを超え、そろそろブレーキパッドの残量が気になり始めた我が愛車ロードスター(XL1200CX)。

キャリパーに装着したままでは、どうも残量が判別しづらいので、一度キャリパーを外してみて残量を確認する事にしました。

ロードスターに適合するブレーキパッドは?

話は前後しますが、

「どうせキャリパー外すのなら、多少まだもちそうでも、ブレーキパッド換えちゃおうかなぁ」

と思い、事前にパッドを購入することにしました。

ところが、

いろいろ調べてみるものの、このXL1200CXに適合するブレーキパッドは、未だほとんどのメーカーで販売されていません。※注

僕が調べた限り、純正以外でXL1200CX用のブレーキパッドを見つけられたのは、、、

SBS (キタコ)

G.T.S (ネオファクトリー)

EBC Brakes(アンバーピース)

という3社くらいのものでした。

因みに純正は

・フロント:品番 41300004 ¥11,700

・リア:品番 41300053 ¥10,600 (価格はアンバーピースでの例)

と、結構なお値段がします。

さて、どれにしましょうか?

2020年8月16日 追記:

※注「XL1200CX用に適合するブレーキパッドは、未だほとんどのメーカーで販売されていません。と書きましたが、これは「XL1200CXに適合」と明記されているメーカーがまだ少ないという意味です。

その後いろいろ調べたところ、スポーツスター(XL系)のキャリパーは14年モデル以降が共通なようです。したがって「スポーツスター(’14~)」「XL系 ’14以降」となっているものは対応しているようです。

また、車種名でいうと、「XL1200X(フォーティーエイト)」や「XL883N(アイアン)」なんかは必ずと言っていいほど対象機種として載っているんですが、「XL1200CX」を表に掲げてくれているメーカーは少ないです。キャリパーが共通だからパッドも共通のハズなんですけどね。

※注:上記に挙げたパッドについても、適合については当方で保証できかねるため、各パッドメーカー様へお問い合わせください。

「G.T.S」ブレーキパッドを選択

XL1200CXについているブレーキキャリパー自体は、2015年からフォーティーエイトをはじめとする各種スポーツスターに採用されているので、そろそろ各社からアフターパーツが発売されていてもいいのでは?と思うのですが、何故かあんまり出ていないのですね。どうしてなんでしょうか?

ともあれ、今回は、ネオファクトリーが販売している「G.T.S」というメーカーのパッドを購入してみました。この「G.T.S」というメーカー。「GOTTOUCHブレーキシステム」という名前なのですが、どうやらネオファクトリーさんが独自展開しているブランドらしく、ネットで調べてもあまり情報がありません。どこかしら、海外メーカーのOEMなんでしょうが。まあ、情報がない分、試してみるのも面白いだろう、という事でネットで購入しました。

ブレーキパッドには大きく分けて2種類あり、一つはメタルパッドとかシンタードとかいわれるもの。その名の通り、摩擦材として金属扮を焼き固めたもので、焼結パッドとも言います。摩擦力が強く、固いので長持ち。表面が多孔質なので雨でも制動力が落ちにくいなど、良いことだらけ。ただしちょっと高めです。

もうひとつはレジンパッドとかオーガニックパッドと呼ばれるもの。繊維系の摩擦材料を樹脂(樹脂)で固めたもので、比較的効きが柔らかく、ブレーキディスクへの攻撃性も低く、比較的安価です。ただし絶対的な制動力はメタルパッドにかないません。

そのほか、両者の中間的なセミメタルパッドというのもあります。

GTSはセミメタルパッドとオーガニックパッドが選べますが、重いハーレーを止めるにはオーガニックじゃあ不安だなあ、ということで、今回はセミメタルパッドを選びました。

GTSのセミメタルブレーキパッド 016584 2014年以降のXL(スポーツスター)用、となっています。

裏面には鳴き防止のプレートが。右端にあるのは付属されていた謎の金属パーツ。

パッドの厚みは実測で11.2mm。内、摩擦材の部分はt=5.2mm。

ベースプレートの端面の仕上げはいまひとつ。

純正同様、裏面には穴の空いたプレートがついていて、鳴き止めと思われる弾力のありそうなシートが挟まれています。

また、小さな金属パーツが付属していました。これはなんでしょうか?(後ほど解ります。)

真新しい10円玉のような赤みを帯びた銅色(銅じゃないとは思いますが)がきれいなベースプレートですが、側面を見ると仕上げはやや雑な感じ。

まあ、見えないところなのでいいんですが、ベースプレートの厚みや精度は、ブレーキングのフィーリングに影響する、なんて話を聞いたことがるので、どうなんでしょうか?

(アフターパーツの高級品のなかには、ベースプレートを打ち抜きではなく、わざわざレーザーカットで切り出しているものもあります。)

もっとも、ハーレーで、いや、鈍感な僕がそこまで判るものかは、大いに疑問ですけれど。(笑)

それより気になるのは厚みです。

純正新品の厚みは、ライニング部分がt=約6.5mm だったのに対し、

このG.T.S製は、約5.2mm と、やや薄い。

ちなみにベースプレートは約6mm(バックプレート込)と純正(同 約6.2mm)とほぼ同等。

材質も違うのでなんとも言えませんが、寿命は純正のパッドよりは短いかもしれません。

と言うことで、新しいブレーキパッドも手に入ったので、ブレーキキャリパーを外してみることにしました。

この話、さらに続きます。(引っ張ってスイマセン)

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