冬のツーリングの王道はやっぱり温泉!
寒い・・・
今年は記録的な暖冬で、”やっぱり地球温暖化なのかなあ・・・” なんて心配しつつも、我々バイク乗りのとって暖冬はありがたい、というのが本音なのですが、数日前から「今年最強の寒波」とやらがやってきて、いや~寒い!!
生ぬるい冬に慣れてしまった身には寒さが一層身に沁みます。
とはいえ、天気は快晴。
せっかくバッテリーも新しくしたことだし、乗らないとまた上がってしまうし、という事で、昼近くになってようやくバイクを引っ張り出しました。
目指すはやっぱり温泉。
冬の日帰りツーリングで温泉に入るのは、着込んでいるぶん脱ぎ着が大変なのですが、やはり寒い時に温かい湯につかる気持ちよさは格別です。
いつもの道志みちにある「いやしの湯」に行こうと思ったものの、昨年秋の台風19号で再び被害を受け、一時通行止めになっていた道志みち。今、果たして道志みちはどうなっているのでしょうか?
とにかく現状を確かめるため向かってみることにしました。
道志みちはふたたび全面通行止め。でも迂回路あり。
2018年に台風24号の被害を受けた道志みち(国道 413号線)。
昨年(2019年)に暫定開通したものの、10月に再び台風19号の被害で通行止めとなりました。
その後の復旧作業で、12月26日に全面通行止めが解除されましたが、斜面の補修工事のため、今年(2020年)1月16日から三たび通行止めとなっています。(~2020年3月下旬まで予定)
相模原市ホームページより
ただし、大型車は通れないものの、県道76号線へ迂回するルートで山梨側へ行くことができます。
今回の目的地 「いやしの湯」は、まさにこの迂回路の途中にあります。
道志みちの現状確認&いやしの湯へ
この日は国道412号線の青山から413号線を目指しました。この道は問題なく通れましたが、途中、宮ケ瀬湖方面から抜けてくる道(県道64号線)には全面通行止めの看板が出ていました。
道志みち自体も、途中にはまだまだ工事中で、片側通行の場所がありました。
また、山の側面の沢になったところでは、大量の雨で土砂崩れが起きたとおぼしき場所がいくつも見られ、被害の大きさが想像されました。
ここから先は通れず、県道76号線へ迂回します。ただ「いやしの湯」へ向かう道でもあるので、温泉へ行くには支障ありません。
路肩にはまだ雪が残っていて路面凍結にも注意が必要です。
この「いやしの湯」は道志みち沿いに点在する温泉の中では大きい方だと思いますが、それでも街中の健康ランドなんかに比べると、ずっとこじんまりしたシンプルな施設です。
ここの湯を僕が気に入っている点は、浴室の天井が高く、とっても開放的なこと。湯舟が広くて手足を思いっきり伸ばしてゆったりつかれます。お湯も熱すぎず、のんびり、ずっと入っていられます。
湯舟は3つ。一辺が7~8m位ありそうな直角三角形のメインの湯舟、源泉掛け流しの結構ぬるめ(35℃ぐらいかも)の温泉、そして露天風呂の3つです。
入浴料は3時間で大人700円。一日居ても1000円。
中には食事処もあって、みなさん、食後には座布団を枕に、うつらうつらされています。ぼくはバイクという事もあって、いつも入浴後はそそくさと帰ってしまうのですが、一度ぐらい、ビールでも飲んで、一日のんびり過ごしてみたいなあ。
道志みちは我々関東のライダーにとって、富士山方面につながる貴重なルート。
道も適度なワインディングで走るのが楽しい。(飛ばしすぎ注意!最近白バイも見かけます。)
朝一番など、とくに気温の低いタイミングでは凍結に注意が必要ですが、それさえなければ冬でも楽しめる快適ルートです。一日も早く全面復旧することを願ってやみません。
道志みちの情報は、今後も適宜ご報告させていただきたいと思います。