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ハーレー スポーツスターのブレーキパッド交換(その2)

今回の内容は、ブレーキの整備について書いていますが、言うまでもなくブレーキは最重要保安部品であり、誤った整備を行うと重大な事故につながる恐れがあります。今回の記事の内容を参考に作業された結果について、当方は一切責任を負えません。少しでも不安があれば、バイクの整備は信頼できるバイク屋さんに依頼する事をお勧めします。

ノーマルブレーキパッドの寿命は?

フロントブレーキを新しいブレーキパッドに交換した我がスポーツスター(XL1200CX ロードスター)。

外したブレーキパッドですが、やはりまだ結構ライニングが残っていました。

XL1200CXブレーキパッド

あらためてノギスで測ってみたところ、3.8~4.0mmぐらい残っています。この時点での走行距離は23,306km。前回測ったとき(約1.5万km走行時)から全然減ってない気がします。

XL1200CX メーター

ちなみに新品の純正パッドの厚みは6.5mm。パッドは残り1mmぐらいが使用限界ですから、仮にライニングの残りを2.8mmとして単純計算してみると・・・

23,306km÷(6.5mm-3.8mm)×2.8mm=24,169km

あと2.4万kmぐらいはもつ計算になります。新品からなら4.5~5万kmぐらいもつということです。

実際のパッドをみた感じからも、そのくらいは十分持ちそうな気がします。(あくまで私の場合、ですが。)

今回のパッド交換はまだ早かったというか、ちょっと勿体なかったかもしれませんね。

ブレーキパッドの慣らしはどうやる?

ともあれ、新しいブレーキパッドは”慣らし”が必要です。

パッドの慣らしには2段階あり、

パッドの”アタリ”をつけるために、急制動を避け、丁寧なブレーキングを行う。
①でアタリがついた後、パッドの材質を安定させるため、高速からのブレーキングを繰り返し、パッドに熱を入れる

・・・という記事をバイク雑誌などでよく見ました。

けれど、最近は(サーキット走行を前提とした場合を除けば)

①は必須だけど②は必要ない。(むしろローターの熱歪の恐れなどもあり危険。)』

というのが定説のようです。

②はパッドに使われている樹脂などからガスが発生するのを、熱を入れることで意図的に発生させて早く落ち着かせる「ガス抜き」が目的だったらしいのですが、最近は製造工程が進化してそうした必要性があまりなくなっているそうです。

①については

  • 平らに見えるブレーキパッドとローターも必ず凹凸がある(ローターが新品でなければなおさら)ので、これが均一に当たるようになるまでは十分な制動力が出ない。また強く当たる部分だけヒートスポットが発生するのでよくない。
  • 焼結パッド(メタルパッド、シンタードパッド)の場合、パッドの材質がローター側について焼結被膜を形成することで制動力が上がるので、それまでは十分な性能が出ない。

といった理由があるようです。

では具体的にどうやってアタリをつけるのかというと、急ブレーキを避け、普通に街乗りしてればいいみたいです。要はいきなり峠へ行ってカッ飛ぶなんていうことはするな、ということですね。

「だんだんと熱が入っていくように、少しづつ強くブレーキングしていく」と書かれているサイトもありました。この辺はエンジンの慣らしに似ています。

あと、”どのくらいの距離慣らしをすればいいの?” という点については、サイトによって記事によって、書かれていることがまちまちです。

ちなみに「SBSブレーキパッド」を発売しているキタコのホームページには

「パッド交換後ローターとの十分な当たりを得るために最初の150回までは危険回避の場合を除き、極度に強いブレーキングをしないで下さい。」

と書かれていました。

ブレーキング150回って言われても・・・何キロ走ればいいんだろう?

・・・という気もしますが、そりゃ決められないですよね。高速道路を何キロ走ろうが、ブレーキの慣らしは終わらないでしょうから。(笑)

「G・T・Sブレーキパッド」インプレッション

前回の記事で書いた通り、今回僕が装着したブレーキパッドはNEOファクトリーオリジナルブランドである「G・T・S」のセミメタルブレーキパッドです。

(ちなみに「GTS」は「GOT TOUCH SYSTEM」の略だそうです。)

左がノーマル。右が「GTS」セミメタルブレーキパッド。

「手ごろな価格」と「使っている人も少ないだろうから、ブログ記事として面白いかも?」というのが選択の理由です。(笑)

***

早速試走。まず走り始めて一発目のブレーキング!・・・は、全然効きません。

(笑・・・いや、笑いごとではないですが。)

一瞬、「取り付けミスしてパッドにグリスでも付いたかな?」と思ったほど。

けれど2、3回ブレーキングすると、普通に効くようになりました。

そのまま渋滞がちな主要幹線道路を2~30kmほど、車の流れに乗って走りました。

結果、特に違和感なくブレーキングできるようになりました。(150回ブレーキングしたかどうかはわかりませんが。)

その後、一般道を100kmほど走ってみての感想は、ノーマルと比べると・・・

「う~ん、変わらん。」(笑)

ワインディングを飛ばしたりしていない(普段からあんまりやらない)ので、余計にそう感じるんだと思いますが、ノーマルのブレーキパッドと比べて大きく印象は変わりません。

ただ、それでも注意深くブレーキングの印象を探ってみると、ノーマルのパッドは効き始めがわかりづらく、握りこんでから効くタイプなのに対し、GTSのブレーキパッドは握り始めからすぐに制動力が立ち上がり始め、あとはレバー操作にリニアに制動力が上がっていく印象です。ノーマルより少ないレバー操作でブレーキングが出来、かつコントロールしやすい。

非常に扱いやすい印象です。

しかも距離が進むにつれ、徐々により良い方向に印象が変わっていきました。

ノーマルでは聞こえなかった「ミューーーーン」という、いかにもディスクブレーキが利いているという感じの音が気分を盛り上げてくれます。一方で「キーキー」といった嫌な鳴きはいまのところ全くありません。

いいんじゃないでしょうか。このパッド。

ハードなブレーキングをした時にどうか、という点と、どのくらいもつのか?という寿命の問題はまだわかりませんが。

無事交換完了・・・のはずが

ともあり、無事にブレーキパッドの交換は完了。慣らしも終わり、印象も良好。ということで、めでたしめでたし・・・だと思ったのですが、、、

僕の場合、なかなか無事では終わらないんですよね~。

その話はいずれまた。

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