屋外保管にバイクカバー。でも案外・・・
屋内にバイクを停められる恵まれた環境の方はスルーしていただくとして・・・(笑)
愛するバイクだけれど、駐車場所はマンションの屋外駐輪場。
せめて車体カバーをかけて、、、という僕みたいな方も多いと思います。
ところがこのバイクカバー。せっかく被せていても、雨が染み込んでしまったり、風でホコリが侵入したりして、意外と車体が汚れてしまうもの。
がんばって洗車したのに、いざ乗ろうとすると、
「あれ、先週洗車したばっかりなのに((T_T))」
・・・なんて事も。
そんな残念な事にならない、効果的なバイクカバーの使い方があります。
効果的なバイクカバーの使い方とは
できるだけバイクをきれいに保つために、カバーを二重に掛けるのがおすすめ!!
「エッ?ナンダソレ!」
「1枚でだめなら2枚って・・・」
「そんなの効果あるの?」
と思いますよね?
僕も最初、友人に勧められたときは半信半疑でした。
ところが、これが意外と効くんですよね~。
雨の染み込みは完全には防げませんが、車体に届く量は確実に減ります。また、風の巻き込みが減る分、車体の汚れはかなり少なくなります。
「そりゃあそうだろうけど、1枚掛けるのもメンドーなのに、いちいち2枚も掛けるの?」
と思うかもしれません。でも、 1枚目を掛けるとカバーで車体が覆われて出っ張るところがなくなり、引っかからなくなるので、2枚目を掛けるのは1枚目よりずっと簡単。
なので思ったほど面倒ではありません。
バイクカバー コストも二倍!?
「でも、カバーを2枚も買うのってなあ・・・」と思いますよね。
けど、車体カバーは意外と寿命の短い「消耗品」。 どんなに丈夫なカバーでも、雨風や紫外線による劣化で2,3年もすれば結構傷んでしまいます。
でも、外側の1枚は痛むのが早いですが、直射日光を浴びない内側の1枚は、外側の1枚よりずっと長持ちします。
だから長い目で見れば、追加投資額はさほどでもありません。
二枚掛けにはどんなカバーを選ぶべばよいか
理想を言えば、1枚目はバイクにぴったりのサイズ。車体に傷がつかないよう、内側が柔らかく、かつエンジンに触れても溶けない材質なら言うことなしです。
2枚目はタイヤまで隠せるよう、ややゆとりのあるサイズで、バタつき難い厚手で丈夫なもの。
裾が絞れるタイプならなお良いですね。
ぼくが今使っているインナーカバーはこれです。↓↓↓
このカバーは本来、屋内使用が前提の商品なのですが、布製で裏起毛なので車体が傷つきにくく、ストレッチ素材なので車体にぴったりとし、隙間からホコリが入りづらくなっています。
また布なので、エンジンやマフラーの熱で溶ける心配がなく、張り付いてしまったりしません。
注意:ただし布製なので最悪は燃える可能性もあります。メーカーは必ず車体が冷えてから被せる様に説明しています。必ず守りましょう。
僕のお勧め?防水バイクカバーの決定版
コレは僕が以前使っていた完全防水のバイクカバーです。↓
このバイクカバーは、ほかのバイクカバーと全く質感が違います。最初はびっくりしました。
カバーの材質が、はるかに厚く、柔らかく、そして重い。
あまりに重いので掛けるのにちょっと苦労するほど。その分バタつかず、車体を傷つけにくいと思います。
そしてなによりその防水性能は完璧!まったく雨が浸水しません。まさに「レインプロテクト」です。
じゃあ、これが超お勧め!かというと、ちょっと微妙・・・。
防水性能が完璧な分、湿気が逃げません。よって地面から上がってきた水蒸気がカバー内にこもってしまうのです。
雨が降った翌日にカバーを外すと、浸水していないにもかかわらず、車体が水滴でびっしり!
完全防水も良し悪し、です。
屋外保管だけれど、とにかく絶対雨に濡らしたくない人。ホコリや傷つき、直射日光からバイクを守りたい人。そしてマメに(できれば毎日)バイクに乗る人。そういう方には最高です。雨が降っても翌日にはカバーを外して湿気を逃がせるからです。
そうでない方には、多少防水性は劣っても、通気性も考えた商品を選ぶ方が良いと思います。
ちなみに僕はちょっと工作をして、通気性アップをはかりました。↓
じゃあ、外側バイクカバーのおすすめは?
外側のバイクカバーは消耗品。そう考えるならヤマハのカバーなんかコスパが良くていいと思います。ぼくも実際何度か買っていますが、完全防水とはいかないものの、比較的しっかりした生地で、耐久性もありました。↓
コスパ最高!のバイクカバーはこれ!
もっとコスパを狙うなら、Amazonで格安のカバーがたくさん出品されています。
実は僕が今使っているバイクカバーもAmazonで買った格安品です。
もう2年近く使っていて、さすがに色はすっかり抜けてしまって白くなってしまっていますが、破れたりすることはなく、防水性もそれなりに保っています。(もともと防水性能は完全ではありません。他の多くの商品と同様です。)
何しろ価格は有名メーカー品の半額以下。どのみちバイクカバーは消耗品ですから、2,3年毎に買い替えるつもりなら、こういう選択肢もアリだと思います。
※もちろんこの手の商品には当たり外れがあります。これの前に買った格安品はいまひとつ・・でした。
究極!最初から二重のバイクカバー
なかには最初から二重構造になっているバイクカバーもあります。
結構高価ですが、愛車を守るには多少高くても・・・という方にはお勧めです。
ゴムバンドでホコリの巻き込みをシャットアウト!
僕は2枚被せたうえに、ホームセンターなどで売っているゴムバンド(トラックの荷台などで使う幅2~3cm、長さ数mのもの。500~600円位で売ってます。)で前後をぐるっと縛っています。
これでホコリの巻き込みはほぼシャットアウト!
二枚重ね+ゴムバンド。 さあ、だまされたと思ってやってみませんか?
(いえ、あの、だましませんから。(笑))