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東京モーターサイクルショー2024へ行ってきました(その4)

すっかり旬を過ぎてしまった東京モーターサイクルショーの話題ですが、まだ紹介していないものがあるので続けます。お暇と時間のある方は、どうぞお付き合いください。w

HONDAブースは・・・ゴメンナサイ

HONDAブース。もう近づくことすらできません。国産4メーカー、なかでもホンダブースでお目当ての展示車両に跨りたいという方は、朝いちばんに入場したら、まずホンダブースへ向かう、というのが正しいと思います。

ハーレーダビッドソンブース

ホンダのお隣。ハーレーダビッドソンのブース。たまたまでしょうが、ホンダに比べればゆったり見られました。

ところが、この一角だけはすごい人です。

そう、普通二輪免許で乗れるハーレー「X350」と、500ccの 「X500」です。賛否両論あっても、みんな興味津々です。

ぼくは良いと思うんですが、できればこのX500もX350と同じデザインで出してほしかったなあ。ちょっとボテっとしてますよね。

Xシリーズに興味ある方はこちらもご参照ください。

ナイトスターの教習車。安くなったとはいえ、188万もするバイクを教習車にするのは、教習所も大変だろうなあ。むかしの空冷スポーツスターの教習車も存在していましたが、個人的には「あんな重たくて扱いづらいバイクで教習車絶対イヤ」と思っていました。でもナイトスターだとかなり軽い(216kg)からいいのかな。シート高が715mmしかないから、小柄な人に安心感があっていいと思います。

キジマブース

キジマブースにも新型のディスプレイが展示されていました。

キジマのスマートディスプレイ SD01。正直、ぼくはこの商品を知りませんでした。IP67の防水、防塵仕様5インチディスプレイです。車体への装着は米国製テックマウントを採用。CarPlayやAndroid Autoで接続します。\35,200(税込)と他メーカーよりリーズナブルな価格設定です。

キジマ SD-01

キジマ (kijima) スマートディスプレイ SD01 スマホ モニター IPS液晶 IP67 Z9-30-101

キジマと言えば比較的小排気量のバイクアクセサリーが得意、という印象があるんですが(ハーレー用パーツも豊富ですけどね)、そういうキジマにとって、昨今の原付二種の盛り上がりというのはチャンスなんでしょうね。

キジマ (kijima) バイク バイクパーツ K3 サイドバッグ タクティカル TC02 13L 30×35×12(cm) オリーブグリーン ZK3-10003G

すっかりライダーに広まった感のある電動式空気入れ(僕はもってませんが)。新製品の「JP02」は30cmのロングホースとL字バルブアダプターが付属。ブレーキディスクが邪魔でバルブに接続しづらい機種などでも楽に接続できるようです。¥10,450税込(JP01は¥9020)

電動空気入れ(スマートエアポンプ)は大人気みたいですが、ホースが短いと、エアバルブがちょうどホイールの一番上の位置にきてたりすると、手で本体をもったままエアをいれることになり、ちょっと辛い目にあいます。ホースが長ければ本体を床に置いて空気をいれられますよね。

参考出品として展示されていたリアシートバッグ。本体はナイロン生地ですが、トップのカバーはハードな素材になっています。ナイロン生地のミリタリーっぽさと、型崩れを防ぐトップカバーとの組み合わせはありそうでなかった形です。

近くにいらっしゃったキジマの開発の方に「これいいですね!ぜひ商品化してください!」って言っておきました。もし製品化されたら、みなさん僕のおかげということで。(笑)

破竹の勢い。ロイヤルエンフィールド

続いては、最近新車ラッシュとも言える人気のロイヤルエンフィールドです。いや、ここも凄い人です。

ロイヤルエンフィールドはその名の通り、もともとはイギリスのメーカー(しかも現存する世界最古のモーターサイクルメーカー)なのですが、1971年にイギリスの本社が倒産。でも製造拠点だったインド側でだけは生産が継続され(途中、買収etc.があり)現在はインドのメーカーとして生き残っています。

僕がバイクに乗り始めたころは、知る人ぞ知るマニアックなマイナーバイクメーカーで、まさかこんなメジャーな存在になるとは思いもしませんでした。

なにしろイギリス本社が倒産してから、その設計がほとんど変わらず作り続けていたことから「新車で買えるクラッシックバイク」なんて言われていましたから。

INT650。648ccのパラツインエンジン搭載。ロイヤルエンフィールドのHPを見ると「正統派ブリティッシュ・ロードスターのエッセンスを保ちつつ、カリフォルニアの陽光を浴びたモダン・クラシック」なんだそうです。はたしてこれはブリテンなのか、カリフォルニアなのか。(笑) まあ確かにタンクのグラフィックは明るいカリフォルニアを連想させます。

こちらはMETRO350。そう350ccなんです、このバイク。ボリュームありますよね。350cc単気筒、SOHC、フューエルインジェクションの一台。

METEOR 350 Aurora。「空と地平線の色にインスパイアされた バイク」なんだそう。柔らかな色の印象ですね。

SHOTGUN650とBULLET350。SHOTGUN650は648ccのツインエンジン。BULLET350は90年にわたって引き継がれてきた、伝統の名前なんだそうです。

奥に見えるのが HIMALAYAN 450(ヒマラヤ450)。いかにもインドメーカーらしい名前です。

プロジェクト・オリジン。ロイヤルエンフィールド120周年(!)を記念して、当時のバイクを可能な限り再現しようというプロジェクトなんだそうです。

横から見れば自転車っぽいですが、これはこれで機能美を感じさせますね。

こちらはコンチネンタルGT650をベースに作ったレーサー。ロイヤルエンフィールドがインドで開催しているコンチネンタルGTカップ。そのレースマシンを日本で再現すべく作成されたそうです。HP見るとほんとカッコイイです。

ロイヤルエンフィールド。見てると欲しくなってきますよね。

信頼性はどうなんだろう?・・・なんて。ちょっと本気で考えてしまいそうです。

インディアンブース

ハーレーと双璧をなすアメリカンバイク インディアンのブースです。

スカウト ボバー。¥2,308,000- 1130ccですが、243kgは意外と軽いですね。レトロなボバースタイルと水冷エンジンが絶妙にマッチしてます。

インディアン・スカウト

インディアンFTR×RSD Super Hooligan(スーパーフーリガン)。スーパーフーリガンというのはアメリカのレースの名称らしいのですが、乱暴者(フーリガン)らしい暴力的な加速をしそうな感じもしますよね。

インディアンFTR Rカーボン。このシートレール部分の造形がすごいですね。

ハーレーが空冷エンジンの終焉を迎えて、やや今後の方向性に迷いがあるように見えるのに対し、インディアンはレトロと最新のちょうどいいバランスを狙っている感じがします。

超お買い得!?大人気 TONEのブース

いつも人でごった返しているTONEのブース。ほしい工具があればかなりお買い得!

とはいえ、70万円の福袋って・・・・だれか買うんでしょうか?(笑)

ナイトロンブース

いまやオーリンズと人気を二分するナイトロンのブースです。

ナイトロンブースに置かれていたのがモリワキカスタムのZ900RS。

レーサーだと思ったのですが、スマホホルダとか付いてますね。

目立ちすぎないところがかっこいいナイトロン。

タンク後端がすごいですね。ハングオフでももを引っ掛けるためでしょうか。

なんと!モーターサイクルショーにWORKMANブースが

最近バイクウエアにも力を入れているワークマンのブースが。

透湿・防水・ワークマン価格のレインウエア。

シンプルデザインですがかっこよく、その辺のバイク用品店よりもずっとすっきりとしていてカラフルなレインウエアです。

何てカラフルなレインウエアなんでしょうか。

グローブなど、小物類も充実。

通勤・通学にピッタリな防水のリュックもリーズナブルです。

今後発売される商品の先行展示が多かったです。人気のワークマン商品はあっという間に売り切れるので、こういう情報は嬉しいですね。

おしゃれ女子向け?AMBOOT

このサイトをおしゃれ女子が見ているとは思えませんが・・。(笑)

AMBOOTは業務用のハンドルカバーやシートカバー、ナックルガードなどを製造・販売している大久保製作所さんの新ブランドです。

「かわいすぎず、かっこよすぎない」がコンセプト。シンプルなデザインはおしゃれ女子でなくてもうけそうです。

シックなカラーもあります。

これとか、工具入れてリアシートに積んでおくといいですよね。この色なら革でもアメリカンバイク限定という感じにならない気がします。

長年実用アイテムを作り続けている老舗だけあって、造りはすごくしっかりしてました。

こんなのもありました。たまに見かけますよね。ワンちゃんとタンデム。

RSタイチさんのブースで気になったのが・・・

僕もジャケットなど愛用品が多いブランド RSタイチさんのブースです。

気になったのがこれ。胸部プロテクターの新作です。エアスルーを重視したハニカム構造なのですが、なんとCEレベル2をクリアしているそうです。すばらしい。発売されたらこれ買おう。

70TH アニバーサリー!ヨシムラブース

ひときわ目を引いた、このヨシムラブース。よくみると「70TH ヨシムラ」と描かれています。

1986年の鈴鹿8耐でケビンシュワンツ・辻本 聡ペアが3位となった時のGSX-R750レーサー。エンジンはデモ走行用に換装されたものですが、車体は当時の物。あれからもう40年近いんですね。今の若い人が見るとクラッシックレーサーに見えるんでしょうか。

1972年 デイトナのレースに出場したCB750。集合マフラーでアメリカを驚かせた一台です。さすがにこれは僕にもクラッシックレーサーに見える。(笑)

カーレースでもお馴染みの四輪用ホイールメーカー「Weds Sports(ウェッズスポーツ)」とヨシムラがコラボした、小型車向けの14インチ軽量スポーツホイール『ヨシムラ WRS Seven』の展示。見てるだけで楽しそうですよね。

プロトブース

バイク用品メーカー プロトさんのブース。

こちら、カタナ用ミラー? これじつはドライブレコーダー内蔵ミラーなんです。

わかりますかね?右のミラの端にカメラのレンズが見えています。反対側にもレンズがあって、前後同時に録画できます。設置場所に悩む必要がありません。普通のドラレコと違うのは、リア用のカメラがこの位置にあるので、ライダー自身も写ること。なのでバイクユーチューバー風の走行動画が撮れます。ただ、配線がちょっと気になりますかね。

最後にヤマハブース

最後にヤマハブース。最後に来るようなところじゃありませんね。もう大混雑で中に入れません。

XSR900GP。80年代のヤマハレーサー(マルボロからーですね。)を再現。うーん、カッコイイ。レーサーレプリカからカウルを外したネイキッドモデルというのは良くありますが、ネイキッドモデルからフルカウルにしてこんなに自然なマシンというのは珍しいです。まあ、XSR900は最初からこれを狙ってた感じですけどね。

ただ、前から見ると・・・ちょっと残念。できるだけヘッドライトを目立たせたくなかったんでしょうけれど、もうちょっとなんか処理の仕方はなかったのか。

こっちはストロボカラーの一台。

念願かなって初めて跨りました。前も書きましたが、今のDUKEを買う前に、このXSR900とどちらを買うか迷ったんです。ただ、どこにも実車が無かったのであきらめました。いざまたがると足つきは・・・うーん。なんとかなるかなあ、というレベル。やっぱり3気筒。ツインよりは幅がありますね。

とうわけで、4回に分けてようやく東京モーターサイクルショーをご紹介し終えました。今年はトライアルショーを見損ねたのがちょっと残念でした。また来年も懲りずに見に来ようと思います。では!

(・・・といいつつ続く。)

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