残念ながらメンテナンススタンドは使えなかったので・・・
ハーレー スポーツスターのメンテナンス用にと購入したデイトナのメンテナンススタンドは、残念ながら我がロードスター(XL1200CX)には使えませんでした。
その顛末はこちら↓↓↓
そこで改めてバイク用ジャッキを購入することにしました。(回り道もまたブログネタ・・・ということで。笑)
ハーレー乗りに人気のバイクジャッキは・・・
先のブログにも書きましたが、ハーレー用として最も人気のあるバイクジャッキがこのタイプです。
上はアストロプロダクツ製ですが、似た製品がいろんなところから発売されています。
こういうジャッキは以前からありましたが、結構なお値段で素人にはちょっと手を出しづらいモノでした。
一方でプロメカニックはパンタグラフを2連で使った、見るからに耐久性の高そうなジャッキを使っていたりしますね。たしか3万円位はするはずです。
それに対し、廉価版ともいえるバイクジャッキはほとんどが1万円以下。安いものだと5千円位からあります。これなら我々素人メカにも買いやすいです。
似て非なるバイクジャッキ選び
先にも書いた通り、このタイプのバイクジャッキはいろんなショップから販売されていますが見たはどれもほぼ同じ。発売元が違うだけで製造元は同じなのかもしれません。
とはいえ、いざ買おうと思い調べてみると意外と微妙な部分が違っていたりします。
まずは大きく、天板の上にフレームを受けるアダプター(アタッチメント/サドル)があるものと無いものに分かれます。
↓↓↓ アダプター付きのタイプ
↓↓↓アダプターなしのタイプ
ただし、「アダプター付きタイプ」はアダプターを外せば(天板にラバーなどを貼る必要がありますが)「アダプター無しタイプ」と同様の使い方が出来るので、汎用性は高いといえます。
一方、「アダプター無しタイプ」も天板の上に木材を乗せて挟むなど、工夫次第では多少底が出っ張っていても支えることが出来ます。
我がスポーツスター(XL1200CXロードスター)はフレーム下に出っ張りがなく、車体下がフラットなので、アダプターなしでいいかなとも思ったのですが、車高が高い分、アダプターが無いとより高く持ち上げることになり、不安定になるかもしれません。
アダプターなしタイプの方が若干コンパクト(※)なこともあり、悩みましたが、今回はアダプター付きのタイプから選ぶことにしました。
※アダプター付きは天板が15cm×45cm。アダプター無しは23cm×37cm。
Amazonで最安のジャッキを購入
結局僕が選んだのはこの商品です。
先にも紹介した「TOOLS ISLAND」ブランドの製品ですが、先の商品とは付属品が違い、ラチェットレンチを使うための22mmのソケットや、高さの異なるアタッチメント(アダプター)は付いていません。その分、価格はAmazonでも最安でした。
バイクジャッキが到着。重さにビックリ。
早々にハンドルが壊れました。まあラチェットレンチを使うつもりだったので気にしないことにします。
追記:2020/5/31
発売元に連絡したところ、早々に新しいハンドルを送っていただきました。
ありがとうございます。(相変わらず手は真っ黒になりますけどね。笑)
ラチェットハンドルは必須
サイドスタンドを掛けた状態から、左側のアンダーフレームにアタッチメントを合わせ、徐々にジャッキアップしていきます。(壊れたレバーがいちいち外れるのでかなり面倒。。。)
ところが、サイドスタンドで傾いているバイクは、下向きだけでなく、横向き(バイクが倒れる方向)にも力が働いています。そのため、ジャッキを上げていくと、アタッチメントが横にズレていってしまいます。(アタッチメントのボルトをガッチリ締めこんでおけば大丈夫かもしれませんが。)
そこで、バイクを垂直に立て、左手でハンドルを支えながら右手でハンドルを回してジャッキアップします。
バイクが倒れないように気を使いながら、重いハンドルを回すのは結構難しい作業です(ましてや壊れたハンドルだとなおさら。)。
その点、ラチェットハンドルなら手元を見なくても手頸のスナップだけでジャッキアップ可能。やっぱりこの商品を使う上では対応するソケット(22mm)とラチェットハンドルが必須だと思いました。
手持ちのソケットに22mmのものはなかったのですが、デイトナのハーレー用インチ工具セットに7/8インチのソケットがありました。
「7/8インチ=22.225mm」なのでわずかにガタがあるのですが、まあこの用途なら許容範囲でしょう。
まだ慣れないのでちょっとおっかなびっくりでしたが、何とか無事リアタイヤを持ち上げることが出来ました。
慣れれば一人でも全く問題ないと思います。
フロント側は安定性がいまひとつ
続いてフロント側をジャッキアップしてみます。
こちらも無事フロントタイヤが浮きました。
ただ、リアタイヤをジャッキアップしたときは結構安定していたのですが、フロント側は安定感が今一つ。もち上げた状態で車体を押すと、ゆらゆらと左右に揺れます。
写真で見るとわかると思いますが、スリムなVツインエンジンを持つスポーツスターはフレームもスリムで、左右のアンダーフレームの間隔があまり広くありません。
四気筒エンジンのような左右幅の広いバイクのフレームだとこの形態でも安定するのでしょうが、スポーツスターだとジャッキアップポイントの左右幅が狭いので、横向きの力には弱いようです。
特にフロントは重心位置との関係からか安定性が強くありません。ホイールの掃除程度ならいいですが、フロント周りをバラすような重整備をするなら他の方法も併用しないと危険な気がします。
一方、リア側は比較的安定していますが過信は禁物だと思います。
という事で、これでタイヤを浮かせたメンテや掃除が可能になりました。さっそくホイールを拭き掃除してみましたが快適です。
問題はこの大きさと重さ。いちいちマンションの部屋から運ぶのでは、使うのがおっくうになりそうです(メンテナンスならまだしも、ちょっと拭き掃除でも、という気にはならないかも。)
収納ケースを買ってみたけれど・・・
いちいち持ち運ぶのも大変なので、駐輪場に置いておくことにしました。マンションの駐輪場ですが、バイクの下に置いてバイクカバーを掛けておけば見えません。
ただし屋外なので雨が降れば濡れます。そのままだとあっという間に錆びそうです。
なにかいいものはないか、と探していたら、ダイソーで良さげなケースを見つけました。
ベッド下のスペースを有効活用するための衣装ケースです。大きさは 54cm×40.5cm。ジャッキの大きさは突起部を含め 49.5cm×31cm(ハンドルを外した状態)なので若干大きいですが、まあほぼジャストサイズ。空いたスペースには掃除道具なんかを入れておけそうです。気密性は今一つですが、バイクカバーの中に置いておく分には浸水しないだろうと思います。
”こりゃあいいもの見つけた!”と喜んで買って帰り、早速ジャッキを入れてみたところ・・・
あれ?入んない!??
なぜか入りません。
どうやらケースの大きさは内寸ではなく、蓋の外寸だったようです。
斜めにしてなんとか入りました(壁を押し広げていますが)。
これで置き場所も確保できるようになりました。せっかく買ったのでどんどん活用していきたいですね。
コメント
私も同じジャッキを買いました
まだ一度しか使っていませんが、確かに重いので、マンション下に持っていくのに苦労します(>.<)y-~
岩崎さん
ヨシダです。コメントありがとうございます。
確かに重いんですよね。
僕はダイソーで買った小型の衣装ケースに入れてバイクの下に置いてます。車体カバーをかけると見えませんから。