落札したマフラーにはパーツの欠品が・・・
前回からの続きです。
ヤフオクで落札したDLIVE製のマフラーですが、我が2017年式のスポーツスター(XL1200CX ロードスター)に取り付ける際に必要なパーツ「O2センサー変換ボス」が欠品していました。
こんなやつです↓↓↓
ネオファクトリーさんのホームページで調べると、いくつか代用できそうな汎用品の変換アダプターが販売されているので、それを買えば問題なさそうですが、専用品じゃないので100%大丈夫とは言い切れません。
ネオファクトリーさんのHPより
カラーズのホームページを見ると・・・
一方、DLIVEの発売元であるカラーズインターナショナルさんのホームページを見ると、同社の主力商品であるストライカーシリーズのマフラー用リペアパーツは、かなり細々としたものまで購入が可能なようです。
残念ながらハーレー用の「DLIVE」ブランドのマフラーについては、リペアパーツについて何も書かれていませんでした。けれど、同じ会社の製品なので、問い合わせれば対応してもらえる可能性は高いんじゃないかと思われます。
そこでさっそく電話しようかと思ったのですが、ふと思い出したのは、たしかカラーズさん直営のバイクショップがあったはず、ということ。調べてみると僕の家から(車でなら)そう遠くない場所にありました。
ならいっそ、そこで取り付けまでお願いできるんじゃないか、、、。
マフラー交換は自分でやってきましたが・・・
もともと、今回のマフラーの取り付けは、どこか信頼できるバイクショップにお願いするつもりでした。
折角マフラーをオークションで手に入れたのですから、工賃も節約したいところなのですが、今回は自分で作業するのに若干の不安がありました。
以前 国産四気筒バイクのマフラー(フルエキタイプ)を自分ひとりで交換したこともあるので、やってやれないことはないと思うのですが・・・。
ただ、空冷の大排気量エンジンで熱がすごいスポーツスター。しかも既に4年も乗っているので、たとえばエキパイを留めているスタッドボルトなんかが熱で固着していないか心配です。
(以前のバイクは、後のマフラー交換を想定して、新車の時点でエキパイのボルトを外してグリスアップしたりしてました。)
また、ハーレーは個体差がすごいらしく、専用品のマフラーでも、数ミリ(数センチ?)単位で取り付け位置がズレていて合わないことも珍しくないそうです。
で、それを強引につけると、応力がかかり、いずれ振動で割れたり折れたりすることもあるんだとか。
そのため、場合によってはカラーを作ったり、パーツを加工したり、といったことが必要になったりするんだそうです。
とにかく、下手にエキパイを外そうとしてシリンダーのネジ穴を壊したりすると、非常にやっかいなことになります。
だから今回はプロにお願いしたかったのです。
「ストライカーワークス」さんを訪問
DLIVEマフラーを製造・販売しているカラーズインターナショナルの直営カスタムショップが「STRIKER WORKS (ストライカー ワークス)」です。
早速クルマにマフラーを積んで相談しに行ってみました。
流石にレースでも活躍するカラーズのアンテナショップだけあって、店先にはかなりマニアックなカスタムバイクが並んでいました。
ただし、ハーレーの匂いは全くしません (笑)。
出迎えてくれた店長さん (・・多分) はとっても丁寧な応対をされる方で、中古パーツの持ち込みという、ある意味非常に失礼なお願いも、快く引き受けて受けて下さいました。
取り付け工賃は通常8000円なんだそうですが、パーツ持ち込みの場合は16,000円になるとのこと。まあ、これは致し方ないですね。
やって頂けるだけでも御の字です。
問題の欠品パーツも工場から取り寄せてくれるそう。
その場で車からマフラーを下ろして預け、あらためてバイクを預けにくる約束をしてこの日は引き上げました。
チタンマフラーを装着した愛車とご対面
翌週末にバイクを持っていき、さらに待つこと数日。予定より早く装着完了の連絡がありました。
週末に取りに行くつもりでしたが、もう待ちきれず (笑)、ちょうど在宅勤務の日だったので、就業時間を終えるか終えないか(←ダメだろう。笑)のタイミングで家を飛び出し、電車に乗ってショップへ向かいました。
店に着いた時にはすっかり夜でした。
ショップの明かりに照らされて、我が愛車が暗闇の中に浮かんでいました。
工賃と、取り寄せてもらったパーツ代金(950円×2)を支払い、愛車のキーを受けとりました。
「夜乗ると、エキパイが真っ赤になっているのが見えるのでビックリするかも知れませんが、大丈夫ですから。」と説明を受け、エンジンスタート。
ノーマル並みに静かだけれど、ノーマルとは違う低い排気音が響きます。
ノーマルマフラーは後日取りに来る旨を伝え、お礼を言って走り出しました。
早速走り始めると・・・
おっ!おーーー!!軽い!!
これが第一印象です。
250kgを超えるヘビー級のバイクなので、たかだか10kg程度軽くなったからといって、はたして体感できるのかな? と思っていましたが、これは明らかに違います。
まるでリッターバイクがナナハンになったかのよう・・・っていうとちょっと大げさでしょうか。
ハーレーだから ” 1200ccが883ccになったかのように ” が正しいかも・・・
・・・でもスポーツスターの場合、883と1200って4~5kgしか変わりませんから。それよりも、間違いなく大きな差です
その軽さに感動し、もっと走りたかったのですが、夜半には雨が降り始めるという天気予報だったので、とにかくまっすぐ家に帰りました。
これでツーリングに行ったら、山道を走ったら、いったいどんな感じなんだろうか・・・。
週末に山へ走りに行って、その性能を確かめてみたいと思います。
というわけで、この話、さらに続きます。