ハンドル周りをもうちょっとすっきりさせたい!
先日、バッテリー管理のために電圧計を取り付けようとしたものの、どうもハンドル周りにスマートに取り付ける方法が思いつかず断念しました。
電圧計のハンドルマウントは見送ったものの、もう少しハンドル周りをすっきりさせたい。
特にハンドルを変えてから角度が変になってしまったETCアンテナの取り付け方は見直したいと思っていました。
今使っているのはコレです↓↓↓

ノーマルハンドルの時は収まりがよかったんですけれど・・・

883Nのハンドルに換えたら窮屈になってしまいました。

ハンドルの水平部分が短いので、ステーが斜めになってしまうんですね。
ETCアンテナの取り付け方法を再度考える
なんかいいETCアンテナの取り付け方法はないものか。
ネットでいろんな画像を探しまくりました。
そこで見つけたのがコレです↓↓↓
デイトナ「ETCアンテナステーforアメリカン」
スポーツスターのアンダーブラケットの下に付いているブレーキホースステーに共締めすることが出来、ハンドル周りからETCアンテナを除くことが出来ます。
「汎用」となっていますが、写真をみるかぎりフォーティーエイトに装着できるみたいなので、ほぼ同じ車体構成をもつロードスターにもきっと取り付けられるでしょう。
というわけで早速購入してみました。
デイトナ「ETCアンテナステーforアメリカン」

届きました。税抜き1900円。

ETCのアンテナは本当は資格を持った販売店が取り付けを行う必要があります。適当な取り付け方をしてETCゲートが開かなかったら事故につながることもあり得るからです。とはいえ、実際はかなり適当につけても問題ないみたいですけどね。(自己責任でお願いします。)

パッケージをあけると金属のステーが2つとそれを連結するためのボルトとナットが入っています。

これがアンダーブラケットの下についているブレーキホースの分割パーツ。ハンドルのマスターシリンダーから来たホースとABSユニットへ行くホース、そして両キャリパーへつながるブレーキホースがこれに繋がっています。この分割パーツの中心に見えるボルトにて、ETCステーを共締めするようです。

このボルトに対応するサイズはヘックスの 5/32。こんなに細いヘックスはMy車載工具には積んでなかったので、追加積載決定です。

ヘックスでボルトを緩めたら、そのボルトをETCアンテナステーの穴に通し・・・・あれ?

ステーにはΦ6.5mmの共締め用の穴が開いていますが、このブレーキホースの固定ボルトは途中から太くなっていて、その部分が通りません。ひょっとしてフォーティーエイトに取り付けている写真はボルト共締めじゃなく両面テープ付けなのでしょうか。

取り付け説明書を見てみると。XL1200X(フォーティーエイト)の取り付け例にはちゃんと「共締め」と書かれています。ということはこの部分がフォーティーエイトとロードスターとでは違うということなんでしょうか?まあフォーティーエイトはシングルディスク、ロードスターはダブルディスクなので、ブレーキホースの数が異なります。従ってこの分岐部分がフォーティーエイトとロードスターでは異なっている可能性はあります。
仕方ないので、ブレーキホースの分岐パーツを元通り戻します。
緩まないよう、きっちり締めた後、ハンドルを左右に切ってブレーキホースや分岐パーツ部分に問題がないか確認するのですが、、、

まずはハンドルを右に切って・・・

真ん中に戻し・・・

こんどはハンドルを左へ切ります。
・・・ん?
この時点になって、ようやく僕は重要なことに気が付きました。
この分岐パーツ。アンダーブラケットにボルト止めされているように見えますが、実はアンダーブランケットには固定されておらず、ハンドルを切るとクルクル回ってアンダーブランケットには追随しないようになっているのです。

イメージ図。固定ボルトはネジ溝が途中までしか切られておらず、中ほどからは円筒部になっている。ボルトは締めこんでも円筒部分までしか入らず、結果、分岐パーツとアンダーブラケットの間は隙間が空いた状態になる。
上の図のように、ボルトを締めこんでも分岐パーツはアンダーブラケットに固定されず、ハンドルを切っても追随しない構造になっています。
しかもボルトの頭はアンダーブラケットに埋まっているので、ここにパーツを共締めすることはできません。
ボルトを長いものに交換したりすればなんとなく共締めできそうな気がしますが、結果「分岐パーツ」をアンダーブラケットにボルトで固定してしまうと、ステムが自由に回転できなくなって動きを妨げてしまいます。
う~ん、ちょっと共締めは難しそうです。
共締め以外の取り付け方法は??
じゃあ分岐パーツに付属の両面テープで固定したらどうなの?と考えたのですが、ボルトの頭がわずかに飛び出しているので、貼り付けて固定するのも難しそうです。
それに形状的にみて、前からの走行風を受けるとアンテナが下向きの力をうけてしまいますから、高速道路を走ったりすると、すぐアンテナが剥がれてしまうような気がします。

この形で前から走行風を受ければアンテナは下向きに押されてしまいます。
もし走行中に剥がれてきたら嫌だしなあ。
というわけで、どうやら我がロードスターには簡単には取り付けられないことがわかりました。
そもそもこのパーツは「汎用パーツ」ということになってますから、無加工で取り付けられなくても仕方ないといえば仕方ありません。
それにしても先日買った「荷掛ボルト」といい、ずいぶん前にかった「ガソリンタンクキャップ」といい、スポーツスター用を買ったのに、我がロードスターには取り付けられない、という失敗例が多いです。
う~ん、残念。
とはいえ、せっかく買ったのに簡単にはあきらめられないので、もうちょっと別の方法を考えてみたいと思います。