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KTM DUKEにバーエンドミラーを取り付け

バーエンドミラーが気になるものの・・・

以前から、我が愛車のミラーをまた変えてみたいなあ、と思っていました。

我が愛車、KTM 890DUKEのミラーは今も既にノーマルではなく、SUPER DUKEの純正ミラー(890DUKE Rと同じ)に交換しています。

このミラー。ステーが平打ち面のように潰れた形状になっています。

正面から見るとステーが細く見えてかっこいいのですが、横から見るとステーが太く見え、いまいちカッコよくありません。

正面から見ると、ステーが細く、スマートなんですが・・・

横から見ると、妙に太い。ステーの形状が独特で、平麺みたいに丸棒を押しつぶした形状になっているからです。

そのせいかは分かりませんが、バーエンドミラーに交換している人が結構多く、さらにはハンドルより下につけている人も多いです。

あれはカッコいいなあとは思いつつも、バーエンドミラーのバイクって乗ったことがないので、下向き場合ははもちろん、上向きでも見えづらいんじゃないかなという気がして、購入には二の足を踏んでました。

なにしろ、まともなミラーは結構お高いので、買ってから後悔したくありません。

丸型のバーエンドミラーに一目惚れ

KTM DUKEのオーナーがよく着けているのはKTM純正オプションのバーエンドミラー。あるいは純正と同形状のハイサイダー製ミラーです。

KTM ハンドルバーエンドミラー 64112940100

これがKTM純正オプションのミラー。鏡面の形状としてはノーマルに近い感じです。ひっくり返して下向きに取り付けることも出来ます。

デイトナ(Daytona) バーエンドミラー HIGHSIDER(ハイサイダー) 片側1本 新保安基準適合 ECE規格クリア ヴィクトリー バイクミラー ブラック 96693

KTM純正の同等品と思われるハイサイダーのバーエンドミラー。KTM純正よりは安いけど結構高い。これ、1本のお値段です。

そんなある日。高速道路のパーキングエリアで、一台のバイクが目にとまりました。ホンダのCL250だったのですが、そのハンドルには丸いバーエンドミラーが付けられていました。

HONDA CL250 (これはノーマルです)

おぉー。丸型のバーエンドミラーっていうのもカッコいいじゃん!・・・と一目惚れ。

これDUKEにも似合うんじゃない? そんな妄想に取りつかれました。

それからネットでバーエンドミラーを検索しまくり。けどカッコいいやつは、やっぱりお値段高めです。

デイトナ(Daytona) バーエンドミラー HIGHSIDER(ハイサイダー) 片側1本 アダプター付属 ハンドル内径12-22mm対応 新保安基準適合 ECE規格クリア コネロ バイクミラー ブラック 96692

これなんか左右2本で約2万円。うーん、もし買って似合わなかったらどうしよう。見えづらかったらどうしよう・・・

もちろんAmazonを見ると安いバーエンドミラーも沢山あるのですが、鏡面が小さいものが多く、まともに見えるのかが不安。

そんな折、見つけたのがKEMIMOTOというメーカーのバーエンドミラーでした。

KEMIMOTO バーエンドミラー オートバイミラー バイク用 ミラー CNC加工 汎用ミラー ブラック 左右セット 車検対応 凸面鏡 (丸型)

デザインは良く言えばシンプル。悪く言うと安っぽい? 実物の質感的はどうなんだろうという?と気になりますが、レビューを見ると悪くなさそうです。

鏡面の直径は9.5cmと比較的大きいので見やすそう。

このバーエンドミラーがAmazonプライムデーでかなりお安く出ていました。

う~ん。この値段なら失敗しても許せるか。

そう思ってポチっとしました。

KEMIMOTO バーエンドミラー到着

数日で商品が届きました。

「KEMIMOTO」。アマゾンでよく見かけるメーカー?ですが、どういう会社かよくわかりません。HPをみても住所と電話番号ぐらいしか書かれていません。日本の会社のようですが、メーカーというより、海外から商品を探してきて、自社ブランドで販売する会社なんじゃないかという気がします。

「安心安全な梱包」と商品ページに謳っていましたが、確かにしっかりとした梱包です。

これがバーエンドミラー本体。鏡面はこの手のミラーとしては大き目。歪みもなく、わりと高級感のある鏡です。

ステーはアルミ製。デザインはシンプルですが、安っぽくはありません。ミラー本体は樹脂製なんだろうと思っていたのですが、実物を見ると樹脂ではなく、こちらもアルミ製に見えます。

鏡面に文字が入ってます。規格適合を表す文字。僕はこれがカッコイイと思うのですが、気になる人もいるかもしれません。ただ「KEMIMOTO」のロゴは目立つので無い方がよかったかな。

付属品はこれだけ。取り付けるハンドルバーの内径や、バーエンドの太さなどに合わせて組み合わせるためのパーツです。そのほか、六角レンチが二本付いています。

届いたバーエンドミラーは思ったより質感が高く、意外に安っぽくはありません。高級感はありませんが、シンプルですっきりしたデザインです。鏡面も歪がなく、きれいに見えます。

原付のミラーみたいなのが来たらどうしよう、と思っていましたが、悪くないというか、おもったよりちゃんとしたミラーが届きました。

取扱説明書もちゃんと日本語のものが(しかも怪しくない日本語)付いていました。

バーエンドミラーの取り付け

早速取り付けてみることにしました。まずはノーマルのバーエンドを外します。

まずはノーマルのバーエンドを外します。ヘックスボルト(六角穴のボルト)を緩めるだけです。

使ったのは5mmのヘックスレンチです

ボルトを緩めるとバーエンドが抜けます。バーエンドはこんな風になっています。斜めにカットした真鍮製の重りがボルトでつながっていて、ボルトを締めるとバーエンドと重りの斜めの部分がそれぞれ別の方向にズレてハンドルパイプの内側に固定される仕組みです。

バーエンドが抜けたら、ミラーを取り付けます。

このミラーは汎用品なので、ハンドルに合わせて取り付けの方法はいくつかあります。ノーマルのバーエンドにミラーステーをそのまま取り付けられれば一番簡単なのですが、DUKEのバーエンドは微妙に先細りになっているので、ミラーステーをそのまま取り付けは出来なさそうです。

まずはハンドルバーの内径を計ります。890DUKEのハンドルの内径は約14mmでした。(890DUKE Rはハンドルが違うので、ひょっとしたら内径も違うかもしれません)

内径が13-16mmの場合は、一番細い13mmのアルミスペーサーを使います。

バーエンドからボルトを締めると、円錐状のパーツがスリットの入ったアルミスペーサーを押し広げ、ハンドルバーの内側に押し付けられて固定される仕組みです。

一度説明書通りに取り付けてみたのですが、どうにも固定が緩く、ミラーが回ってしまいます。そこで、アルミスペーサーのハンドル内壁と接する部分に、ハーネステープを巻いてみました。(ハーネステープを使ったのは、ビニールテープだと暑さでベトベトになるから)

無事装着できました!

どうでしょう? 尖ったデザインのDUKEに、レトロ感のある丸いバーエンドミラーって、アンバランスな気もしますが、それが逆に絶妙にマッチしている・・・と思うのは僕だけでしょうか。

まあ僕のバイクなので、僕が満足すればOK。(笑) 当人は大いに気に入りました。

走ってみました

実は取り付けた翌日がオレンジブラッドミーティングだったので、箱根までの道のりが試走になりました。

まずは一番気になっていた見え方ですが、思ったほど悪くありません。

こうして比べてみると、鏡面の大きさが違うので、純正ミラーの方が広い範囲が見えますが、ミラーの位置自体はやや下に下がるものの、大きな違いは無いことがわかります。

鏡面が小さくなるので、そのぶん死角が増えますが、どんなミラーでも大なり小なり死角はあるので、ちゃんと目視確認さえすれば問題はなさそうです。

ミラー自体も歪などはなく、けっこうクリアに見えます。速度を上げると振動で少し像がぶれますが、これはノーマルも同様で、実用上は問題ないレベルです。

ノーマルのバーエンドがかなり重く、振動を抑える働きをしていたと思うので、それを外すとかなり振動が増えるんじゃないかと危惧していたのですが、思ったほどではありません。注意深く観察すると、少し振動が増えているような気がしますが、たぶんしばらくしたら忘れる程度の差かなと思います。

結論としては、実用上全く問題ないレベルだと思いました。

ますますスタイリッシュ(?)に

気に入らなかったら元に戻そうと、あえて安い商品を選んだ今回のバーエンドミラーですが、思った以上にその質感は高く、十分機能的でした。そして見た目も大いに気に入りました。ミラーが悪目立ちせず、スッキリ収まっています。大満足!です。

でもオレンジブブラッドミーティングへ行ったら、大半の人がバーエンドミラーに換えてあったものの、丸型のバーエンドミラーを着けてる人は僕以外一人もいませんでした。(涙)

いいんです。自己満足、自画自賛。

これでますますDUKEに乗って出かけるのが楽しみになりました!

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