フリーハンドレタリング&ピンストライプの世界
前回の記事でバイクのフルペイントのススメを書きました。
でもフルペイントはお金もかかるし、やっぱりちょっと勇気が要るよな~、という方も多いと思います。
ペイントに興味はあるけど、、、というあなた。そんなあなたにもオススメなのが、フリーハンドレタリング&ピンストライプ です。
起源は150年ほど前のイギリスといわれ、その後アメリカ東海岸でサインペインター(看板職人)が広めていったと言われるこの技術。筆一本で自由自在に線を描き、見事にデザインされた文字(レタリング)や細線で描くグラフィックス(ピンストライプ)を描き出す様は、実際に目の前で見ると感動すら覚えます。
80年代のAMAスーパーバイクを走っていたマシンに描かれているレタリングを見て、憧れた方もいるんじゃないでしょうか。(僕はリアルタイムでは知りませんが。)
文字だけでバイクの雰囲気が一変する
フリーハンドレタリングの世界も幅広く、バイク丸ごとグラフィックスでデザインしてもらうような事も もちろんできます。
けどもっと気軽に、タンクやフェンダー、サイドカバーなどにわずか数文字 レタリングを描いてもらうだけでも、バイクの雰囲気ががらりと変わります。
ホイールを外せる人なら、ショップへ持ち込んで、ホイールにピンストライプを描いてもらう(=リムストライプ)とメチャクチャカッコ良くなること間違いなしです。
(ハッキリ言って、テープを貼るのとは次元が違います!)
バイク以外にも・・・
いきなりバイクに描いてもらうのは勇気が、、、という方は、ヘルメットに描いてもらうのもオススメです。これならずっと気軽にトライ出来ますよね。
いや、バイク用品に限りません。手持ちのスマートフォンにグラフィックスを描いてもらうのもよし、革の財布に名前を入れてもらうのも、かぶっているCAPに描いてもらうのもいいと思います。
費用も普通のペイントに比べれば格安です。ヘルメットに名前を入れてもらっても数千円程度だと思います。(凝ったアレンジをすれば値段は上がりますが。)
さあ、是非トライ!
最近はハンドレタリングを描いてくれるペインター(ピンストライパー)も増えてきて、バイクイベントや、バイク用品店の店頭で気軽に描いてもらえる機会も増えてきているようです。
ペインターさんごとにいろいろと個性があり、どのペインターさんも素晴らしい技術を持っています。機械で描く文字やラインでは決して出ない”味”が何とも言えず雰囲気を出します。
もしそうしたペインターさんのイベントに出会ったら、是非とも一度、ペイントをお願いしてみてください。
手持ちのグッズが急に個性を光らせ始める事に驚くと思いますし、その素晴らしい技術に感激すること間違いなし!だと思います。