ダウンジャケットこそ最強のウインターウエア
ここのところ急に気温が下がってきましたよね。
ツーリングのベストシーズンではありますが、冬はもう目の前という感じ。
春も秋も、最近はバイクを乗るのにちょうど良い季節がすごく短い、という気がします。
雪の降る地域の皆さんは仕方ないかもしれませんが、そうでない地域なら冬でもバイクに乗りたいもの。冬ならではの美味しいものも多いですし、冬は空気が冷たい分、夏よりエンジンはパワーが出て快適です。
寒さはウエアで工夫してなんとか乗り切りましょう!
バイクのウインターウエアとして僕がお勧めするのは ダウンジャケット です。
とにかく暖かい!しかも軽い! 最強です。(・・・と僕は思います。)
ダウンをインナーとして着る
バイクウエアとしてダウンを着るときのポイントは、アウターではなくインナー(ミドルウエア)として、防風性の高いアウタージャケットの下に着る、という事です。
アウターとして着られるダウンジャケットもありますが、バイク用としては防風、強度という点で不安が残ります。
なのでバイクに乗るときはバイク用ジャケットのインナーとして着るのがお勧めです。
以前は僕も「ダウンをインナーに着る」 という発想はありませんでした。
「あれはフカフカしているから暖かいのであって、 中に着たらペッシャンコになってちっとも暖かくないだろう」
と思っていました。
ところが、実際にやってみるとこれが暖かい!
ちょっと気温が上がると汗ばむほどです。
モコモコで動き辛いのでは、とも思いましたが、やわらかく、大抵表地がナイロンで滑りやすいので、内側に重ねて着ても思ったほど動きづらくはなりません。
しかもたたんで収納袋に押し込めば、1リットルのペットボトル位の大きさになるので
ツーリングの際、とりあえず持っていても邪魔になりません。カバンの隅に押し込んでおけば、いざという時に大変役に立ちます。
ダウンジャケットの選び方
ただし、ダウンジャケットには中の羽毛の品質によって、ピンからキリまで差があります。
ただし、グースにも品質はいろいろあるらしく、したがってグースだから良くてダックなら悪い、と単純に決められない点もあるようです。
一方で、素人にもわかりやすい一つの目安として「FP(フィルパワー)」という数値があります。
これはダウンの復元力を表す数字で、この数字が大きいほどふんわりとかさ高く、暖かいんだそうです。
一般的には
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FP=500以下 低品質
-
FP=600~700 良品質
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FP=700以上 高品質
と言われています。
ユニクロなんかの手軽なダウンももちろんいいんですが、
極寒の時期のバイク用としてダウンを購入するのであれば、ここはちょっと奮発して、FP=700以上の高品質なものを手に入れてほしいところです。
アウトドアメーカーの製品なんかいいですよね。
写真のダウンジャケットは僕が数年前に手に入れたものですが、 春先にアウトレットショップで買いました。 ミズノ製で定価は2~3万するものですが、バーゲンでたしか1万円しなかったと思います。
ミズノ製ダウンジャケット
寒い季節も終わりの頃でしたし、プライスダウンしてるといってもそれなりの値段だったので
悩んだのですが、今ではホントに買ってよかったと思っています。
バイク向きのダウンジャケットとは?
インナーとして着るのなら、フード付きは当然向きません。あまり厚いよりは、ステッチの間隔が狭く、比較的薄手のもののほうが着やすいと思います。
(ただ、多少モコモコしても、軽いので着ていて疲れません。)
アウターにもよりますが、短い襟があると首筋からの風の侵入を防いでくれます。
革ジャンなどタイトなアウターの下に着るなら、袖のないベストタイプでもいいかもしれませんね。
これなんかがバイク用ダウンインナーとしては最高級品じゃないでしょうか↓↓
冬でもバイクに乗るなら、あなたもこの冬、ぜひダウンジャケットをゲットしてみてください。