ハーレーあるある？とつぜん声をかけられる

ガソリンスタンドで・・・

今日は春を思わせる陽気だったので、いつものコースを愛車で走ってきました。

山へ行くとまだ路肩に雪が残っていましたが、路面は凍結も見られず、久々に曲がりくねった山道を楽しみました。

やっぱりスポーツスターは楽しい！

お気に入りのカフェでコーヒーを飲んでちょっとのんびりした後、日が傾き始める前に帰ることにしました。

 

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帰り道、途中でいつものガソリンスタンドへ。

 

「ハイオク 178円」の表示に驚きつつ、セルフのスタンドへ入っていくと、となりの給油機で女の子がプリウスにガスをいれていました。

お、カワイイ。

幼く見えましたが、自分で運転している、ということは二十歳過ぎなのかもしれません。

 

エンジンを切ってサイドスタンドを出し、シートから降りた瞬間、後ろから声がしました。

「それ、新車ですか？」

え？

振り返るとさっきの女の子が、プリウスのウインドウを下げてこっちを見ています。

なんだ？

 

なかなか斬新な質問だな・・・

 

ハーレーに乗っていると、時折見知らぬ人に話しかけられることがあります。

「それ、何 cc？」

は定番。

「それハーレーですか？」

と聞かれるのは、アメリカンらしからぬスタイルをもつロードスターならではの質問かもしれません。

 

でも

「新車ですか？」

と聞かれたのは初めてです。

 

若い女の子に急に話しかけられ、まだ青い男ならドギマギもするんでしょうが、そこは年の功。おじさんはこんな事では動じません。

 

「いや、もう5年以上乗っているよ。」

 

” 5年なんてまだまだ新車” とも思っています。が、この娘にとって「5年前」は、きっと大昔でしょう。

 

「そうなんですか？　いや、ホント、めちゃくちゃカッコイイですね！」

 

” えっ！カッコイイ！？”

ちょっとおどろき。

カッコイイだって・・・

（いや、カッコイイと言われているのはこのオヤジではなく、バイクなんですけどね。）

 

でもオヤジは平静を装います。

「そう？　ありがとう。」

 

” いやぁ、ホントカッコイイ！ ”

ともう一度言った後、「じゃあ」といって女の子は走り去っていきました。

 

軽く手を上げ、女の子を見送った後、平静オヤジはタンクキャップをはずし、ノズルを持ってハイオクを満タンに入れました。

かわいい子だったなあ・・・

そう思いつつ、ヘルメットを被り、スポーツスターに跨ると、イグニッションスイッチをONに。

 

そこで、僕はふと気づきました。

 

ん！？　おれ、なんでヘルメットを脱いだんだ？？

普通ガソリンスタンドで給油するのに、わざわざヘルメットは脱ぎません。

被ったまま給油を済ませ、エンジンを掛けて出発するのが普通。

なのに何故わざわざヘルメットを脱いだのか・・・・・

 

どうやら私、かなり舞い上がっていたようです。

馬鹿だねー。男って。