フェイスブックで紹介されていたお店を探して
相も変わらず、週末は道志みち通い。とはいえ、この時期は路面凍結が怖いので山奥までは行かず、道志みちの入り口、宮ケ瀬湖あたりまで行って帰ってくることが多いです。
この日も寒かったので、朝早くは出掛けず、日が高くなってからモソモソと出かけました。
やっぱり寒い時期はラーメンでしょう、ということで、ラーメンショップ(津久井店)へ。普段はあまり味噌ラーメンは食べないのですが、ここの味噌ラーメンはニンニクが効いていて、僕が子供のころに食べていたラーメンによく似ています。そのせいか、ときどき無性に食べたくなるのです。
あーうまかった~
満足して帰ろうかと思ったのですが、ちょっとコーヒーでも飲んで帰りたいなと思いました。
すぐそばには、ぼくが足繫く通うカフェがあるのですが、たまにはどこか違う店にも行って見たいなと思い、Goolge Mapとにらめっこ。
その時、ふと思い出したのが、数日前にFacebookで紹介されていた新しいお店の情報です。
ガッツリ食べる系の店だった気がしますが、カフェ利用もOKだったような気が・・・
ちょっと覗きに行って見ることにしました。
素通りするつもりが、手招きされて
場所は宮ケ瀬湖。湖のど真ん中を横切るやまびこ大橋を超えてすぐのところです。
駐在所の近く、との情報だったので、前を通ったものの、それらしき店は見当たらず。ところが、ちょっと脇道に入ったところに、それらしきお店が見えました。
「でとまん食堂」という店の名前から受けるイメージより、ちょっとおしゃれな感じの外観です。
でもやはり「食堂」らしく、店の前にはオムライスなど、がっつり食べる系のメニューが書かれており、やはりコーヒーだけ頂いて帰るような店ではない雰囲気。
” 良さげな店だけど、今日はお腹もいっぱいだし。今度また来るか” と思い、立ち去ろうとした瞬間、店のドアが開き、出てきた女性がここにバイクを停めろと手招きしています。
どうやら中から様子を見られていたようです。
言われるままにバイクをとめ「あの~、お茶するだけでもいいですか?」と恐る恐る聞くと、「ええ。大丈夫ですよ。どうぞ。」と言っていただいたので、入ってみることにしました。
中に入ると、食堂というよりは、ペンションのダイニングのような内装のきれいなお店でした。地元の方々なのか、家族連れやペアのお客さんが多く、バイク乗りらしき客は僕一人です。
カウンター席があったので、迷わずそこへ座りました。目の前に窓があり、外に停めた自分のバイクが見える、おあつらえ向きの席です。
メニューはスパゲッティやハンバーグ、カレーに生姜焼き、オムライスといった、食堂というか、洋食屋さんのようなメニューが並びます。
ただ、残念ながらきょうはまだお腹一杯。
「厚木珈琲」という、地元の名前を冠したスペシャリテコーヒーがメニューにあったので、それを頂こうと思ったのですが、その横に載っていた「ホットジンジャー」なる謎のドリンクに興味をひかれたので、そちらをお願いしてみました。

ショウガとはちみつをお湯で割ったようなドリンク。かなりショウガがきつく、苦手な人もいそうですが、僕は美味しくいただきました。ちいさなお菓子はサービスでいただきました。
かなりパンチのある味ですが、ぼくは気に入りました。ショウガで体が温まります。
***
お会計を済ませると、手招きしてくれた女性がニコニコしながら、「またいらしてくださいね」と言って、サービスチケットをくれました。「厚木珈琲」一杯のサービス券。これは有効期限があるうちにまた来ねば。
「美味しかったです、また来ます。」
とお礼を言って店を出ました。
あらためて「でとまん食堂」を訪問
数週間後。あらためて 「でとまん食堂」 を訪問。
今回はがっつりランチをいただきます。
選んだのは「でとまん丼」。

まずは前菜とサラダ。リンゴのマヨネーズ和えと大根の煮物。素朴だけど美味しい。

こちらが でとまん丼。キャベツと豚肉の上からマヨネーズがかかっています。見た目通りの味。当然うまし。お味噌汁とドリンク付き(オレンジジュースを選びました)。
ガッツリ系のメニューですが、キャベツがたっぷりで意外とあっさり食べられます。美味しいです。
ドリンクがセットなのですが、今回はオレンジジュースを選択。あえてコーヒーを選ばなかったのは、前回もらった厚木珈琲の無料チケットがあったから。
でとまん丼でお腹が満たされたので、食後のコーヒーをと無料チケットを差し出したところ、
「すいません。あいにく今日はコーヒーを入れる機械が壊れてまして」
・・・うーん、残念。 まあ仕方ありません。
「なので、鶏のから揚げでしたらお持ちします」
? とりの?から揚げ? なんで?
コーヒーの代わりがなんで鶏のから揚げなんだろう?と不思議に思ったのですが、いただいた無料チケットをよく見ると、「厚木珈琲、または 鶏のから揚げ」と書かれてました。
おー、なるほど。
” もし今お腹一杯でしたら、お持ち帰りもできますけど ” と言われましたが、せっかくなので、ここでいただくことに。
しばらくすると、とりの唐揚げが運ばれてきました。
三等分された唐揚げは、元は一個なのですが、普通のから揚げ三つ分位はありそうなほど大きな唐揚げでした。これが香ばしくて、中はジューシーでおいしかった!
う・・・おなかいっぱいで苦しい。
***
それにしても、ここの店員さんは皆、とっても感じのいい人ばかりですね。前回僕を招き入れてくれた店員さんが、僕に気づき、笑顔でお見送りしてくれました。
支払いの時にまたチケットをもらったので、近いうちに再訪したいと思います。
https://www.instagram.com/detoman2287/
冬の宮ケ瀬は塩カル地獄
この日は気温が上がり、快適なツーリングだったのですが、前日までは寒波が来ていて真冬の寒さでした。そのせいで、宮ケ瀬付近の道は、あらゆるところに白い粒々が撒かれていました。道路の凍結を防ぐ塩カル(塩化カルシウム)です。
塩カルは凍結を防いで我々ライダーを守ってくれる大切なものですが、これが車体に着くとバイクが錆びる原因になります。
うーーー。勘弁してよ。(まったくもって勝手な言い分ですが。)
こりゃあ、春のあたたかい雨が降るまでは、当面宮ケ瀬へ来るのはやめておこう、と心に決めました。
でもいい天気だったら、浮かれて(忘れて)また来ちゃうんだろうなあ。おれ。

帰り道。またいつものように「ライダーズカフェ リバティ」に立ち寄り。洗車場をお借りし、速攻で塩カルを洗い流しました。(30分 500円)