格安カバー 3年半でついに穴が開く
僕が使っているバイクカバーは、Amazonで購入した無名の中華メーカー(いちおうメーカー名は「LIBZALI」とかかれていますが)の商品。価格は¥2639(税込み)でした。
” バイクカバーなんて消耗品なんだから、安い商品でいいんじゃないの?” と思い、購入した2代目格安バイクカバーでした。
ちなみに初代格安バイクカバーはこちら
正直なところ、こちらはイマイチでした。
ところが、この2代目格安バイクカバーは(ぼくとしては)大当たり。
生地は十分に厚みがあり(オックス300D)、前後のワイヤーロック用の穴や、中央のバックル、裾にはゴムが入り、両ミラーの下にはエア抜け用にメッシュが貼られています。
生地の縫製部分には裏からシームテープで防水加工がされており、表面は撥水加工もされていて、購入当初は十分な防水性能がありました。
正直、量販店で1万円前後で売られているメーカー品と大差なく、” これで2年持てば十分 ” と思っていました。(メーカー品でも3年もすれば、結構ボロボロになりますから。)
購入したのが2021年の8月だったで、あれから3年と4か月。ブラックの生地は紫外線の影響で早々に退色し、いまでは元がブラックだったとはわからないほど白くなりました。また防水性は徐々に弱まり、強い雨が降ると内側に染み込むようになりました。

現在の状況。これがもともと真っ黒だったとは思えないよなあ。

ミラー下のエア抜きの部分をめくるとこの通り。元はこんなに黒かったのです。
とはいえ、生地が破れることもなく、少雨であれば十分防いでくれています。(後述しますが、ぼくはバイクカバーを二重に被せているので、防水性はこの程度で十分)
ただ、よくみると常にテンションのかかるミラーの部分がわずかに破れてきました。
ほぼ3年半。3000円もしない商品でこれだけもってくれれば、僕としては十分合格といえます。コスパは抜群です。
コスパ抜群 リピート確定!だったのですが
というわけで、こんかいもこの商品をリピート購入しようと思ったのですが、Amazonでしらべたところ、僕の購入したサイズは品切れでした。
一時的な品切れなのかな、と思い、ここしばらくウォッチしてたのですが、どうも入荷する様子がありません。在庫がある商品を売りきったら終わりなのかなあ。まあ中華メーカーあるあるですね。
しかたがないので、また新たなる格安バイクカバーを探します。ところが、なかなか”これは!”と思える商品が見つかりません。
しかも円高の影響なのか、原材料の高騰のせいなのか、全体的に価格が上がっている気がします。以前は2000円代でも結構大型バイクに合うバイクカバーがあったのですが、今回は3000円代、ちょっとよさげな製品だと4000円代になっています。まあ、それでも国産メーカー製とくらべれば安いんですけどね。
これなんか、かなりいいんじゃないかと思うのですが、価格は¥4999もします。
バリチェロ製バイクカバー
そこで目を付けたのが、通販サイトでよく見かける「Barrichello(バリチェロ)」製のバイクカバーです。これは国産(生産はたぶん海外でしょうけれど)ながら価格が安く、比較的評価も高いメーカーです。
僕自身もバイクカバーの内側に被せるインナーカバーはこのバリチェロ製を使っているのですが、耐久性がよく、もう2年以上使っていますがほとんど劣化がみられません。
ただ、屋外用のほうは他の格安バイクカバーに比べるとやや高いので、これまであまり買う気はなかったのですが、格安カバーの値段がこれだけ値上がりすると、もはや大差ありません。
それならこのバリチェロでもいいんじゃないか。
インナーカバーの印象がよかったこともあり、今回はこのバリチェロ製カバーを購入することにしました。
バリチェロ バイクカバーのバリエーション
バリチェロのバイクカバーですが、昔はシンプルなモデルが一種類しかなかったと思うのですが、今回改めてネットで調べてみると、いろいろなバリエーションモデルが販売されています。
一番シンプルなのはこちら。FG(=First Grade)シリーズ。
300Dと厚手のオックス生地。二重縫製で裏面にはシームテープによる防水処理がされています。また、ミラーの下部には湿気を逃がすメッシュの窓があります。
前後に鍵穴があり、裾にはストレッチゴムが入っていてタイヤにフィット。加えて中央にはバックルベルト付きです。
バイクカバーに求められるツボを押さえたシンプルな商品です。
次が HG(=High Grade )シリーズ
これは、裏地に起毛素材を使うことで、車体にキズが付きにくくしているバージョンです。
ただ、裏地を起毛にしたことで、縫製部分の防水のためのシームテープを裏に貼る事ができなくなり、表面にシームテープを貼っています。そのため、ややこれが剝がれやすくなっているらしく、別売りの 『補修用シームテープ(型番ba-00ht)で補修をしてお使いください。』と書かれています。このあたり、まあ正直といえば正直なメーカーさんですね。
次いで、Barrichello史上、最高性能なバイクカバーとされる PG(=Perfect Grade) シリーズ。
これは、まず生地に600Dのオックス生地が採用されてます。通常品の倍の厚みです。(正確に言うと300Dとか600Dとか言うのは糸の太さのことらしいですけれど)
また、「オリジナルのボディフィットシステム搭載」となっています。これは、車体中央の裾の左右にリングホールを設け、これに通したベルトを引っ張ることで、カバーの裾を絞れるようにしたものです。
さらに、マフラーが触れる部分の裏地に耐熱コットン生地を貼り付けることで、耐熱性を上げています。他のメーカー製カバーにもよくある機能ですが、これまでバリチェロは「熱いままの車体にすぐカバーを掛けると生地にもバイクにも良くないから、あえて防炎機能はつけないんだ」と説明してたはず。なのに、急に宗旨替えなの?って思ってしまいまずが、たぶん、ユーザーからの要望が多かったんでしょうね。
最後に最新モデルの「Master Grade」です。
これは、紫外線対策と透湿性、キズ防止を重視した新しい生地による5層構造になっているそうです。
この生地の材質についてはあまり詳しくは書かれていないのですが、見た感じは他社からも販売されている不織布製のカバーに近いものに見えます。
↓こんなやつ ↓↓↓
生地に厚みがあり(t=1.2mm)それでいて軽く、紫外線遮蔽率も95.9%なんだそうです。
ただ、生地の素材から、縫製部のシームテープ処理が出来ないので、防水性が課題。
そこで、こんな商品とセットでの使用することで、” 最強の組み合わせ” になるんだそうです。PVC(ポリ塩化ビニル)のトップカバーです。
これ、他社のカバーとも併せて使えるそうで、防水性を上げるには確かに良いアイテムだと思いますが、ちょっと使うのが面倒なような気もします。(これならカバー二重のほうがいいようにと思うのですが)
バリチェロのベーシックモデルを購入
さて、ではどれを選ぶか。
何度か書いてますが、僕はバイクカバーは必ず2枚(インナーとアウター)を重ねて使います。その方が、圧倒的に中のバイクが汚れにくくなるからです。単に重ねると厚みが増える、というだけでなく、アウターが風でバタついても、インナーはそれほど影響を受けないので、雨風やほこりが入りにくくなるからだと思います。
あと、どうしてもアウターは傷みが激しく、寿命が短くなりますが、この場合はアウターカバーだけ買い替えればよいので、長い目で見るとコストが安くて済みます。
僕は先に書いた通り、インナーにはバリチェロの「屋内&インナー専用」バイクカバーを使っています。これは厚みと伸縮性があってバタつきにくく、裏起毛なので車体にキズをつけません。なので、アウターとして使うカバーは裏起毛である必要はありません。
というわけで、僕の場合は一番ベーシックなモデル(FGシリーズ)を選びました。
色とサイズで悩む
シンプルなFGシリーズにすることはすぐ決まったのですが、悩んだのは色とサイズ。
バリチェロのFGシリーズのカバーにはブラックのほかにシルバーもあります。値段は同じ。生地の厚みも同じ(300D)です。
ブラックの方がカッコイイと思うのですが、今回はシルバーを選びました。理由は3つ。
1.ブラックは紫外線の影響で退色しやすい。シルバーも退色するんですが、目立ちません。
2.シルバーの方が目立たない。これは逆の意見もあるのですが、僕の駐車場所の場合、周りがコンクリートなので、ブラックよりシルバーの方が目立たないです。
3.多少なりとも熱の吸収を抑えられる。最近の夏の暑さは異常ですが、当然バイクの保管においても良くないハズ。太陽光を吸収しやすいブラックよりは、反射するシルバーの方が、少しでも温度上昇を抑えられるのでは、と思います。
もう一つ悩んだのがサイズ。2Lにするか、3Lにするか。
- 2Lサイズ:全長2200mm 全高1350mm 全幅950mm
- 3Lサイズ:全長2400mm 全高1400mm 全幅1050mm
ちなみに、いま使っているバイクカバーは2Lですが、
- 2Lサイズ:全長2300mm 全高1400mm 全幅1000mm
ちょうどバリチェロの2Lと3Lの間ぐらいです。
で、今のカバーがどうかというと、全長(2300mm)は明らかに長すぎ。全高(1400mm)はちょうど裾が地面まで届くくらい。そして全幅(1000mm)は左右のミラー幅よりほんの少し余裕があるかな、という状態です。
メーカーが違うとサイズの測り方も違うので、同じ尺度では語れないかもしれませんが、おそらく2Lサイズを購入すると、車体の前後と幅はほぼぴったり。ただ、高さはカバーの裾が地面に少し届かないんじゃないか・・・と思います。
『カバーの裾は地面に触れないサイズが、泥汚れなどを拾わないので良い』という意見があります。地面との間を開けた方が、風通しの点からも良いそうです。それに、大きすぎると風をはらんでせっかくカバーを掛けていても汚れやすいので、できればピッタリ、もしくはやや小さめがよいのだそうです。
だとすると、我が愛車、KTM890 DUKEの場合は、おそらく2Lの方がジャストサイズな気もします。
ただ、僕は出来ればバイクカバーはタイヤをすっぽり覆えるサイズを選びたいのです。
なぜかというと
1.ゴム製品であるタイヤを出来るだけ紫外線による劣化から守りたい
2.裾が短いと、インナーカバーの裾が露出してボロボロになりやすい
3.駐車場所の床がコンクリートなので、泥はねは比較的少ない
4.カバーの上からゴムバンドで縛るので、大き目のサイズでもバタつきにくい
という理由があるからです。
とはいえ、本当に適切なサイズかどうかは、実際に試してみないとわかりません。
かなり悩みましたが、今回は3Lサイズを選んでみることにしました。
というわけで、バリチェロのFGシリーズのシルバータイプ、2Lサイズをポチっとしました。
使ってみての感想は・・・。次回に続きます。