KTM 890DUKEのオイル交換をやってみました

前回オイル交換から半年&3000km

先日書いた通り、我が愛車KTM 890DUKEのメーターにスパナマークが出ました。つい先日オイル交換してもらったばかりのように思っていましたが、いつの間にか3000kmを走り切っていたようです。

3000km程度ならオイルはまだまだ元気だと思うのですが、前回交換から6か月。あの灼熱の夏を乗り切ったオイルなので、ちょっと早めに交換したいと思います。

とはいえ、ここのところ出費続きで懐が寒いので、少しでも費用を抑えるべく、今回は自分でオイル交換することにしました。

オイルは引き続きLIQUIMOLY

せっかく自分でオイル交換するのですから、他に一度試してみたいオイルもあったのですが、これからもディーラーさんにオイル交換をお願いすることがあると思うので、オイルは前回ディーラーさんで入れていただいたのと同じ、LIQUIMOLY 10W-50にしました。

まあ1年位は同じ銘柄のオイルを使ってみて、夏と冬を経験しないと、オイルの良し悪しも分かりませんしね。(1年乗っても、ぼくに良し悪しはわからないかもしれませんけど。w)

LIQUIMOLY 4T SYNTH 10W-50です。規定量は2.8Lなので、3本用意しました。

オイルフィルターとOリングは純正を用意。(フィルターはパーツNo.61338015200)

近くのオートバックスでオイル処理BOX(ポイパック)を購入。段ボール箱の中に吸収材が入っているイメージでしたが、このエーモン製は箱ではなくて紙。新聞収集袋みたいなフニャフニャな紙袋です。こんなんで大丈夫なんか?っていう感じ。

中身は綿のような布くず?が入っています。

外側の紙袋のふちを二重に追って、そこにビニール袋を掛けます。ほんと、こんなんで大丈夫?

初めてのKTMのオイル交換

オイル交換作業はいままでに何度もやったことがありますが、今回、KTM DUKEのオイル交換は初めて。日本車とは違う部分もありそうなので、純正マニュアルとネットでいろいろと情報を集めてから作業に取り掛かりました。

先ずはドレンボルトを外します。このKTM 890DUKEにはドレインボルトが前後に二つあり、両方外します。ボルトのサイズは13mmの六角ボルト。13mmのソケットなんて持ってたかなあ?と手持ちの工具を調べたらあったのは片口レンチのみ。これだとトルクレンチが使えないので、慌てて13mmのヘックスソケットを買いに行きました。締め付けトルクは20Nmです。

前後二つのドレンボルトを外します。完全に外すと勢いよく流れてトレーからオイルが飛び出そうなので、まずはボルトを少しだけ緩めてオイルを抜いていきます。前側より後ろ側のドレンから勢いよく抜けます。抜いたオイルは異常がないか観察するため、オイルパックではなく、いったんトレーで受けます。

オイルがスムーズに流れ出るよう、フィラーキャップも外しておきます。

抜いたオイルを観察します。特に水の混や金属の破片などが無いかを注意して見ます(水が混じっていると白く濁る)。 この画でオイルの中に粒々が見えるのは金属粉ではなく気泡です。

指でオイルを触ってみて、粘度と異物が無いかを確認します。まだ十分粘りが感じられ、金属粉なども見当たりませんでした。

オイルをチェックしたらオイルパックにオイルを捨てます。トレーを立てかけるのですが、オイルパックが紙なので安定しません。やっぱりもうちょっと強度のある箱のほうがいいですね。

次いでオイルフィルターを抜き取ります。まずはカバーを外します。止めているボルトは8mmのヘックスです。(締め付けトルクは6Nm。)

オイルフィルターが見えました。

握ると先端が開くスナップリングプライヤーを使いオイルフィルターを抜き取ります。真ん中の穴にプライヤーを指し、先端を開いて内側に引っ掛けて手前に引き出します。ただ、クニペックスのスナップスナップリングプライヤーは先端の極細の部分が折れそうで怖かったです。次回やる時はそれ用に安物のプライヤーを準備したいと思います。

外したドレンボルトとオイルフィルター。DUKEのドレンボルトはオイルスクリーンと一体になっています。金属粉や乳化した(水分の混入した)オイルが付着していないか、オイルフィルターの濾紙の中も指で開いて観察しましたが特に異常なし。

オイルスクリーンも特に異物は無いようですね。

パーツクリーナーを使ってオイルスクリーンを入念に清掃します。

パーツクリーナーをよく乾かします。

乾いたらドレンボルトのネジ部の根元についているOリングを交換します。今回は爪で引っ掛けて外しましたが、なかなか苦労しました。O-リング:17.00mmX2.00mm KTMのパーツNo.は0770170200

こういうのがあれば簡単にOリングを外せると思います。使用頻度を考えると、わざわざ買うのもなあ、とは思いますが、安いので1本ぐらい持っててももいいかな。

SK11(エスケー11) ステンレスピック ライトアングル型 PF-3

オイルフィルターのキャップ。こちらもO-リングを交換します。O-RING 39.34X2.62mm パーツNo.07700390261

外したパーツをキレイにし、新しいOリングに付け替えたら、元通りセットします。

その前に、新しいオイルフィルターにあらかじめエンジンオイルを注入しておきます。ボルトを締める準備をしてからオイルを注がないと、のんびりやってたらフィルターからどんどんオイルが漏れてきて焦りました(汗)。

デイトナ(Daytona) バイク用 リプレイス オイルフィルター KTM系 1290SUPERDUKE/R/GT(15-20) など 21054 通しNo:F-30

オイルフィルターカバーを止めている8mmのヘックスネジの締め付けトルクは6Nm。強く締め付けすぎないように気を付けたいところです。

13mmのドレンボルトを締めます。締め付けトルクは20Nmとやや強め。ただ、間違ってもオーバートルクで捻じ切らないように要注意。(トルクレンチの写真は撮り忘れました。w)

オイルフィルターをセットし、ドレンボルトを元通り締めたら、新しいエンジンオイルを注入します。

オイルを入れる時になって、漏斗(ろうと)を用意するのを忘れていたことに気づきました。しかたなく新聞の広告チラシを丸めて即席で漏斗を作ってオイルを入れることに。

ところが、LIQUIMOLYオイル容器の蓋をあけると、なんと、注ぎ口がストローのように伸びることを発見。おお!これなら漏斗要らないじゃん!すばらしい。

ところがこの注ぎ口。あまりに細すぎてなかなかオイルが入っていきません。しかも逆さましても容器の上部にオイルが溜まって注ぎ口から出てきません。なんてこった。なんども容器をひっくり返し、四苦八苦。一本オイルを入れるのに10分ぐらいかかってしまいました。

車体を垂直に立てた状態でオイル点検窓にオイルが見えるところまで入れたら、いったん注ぐのをやめ、エンジンを掛けます。1分ほどアイドリングで回したら、エンジンを止め、その1分後にオイルレベルを見ます。オイルレベルは車体を垂直に立てた状態で見ます。オイル点検窓の赤い丸印の上端がMAX、下端がMINレベルです。

エンジンを掛けるとオイルが各部に回るので、点検窓から見えるオイルのレベルは下がります。そこで、点検窓の真ん中あたりまで油面が上がるようにオイルを追加します。ところがオイルを入れても入れても点検窓にオイルが見えてきません。

規定量2.8リットルに対して3リットル用意しているので足りるはずなのですが、なにしろオイル容器の形状が悪く、なかなかきれいにオイルを全て出しきることが出来ません。

ひょっとしたら足りないかも・・・と焦りましたが、なんとかオイルをかき出して、規定量レベルまで達しました。ふうー。

無事オイルが入ったら、フィラーキャップを締めこんで終了です。

ということで、なんとかオイル交換を終えました。見た感じではオイルもまだキレイで、粘度もありそうな感じ。3000km程度じゃ交換するのも勿体ないような気がしますが、僕は距離に関係なく(逆に3000km超えても気にせず)、春と秋に1回づつオイル交換することにしています。(もう秋というより冬ですが・・・)

DUKEのオイル交換はドレンボルトが二本あったり、オイルフィルターがカートリッジ式じゃなかったりして、国産バイクに比べるとやや面倒ですが、交換すべきオイルが2種類も3種類もあるハーレーに比べればずっと楽です。

次の交換は暑くなり始める5月ごろでしょうか。それまでに3000km以上は走行距離を伸ばせるよう、またあちこち走り回りたいと思います。

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