やや大きすぎた?40ℓの防水バッグ
3泊以上のロングツーリングを想定して購入してみた40ℓの防水シートバッグ。
5泊分相当の衣類を詰めてみましたが、余裕がありすぎるようで、我が愛車(ハーレー スポーツスター )の小さリアシートに載せるとうまくテンションが掛からず、ちょっと不安定な感じになりました。
かならずしも大は小を兼ねないようです。
キャンプツーリングならテントの支柱やウレタンマットなんかを詰め込めば、形も崩れず、ちょうどいい感じになるような気もしますが、普通に宿に泊まる前提なら、これだけのサイズのバッグはなかなかいっぱいにならないようです。
ドッペルギャンガー「ターポリンツーリングドラムバッグ」
さて、どうしたものか。
ちょっと悩みましたが、えーい! ここまで来たら思い切って、もう一つの候補だったシートバッグも買っちゃえ!!ということでポチっとしてしまいまいた。
ドッペルギャンガーの「ターポリンツーリングドラムバッグ」です。
大きさは先ごろ買ったバッグより一回り小さい30ℓ。
色はブラックとカーキーがあります。カーキーも面白いかなあ、と思ったのですが、先のバッグはイエローを選んだら、バッグがやたらデカく見えたので、今回は少しでも小さく見えるようブラックを選びました。
バッグの上側の口を閉じてクルクル巻いて防水構造としている点は前回のバッグも同じですが、その上にちょっとした荷物を括り付けておくことが出来るフラップが付いているところが違う点です。
さらにそのフラップを止める留め具は、一般的な樹脂のバックルではなく、金属のG型フックで止めるようになっていて、デザイン上のアクセントになっています。
こちらもすぐに届いたので開梱してみます。
車体に装着してみると・・・
前回同様、5泊分の衣類を詰めて車体に載せてみます。
ツーリングで使ってみたら・・・
大きさもなかなか良さげなドッペルギャンガーのツーリングバッグ。早速ツーリングで使ってみました。
荷物をパンパンにして走ってみましたが、ROKストラップで固定したこともあり、全く揺れたりずり落ちたりする様子はありません。
車体とのバランスもいい感じです。これが膨張色だったら印象も違ったと思いますが、ブラックなので小さく見えるという効果もあると思います。
僕のこだわりとして、リアに積むシートバッグは横長のものが好きなんですよね~。
縦長やスクエアに近い形のものもありますが、やっぱり横長のバッグを括り付けて走るのが、一番 ” 旅 ”を感じさせる気がしてカッコイイと思うのは僕だけでしょうか?
途中、しっかりと雨にも降られましたが、もちろん全く問題ありません。今回は土砂降りではありませんでしたが、たとえゲリラ豪雨でもきっと大丈夫、と思われます。
ただ、やっぱり途中の荷物の出し入れはちょっと面倒です。
このバッグを使う時は、別の形のバッグ(たとえばデイパックなど)を併用したいところ。すぐに出し入れしたいものはそちらに入れ、宿についてから必要になる着替えなどはこの防水バッグに入れるのがイイと思います。
どうせならデイパックも防水がイイですね。
ドッペルギャンガーでそろえるのもいいかも。
ドッペルギャンガーの防水バッグはアリ?ナシ?
ドッペルギャンガーの防水バッグ。どちらかというとデザイン性の良さで選んだ部分もあったのですが、使ってみたら思った以上に良かったです。
大きさは絶妙
大きさの評価は人それぞれ。どのくらいツーリングに荷物を持っていくかにもよりますが、バイクの車体とのバランスという点で言えば、これぐらいが違和感のない限界の大きさ、という気がします。
(まあ、過積載と思えるぐらい荷物を積み上げて走ってるツーリングライダーも、それはそれでカッコイイですけどね。)
コスパ良好!
生地の厚みもそれなりですし、そんなに高級感があるわけじゃないですが、実用的には十分。あまり厚くても扱いづらく重いだけですし。
それに何と言っても安い!有名メーカーの半額ぐらい。コスパは抜群ですね。
型崩れしにくい
ドッペルギャンガーのシートバッグは、型崩れしにくいよう、なかにボードが入っています。
なので、ベルトを引っ張っても型崩れしづらいですし、しっかりと張力を掛けることが出来ます。
フラップは微妙・・・
フラップはこんな風に荷物を挟んで積載することが出来ます。濡れたレインウエアなどは防水バッグの中にしまうと他の荷物を濡らしてしまうので、こうやって外に挟めばOK!・・・なのですが、僕的には微妙。フラップにはベルトが付いていて、絞ることが出来るので荷物を固定できるのですが、ベルトもフラップ自体も伸縮性がないので、かなりきっちり絞らないと挟んだ荷物が抜け落ちてしまいかねません。実際僕も途中で濡れたタオルを挟み込んで走りましたが、気が付いたら無くなっていました。(涙)
使う場合はツーリングネットなどを併用するのがイイと思います。
固定ベルトは便利!
固定ベルトは伸縮性のないタイプなので、車体が揺れると荷物がズレ落ちそうになる感じがします。まあ実際はちゃんと固定されていれば落ちないとおもいますけれど。
とはいえ、車体にあらかじめベルトを固定しておいて、荷物を載せたときはバックルで止めるだけ、というシステムは非常に便利です。特に宿に泊まるときやバイクをフェリーに載せて荷物を積むときなどは、荷物の積み下ろしをスムーズにできるのでとっても便利だろうと思います。
そういえば、このバッグを開梱したとき、固定ベルトのバックルが前後で違うのを見て
「一緒にしておいてくれれば前後を考えなくても簡単なのに・・・」
と思いましたが、実際に使ってみると、これが便利。
宿について荷物を降ろす際、車体に結び付けたベルトはそのまま、バックルだけを外してカバンを降ろせるのですが、取り外した後のベルトは垂れ下がってしまい邪魔。
ところが、このベルトの場合、前後のバックルがちょうど対になっているので、バッグ本体を降ろした後、ベルト同士をつなぐことが出来ます。これでダラーんと地面にだらしなく垂れ下がる心配がありません。
最初、なんだよ〜、なんて毒づいてスイマセンでした。
というわけで、ドッペルギャンガーの防水バッグ。僕としてはオススメです。
気に入ったので、もう一回り小さいバッグも買おうかな、なんて思ったりもしております。(そうそうロングツーリングに行く機会もないしね。)