ロングツーリング用にシートバッグを物色する
僕が泊りがけのツーリングで愛用しているシートバッグはラフアンドロード製のリアバッグです。もはやいつ購入したのか憶えていないほどでしたが、調べてみたら2002年に購入していたので、もう20年近く(!)使っていることになります。
左右の小物入れを含め、容量はおそらく25ℓぐらいだと思います。
特に不満な点もなく、まだまだ使えそうなのですが、3泊以上のロングツーリングとなると、少々容量不足な気がします(まあそんなロングルーリングには数年に一度ぐらいしか行かないのですが)。
また防水仕様じゃないのも、雨に遭いやすいロングツーリングではマイナスポイントです。(全体を覆うレインカバーが付いていたのですが、ボロボロになって捨ててしまいました。今は汎用のカバーを買ってきて使っています。)
(↓↓↓ はラフアンドロードの最新のシートバッグ。これは防水仕様です。)
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話は変わりますが、実は私、今年勤続うん十年ということで、10年に一度の長期休暇を頂けることになっています。もちろん折角の機会なので、是非ロングツーリングに行きたい!と思っているのですが・・・。
(このコロナ禍でどうなるか判りませんが、希望は捨てていません。)
そこでロングツーリングに備えるべく、もう少し大き目のシートバッグを買い足すことにしました。
僕がツーリングバッグに求める要素
3泊~一週間程度のツーリングでの使用という想定で、ぼくがツーリングバッグに求める要素を挙げてみます。(なお、キャンプツーリングはしない前提です。)
① 大容量
② 防水
③ 小物入れがあること
④ ショルダーベルト
⑤ 着脱が簡単な固定用ベルト or Dカン
⑥ 固定したまま荷物の出し入れが可能な構造
⑦ 型崩れ防止
⑧ 安価
こんなところでしょうか。
それぞれ見ていきたいと思います。
① 大容量
ロングツーリングで荷物が増える想定なので、より大容量のバッグを、ということになるのでですが、これが難しい。
「大は小を兼ねる」という考え方もあるのですが、バイクに取り付けて走ることを考えると、それなりに限度というか、車体とのバランスを考える必要があります。
大きいと何でもかんでも詰め込んでしまいがち、ということもありますし。
今使っているバッグがおよそ25ℓほどなので、今回は30~50ℓの間で選びたいと思います。
ただ、実際にバイクに載せてみないと、大きさのバランスってイメージしづらいんですよね。そういう意味では、やはり通販よりバイク用品店で実物を見て選ぶ方が無難だと思います。
② 防水
日帰りツーリングの場合、降水確率が高ければ見送ることが多いので、雨に遭う確率は低いのですが、ロングツーリングだと一日ぐらいは雨に遭うことも覚悟する必要があります。
そんなとき、中の荷物が濡れると、特に着替えなんかが濡れると困りますよね。ロングツーリングならなおさらです。
レインカバーを掛けるという方法もありますが、つい被せるタイミングを逸したり、風で飛んで行ってしまったりという心配もあります。
バッグ自体が防水仕様ならこういう心配がありません。
③ 小物入れがあること
メインの荷室以外に、すぐに取り出したいものを入れておける小物入れがバッグに備わっているとなにかと便利です。たとえばレインウエアとか、ちょっとした防寒着とか、バイクを降りたら被るキャップとか。
雨が降り出してから荷を下ろしてレインウエアを引っ張り出す、というのは大変ですからね。
④ ショルダーベルト
ツーリングで宿に泊まるとなると、バッグを降ろして部屋へ運ぶ必要が出てきますが、ヘルメットも抱えながら大きなバッグを持ち抱えて運ぶのはなかなか大変です。。
ロングツーリングならそれだけバッグの中身も重くなるので、肩に掛けられるしっかりしたショルダーベルトがついているバッグを選びたいところです。
⑤ 着脱が簡単な固定用ベルト
ロングツーリング用のバッグとなると、シートバッグ、またはサドルバッグということになると思うのですが、いずれもバイクにしっかりと固定できることが重要です。
走行中にズレてきてしまえば運転に集中出来ませんし、なにより危険です。
というわけで、しっかりと固定できるベルトが付いている、あるいは装着できるバッグであることが条件となるのですが、しっかり固定できるとともに、できるだけ簡単に脱着が出来るものがベストです。
⑥ 固定したまま荷物の出し入れが可能な構造
⑦ 型崩れ防止
大きなバッグをリアシートやリアキャリアに固定する場合、紐やベルトで縛るとバッグが型崩れすることがあります。見た目もカッコ悪いですし、固定する紐やベルトが緩む原因にもなり危険です。
できればバッグそのものが型崩れしないように、中にフレームや硬質のボードなどが入っているものが望ましいです。
⑧ 安価
予算は人それぞれかと思いますが、まあ安いに越したことはありません。
特に大型のバッグはロングツーリングの時にしか使いませんから、僕のように滅多にロングツーリングに行かない人間にとっては、あまり高価なバッグを買ってももったいない気がします。
(逆に、しょっちゅうロングツーリングに行く人にとっては、長く使えるしっかりしたものを選んだ方がいいと言えます。)
Amazonで防水バッグを探す
いきなりタイトルがこれまでの主張と矛盾していますが・・・(笑)
全ての条件を満たすバッグがあればベストですが、今回は①②⑧を最重視してバッグを選ぶことにします。「大容量」「防水」「安価」(笑) ですね。
というわけで「安価」を求めてAmazonで防水のツーリングバッグを探すことにします。
ぼくが選んだ候補は2つ
まずはコレ。↓↓↓
1つは「IRON JIA’S」というブランドのドラムバッグです。Amazonで「バイク 防水バッグ」で検索してみると、これと似たようなバッグが沢山出てきます。
取手や固定ベルトの仕様が違ったり、大きさが微妙に異なったりしますが、上の口をロール状に巻いて止め、車体に固定したベルトとバックルでつなぐ構造はほとんどが同じです。
容量は40ℓ~70ℓ。価格も大体5~7千円位です。
ただ、50ℓだとか60ℓだとか言われても、正直なかなかイメージがわきません。もちろんバッグ単体の大きさは説明書きを見ればわかるのですが、自分の愛車に載せた状態でのバランスがどうか、というのは実際載せてみないとわからないところです。(← だったら店で買えよ。)
数ある中で上の商品を選んだのは、この手の中では比較的小さい40ℓだったから。キャンプツーリングするわけではないので、たとえ一週間のツーリングにいくとしても、40ℓあれば足りるのではないかと思います。
価格は5480円。バイク用品店で扱っている有名メーカー製に比べればかなり安価です。
もうひとつの候補がコレです。↓↓↓
ドッペルギャンガーのツーリングバッグで、容量は少し小さい30ℓです。
構造としては前述のバッグと大きくは違いませんが、上部にフラップが付いていて、ちょっとしたものを挟んで運ぶことが出来ます。
また、シート固定用ベルトの脱着はバックルで行いますが、上部のフラップやサイドの留め具は独自のオリジナルGフックをつかって留めるようになっており、これが外観上のアクセントにもなっています。
価格はなぜか色によって異なり、グレーは 7,906円。ブラックは 8,327円でした。(@Amazon 2021年6月時点)
さて、どちらを選ぶか。主な違いは容量です。40ℓと30ℓ。大きさは40ℓのIRON JIA’S方が30cm×30cm×58cm。30ℓのドッペルギャンガーは30cm×30cm×50cm。横幅がわずかに8cm違うだけ、という微妙な違いではあります。
8cm程度なら大した差ではないし、万一容量が足りない、となったら困ります。それに価格は40ℓの方が安い。
というわけで、今回は40ℓのバッグを選んでみることにしました。
IRON JIA’S 防水多機能キャリアバッグ
早速注文。荷物が届きました。
バイクに装着してみると・・・
さて、では実際にバイクに装着してみましょう!
中身が無いとバッグの形にならないので、とりあえず5日分の衣類を入れてみます。
- Tシャツや下着を5枚づつ。
- 上に羽織るパーカーを2枚
- ジーンズ1本。
- ブーツから履き替えられるようクロックス×1足
まあ本当にツーリングに行くときはもっといろいろ入れますが、今回はお試しなので。
この手のバッグとしては小さめの40ℓのものを選んだのですが、スリムな我が愛車にははやりちょっと大きすぎるようです。写真だとわかりづらいですが、アンバランスなぐらいバッグが大きく見えます(膨張色の黄色なので余計に。)し、その割に中身がスカスカなので、バッグがつぶれてしまってカッコ悪いです。
荷物をパンパンに詰めればいいんでしょうが、キャンプツーリングするわけじゃないので、いくらロングツーリングといえども大した中身にはなりませんし、かりに満杯になるほど詰め込んだら、重くて走るのも持ち歩くのも一苦労、ということになりそうですしね。
大は小を兼ねると思ったんだけどなあ。
さて、どうしましょうか。
まあ明日からツーリング、というわけではないので、もうちょっと考えてみたいと思います。
というわけで、この話、「その2」に続きます。
コメント
いつも、楽しく拝見してます。
私は、キャンプするので、タナックスのキャンピングシートバック75Lを使ってます。デグナーの26Lのサドルバックを併用すると、数泊出来ると思いますが、大体、一泊止まりです(笑)
そう言えば、バックステップは、まだなんですね。
私と同じ様に、マフラーを変える時に一緒に変えたのかと勘違いしていました。
883RにCXのノーマルサスペンションを付けていますが、大きな段差を越える時に、腰を浮かすのが楽です。ちゃんとしたサスペンションを買えばいいのですが、そこはお財布事情が・・・
辰蔵さん お久しぶりです。コメントありがとうございます。
75L+26Lですか。日本一周できそうですね。(笑) やっぱりキャンプツーリングとなるとその位必要になるんでしょうか。キャンプツーリングをやってみたい気持ちもなくはないんですが、僕はお腹が弱いので、安心してトイレに行ける環境じゃないと辛いんです。(笑)
バックステップは未だです。先立つものがないからですが、最近はノーマルステップのままでいいかな?という気もしてきました。そのほうが踏ん張りがきく気がするので。でもいよいよ腰が辛くなってきたらバックステップに行くかもしれません。
CXのノーマルサスってやっぱり883Rのノーマルよりはイイですか? あれもお値段は十分「ちゃんとしたサス」なんですけどね。
CXのサスペンションは、883Rのノーマルより、段違いで良いです。でも、分解出来ないんですね。
メルカリで、3万円!
そうですか。やっぱりCXのサスペンション、従来型よりはいいんですね。オークションで結構いい値が付いているのは知っているので、僕も売ろうかなとも思ったのですが、今のサスペンションをオーバーホールする時に交換用に無いと困るので思いとどまりました。ノーマルサスペンションでもオーバーホールしてくれるショップもありますから、CXのサスペンションもOHしてくれたりしませんかね?どうせ作っているのはショーワですから、部品も何とかなる気がするんですけどね。