購入後一年 充電を繰り返してきましたが・・・
2個目の純正バッテリーがご臨終となり、社外品バッテリーである「WESTCO」のバッテリーに交換したのがちょうど1年前。(2020年2月)
冬になって気温が下がってからは、キーONでガソリンポンプは動くものの、セルを回す力はなくなってしまい、月に一度は充電を余儀なくされていました。
まあ、充電もメンテナンス。そういうもんだと思えば、それはそれで気にならないと思っていたのですが、、、、
それは先週の日曜日。
その前の日曜日も100kmほどのショートツーリングを走り、さらに火曜日(天皇誕生日)にも50kmほど乗りました。
にもかかわらず、寒の戻りで気温10℃前後と急に寒くなったこの日、やはりヒューエルポンプは動くものの、セルの回りは弱々しく、ついにエンジンはかかりませんでした。
こりゃーだめだぁ。
いくらなんでも1週間と空けずに乗っているのにバッテリーが上がってしまうとは。もはや寿命と判断せざるを得ません。
は~あ。1年かあ。
なかなか厳しい現実です。
やっぱり純正以外のバッテリーはダメなのか?
純正と同様の内部構造を持ち、純正バッテリーと同じ工場で製造されている、ということで選んだのが「WESTCO」製のバッテリーでした。
純正より8000円~1万円ほど安いのが魅力です。
これで純正と同じくらいもってくれれば御の字なんだけれど、と思っていたのですが、結果1年でご臨終となりました(涙)。
もっとも、このWESTCOバッテリーがダメなのかというと、そうとも言い切れません。
僕のバイク(XL1200CX ロードスター)は乗り始めから4年あまり経ちますが、その間使ったバッテリーは早くも3個。
2個目の純正バッテリーは約2年ほどもったものの、1個目はわずか1年で交換となりました。(この時はディーラー判断でクレーム交換してくれました。)
つまり、僕の使い方においては純正バッテリーといえども1~2年しかもたない、とも言えるからです。
どうせ1年しかもたないなら、少しでも安いWESTCOの方が良い、という考え方もあると思います。
それにしても、わずか1年というのはちょっとお財布に厳しいですねぇ(涙)。
次選ぶのは純正?WESTCO? それとも・・・
ともあれ、次のバッテリーを購入しなくてはなりません。
次もWESTCOを選ぶのか、はたまた純正に戻すのか・・・
コスパを考えると悩ましいところですが、僕が再びWESTCOを選ぶことはないだろうと思います。
なぜなら、WESTCOの端子の形状が純正とは微妙に異なり、ケーブルを繋ぎにくい上、端子の接続面がバッテリーの側面と面一(ツライチ)になっていない(端子が奥まっている)が故に真ちゅう製のスペーサーをケーブル端子との間に噛ます必要があるからです。
付け外しの際、このスペーサーを落とさないか、非常に気を使います。
詳しくはこちらの記事をご参照ください↓↓↓
駐車場所に電源を引くことが出来る方なら、最近のハーレーはバッテリーを車体から降ろさずに充電が出来るので、多少バッテリーを繋げにくくても問題ないと思います。
けれど僕のように屋外駐車で電源がないと、バッテリー充電のために度々車体から取り外しする必要があるので、この扱いにくさはかなりのマイナスポイントなのです。
駐車場まで電源を引けて、常時充電が出来るのなら、付け外しの面倒さは問題にならないでしょうし、きっとバッテリーも長持ちするでしょうから、コスパでWESTCOを選ぶ、という選択もアリだと思います。
↓↓↓バッテリーをを降ろさず接続でき、つなぎっぱなしでメンテナンス充電できるバッテリーテンダーがオススメ。
純正以外の他の選択肢は?
ではWESTCO以外の社外バッテリーはどうか?
前回候補に挙げたのは、、、
1)SUPER NATTO
純正と同じAGM構造ながら、コスパ抜群!のスーパーナット
2)ユアサ YTX14L-BS
言わずと知れた、信頼の国産バッテリー。(ただしこのハーレー用はメイド イン USAらしいです。↓↓↓)
価格:17,640円 |
↓アンバーピースさんのHPより
3)デイトナ
バイク用品メーカーとしておなじみのデイトナ製。こちらもAGM構造ですが、コスパ抜群です。
4)TwinPower
ハーレーパーツのディストリビューターとして有名なアメリカ ツインパワー社のハーレー用バッテリーです。純正と同じくAGM構造のバッテリーのようです。
(某サイトには「米国ユアサのOEM商品」とありました。真偽のほどはわかりませんが、確かに似ています。)
価格:16,240円 |
といったところ。
なお、リチウムバッテリーは僕の使い方には合わない※ようなので、選択肢に入れていません。
純正以外で再度選ぶとすると・・・
2)のユアサは信頼のブランドなので安心感はありますが、端子の形状を写真で見る限り、やはりスペーサーが必要なようです。
3)のデイトナ製は端子形状がはっきりわかりませんでした。写真で見る限り純正同様に側壁と面一でスペーサーは必要ないように見えます。(レヴューにも「スペーサー不要」と書いている人がいました。)
ただ、この商品。外観が1)のスーパーナットと非常によく似ているんですよね。ひょっとすると同じ製造メーカーなんじゃないか、と思うのですが。
だとするとスーパーナット同様、いずれ仕様変更で端子の形状が変わる、あるいは既に変わっているという可能性もあるかもしれません。
4)のツインパワーも、「メーカーの仕様変更で端子部分はナットプレートを使用するようになりました。」(HD-PARTS.jpさんのHPより引用)とありました。
こうしてみると、純正同様にスペーサーを介さずケーブルを接続できそうなのは、デイトナ製だけ
と思われます。
デイトナか?純正か?
では、デイトナ製を選ぶか、というと、もう一つ気になるのが端子の剛性。
振動の多いハーレーはバッテリーの端子部分が折れるというトラブルがたまにあるそうです。
(なにしろ僕のスポーツスターは鉄製のベルトガードが折れたくらいですから・・・)
それを見越してか、純正バッテリーやWESTCOでは、他に見られないほど頑丈そうな端子が付いています。
デイトナ製も端子部分は決して弱くはなさそうですが、純正やWESTCO製に比べれば華奢な端子と言わざるを得ません。
でも本当のところは実際に買って使ってみないとわかりません。
ここはデイトナ製を選び、インプレというか使用レポートというか、人柱というか・・・、
とにかく使ってみてどうなのかを試し、ご報告する方がブログネタとしても面白い、と思うのですが。
ただ、僕は今年、会社から10年毎にもらえる長期休暇を取得し、1週間以上のロングツーリングに行く予定なのです。(まあ、コロナ次第ではありますが。)
いつものショートツーリングなら、万一バッテリーが急死してもレッカー移動してもらえば大した問題にはなりません。けれど、遠く離れた異国(?)の地でバッテリーが突然死したら、果たして保険適用の範囲ででレッカー移動してもらえるのかどうか。そしてそれ以上に、ずっと楽しみにしてきたロングツーリングが台無しになってしまうのではないか。それだけは避けたいと思うのです。
それを考えると安全第一。今回は純正バッテリーを選択するというのが正解な気がします。(人柱はまた今度。)
純正バッテリーを買いにパインバレーさんへ
というわけで、財布には優しくない&ネタとしては面白くありませんが、今回は純正バッテリーを購入することにしました。
すこしでも安く購入するために、いろいろ調べた結果、WESTCOを購入したパインバレーさんへ再びバッテリーを買いに行くことにしました。
古いバッテリーを車に積んで、パインバレーさんへ。
「純正バッテリーを買いたいんですが」
と在庫を調べてもらうと、なんとSOLD OUT! オーマイガー!
入荷は2週間から8週間後、とのこと。
店の方からは「WESTCOじゃダメなんですか?」と言われましたが、ここは純正にこだわることに。というわけで、今日のところはおとなしく帰宅しました。
また行くのも大変なので、家に帰って早速WEBでオーダー。やはり納期は2-8週間、とのこと。
幸い、ふたたび充電しておいたWESTCOバッテリーをつないでやると、あっけなくエンジンは始動しました。
ただし、この先そう遠くないタイミングでバッテリーが逝ってしまうのは時間の問題。はたして新しいバッテリーか届くまでこのバッテリーが持つんだろうか。
ちょっと不安であります。
(昨日まで平気だったくせに、無いとわかると急に不安になるやつ。→私)
追伸:ところがその後、新しいバッテリーが届くまでの間、再度充電したWESTCOバッテリーを使い続けているのですが、どうも性能が復活しているっぽい?
↓↓↓↓↓
コメント
いつも楽しく読ませていただいてます。
私は48に乗っていて、同じようにバッテリー上がりの悩みがありました。
月に1~2回乗るくらいのライダーで、現在4個目のバッテリーを使用しています。
①純正は2年で上がり(搭載したままで、充電せず)
②WESTCOは1年半で上がり(搭載したままで、充電せず)
③TwinPowerは1年半で上がり(月一程度に充電)
④WESTCOへ回帰(乗らない時は外して充電、2年半使用中)
TwinPowerですが、エンジンを掛ける際に接続部分が溶ける事があり(バッテリー上がり時)もう二度と買わないと誓いました。
色々とメーカーがありますが、純正かWESTCOが経験上は良いかなって感じがしています、スペーサーの面倒くささを除けばですが(汗)
いつも参考にさせていただいてて、同じジャンプスターターを購入したりしています。
これからも楽しく読ませていただきます。
48の人さん
はじめまして。ヨシダです。コメントありがとうございます。いやあ、とっても参考になるコメントありがとうございます。社外バッテリーなんて、買ったばかりの人のコメントは見かけても、実際にどのくらいもったのか、という情報はほとんどみかけないので、とても有難いです。そうですか。やっぱり充電しないと1~2年しかもたないんですね。
ジャンプスターターとか参考になさっていただいたとのこと。嬉しいなあ。
良かったらこれからも覗きに来てやってください。よろしくお願いいたします。
こんにちは
私のは2009年式の1200Nですが、最近はスーパーナットを使っています。
2017年3月から2020年3月に交換するまで3年持ちました。
今もスーパーナットが付いています。
月に一度くらいの乗車頻度ですが、問題なく始動します。
確かにプラス端子の取り付けにスペーサーが必要(付属品)ですが、それ以外は不都合ないですね。
岩崎さん
スーパーナットで3年持てばいいですねぇ。乗られ方がいいんでしょうか。(笑)
僕も今回買った純正バッテリーの次はスーパーナットにしようかなあ。
もっとも、WESTCOが何故か復活してて、まだ交換してないんですけどね。
こんにちは
充電回数が多くないですか。
無充電で週末しか乗りませんが、今年で5年目突入です。
レギュラーが怪しそうですね。
ナガミネさん
コメントありがとうございます。
5年ですか。うらやましい限りです。
レギュレーター(のことですよね?)も何度かディーラーでチェックしてもらってますが、異常無しらしいです。
オーナーズクラブのメンバーの間でも2.3週間で上がるという声が多いで、まあ仕方ないか、と諦めています。
ナガミネさんは何にお乗りなんでしょうか?
自分もハーレーのバッテリーを昨日交換しました。
4年と5ヶ月持ちました。冬はヒートジャケットを上下とグローブを使用して、携帯充電など結構酷使したほうだと思います。それでも4年以上持ちました。
マイカーは同じくウエスコです。
オルタネーターとか他にも問題があったのではないでしょうか?
因みにバッテリーの寿命が近づいても別に気にせずツーリング行ってました。
なぜなら携帯ジャンパーを持ってるので。結構便利です。
ひろさんこんにちは。コメントありがとうございます。
>オルタネーターとか他にも問題があったのではないでしょうか?
どうなんですかねえ。結局6年半乗ってバッテリーは4個使いました。(純正→純正→WESCO→純正)
オルタネーターは1度交換しましたね。携帯ジャンパーは必需品で良く使いました。
CXのオーナーズクラブの方に聞いても、冬場は2,3週間でバッテリーが上がる、という方が多かったです。
(全員がそういうわけではないので、環境や個体差もあるのかもしれません。)
結局最後は(冬場は)乗るたびにメインヒューズを抜くようにしたらバッテリー上がりの問題は無くなりました。
近年の(インジェクションの)スポーツスターは待機電流が大きく、発電量とバッテリー容量がそれに見合ってないので
常時充電が必須、というのが僕なりの結論でした。