東京モーターサイクルショー2026 レポートその4です。
モーターサイクルショーは車両メーカーばかりじゃない。というか、むしろ車両メーカー以外の方が楽しいと思うのは僕だけではないハズ。
パーツメーカー、アパレルメーカーなど。ライダーに製品を知ってもらおうと、各ブースとも工夫をこらしています。
OHLINS

オーリンズのブース。XL1200CXに付けた一国オリジナルのオーリンズ、あれは良かったなあ。

MOTO GPマシン用の倒立フロントフォーク。アウターチューブはカーボンです。ただ、三又でクランプされるところは金属製(多分アルミ)のアウターが被せられた二重構造になっています。

その1でご紹介したのHONDAのワークスマシンにも装着されてましたね。

キャリパーサポートは徹底して肉抜きがされていて、上側なんてリザーバータンクを避けるように複雑な造形を与えられています。磨き込まれていて、まるで芸術品ですね。

YSS SUSPENSION

タイ発のサスペンションメーカー YSS。YSSは「Your Supreme Suspension」(あなたにとって最高のサスペンション) という意味なんだそう。

YSSって後発メーカーの割に、対応車種が広いのが魅力。8,000アイテムを超え、対応車種は3,500車種に及ぶんだそうです。

日本上陸当初は「安いけど、安っぽい」という感じが否めなかったですが、最近のYSSは見た目にも高級感がありますね。

オーリンズなどの一流メーカー製はもうバカ高くなってしまって、おいそれとは手が出ない感じなので、その点YSSはいいポジションになってきたんじゃないかな、という気がします。

カットモデルの展示。内部構造より、「これどうやってカットするんだろう?」というほうが気になってしまいました。(笑)
対応車種のラインアップが多いのがYSSの一つの特徴。じゃあ我が愛車 KTM890DUKE用があるかというと・・・ありませんね。(ToT)
まあ、890RだとWPのイイサスペンションが付いてますから、わざわざYSSに換える人はいないんでしょうね。
(790DUKE用はありました。これ890にも流用可能化もしれないなあ。)
NITRON
サスペンションメーカー三連発。最後はターコイズカラーのスプリングが美しい、イギリスのサスペンションメーカーNITORON。


綺麗なのはスプリングだけじゃなく、いかにも加工精度が高そうなボディーも素晴らしいです。

全体をNITRON色にカスタムペイントしたBULLDOCK製のGT-M。


ハーレー用のインナーチューブキットなんてあるんですね。横にある全体がブラックの倒立フロントフォークも美しいです。
KADOYA

バイク乗りの憧れ。老舗中の老舗。レザーメーカのKADOYA。

老舗カドヤの本店で、カドヤ最高峰の革ジャンを職人ひとりが一着を作っているのが「HEAD FACTORY」

とにかく、他のリーズナブルな革ジャンとは比較にならない重厚な作りのHED Factory 。

中でも特にこれがカッコイイよなあ~。HF/N-1。¥179,300。受注生産で納期約2か月だそう。

憧れのカドヤのレザーパンツ。今のレザーパンツを買う時に、HYOD製するか悩んみました。一度は履いてみて憧れのブランドです。


カドヤと言えばレザーですが、最近はファブリックパンツも充実。

これはチノパンですが、ヒザにパッドが入っていたり、ポケットにファスナーがついていたり、股の部分は二重に補強されているなど、バイク仕様になっています。


ジャケットも色柄だけでなく、シルエット自体がバイク用っぽくなかったりしますね。

コレおしゃれー。KATO NOBUKI コラボレーション。革なのにプルオーバーですよ。脱ぎ着はしづらそうですが、そんなの関係ねー、という感じ。パンチングなので広い季節で着れそうです。


TANAX
毎年何かしら新しい発見がある、バイク用品メーカータナックスさんのブース。


どこのブースへ行ってもCB1000Fだらけ。タナックスさんでも対応商品のアピールに力が入ってます。

スマートライドモニター AIO-6 LTE(¥99,000)には前後車載カメラ(¥27,820)、タイヤ空気圧センサー(¥11,550)ワイヤレスリモコン(¥10,835)といったオプションがフル装備。これだけで計¥149,205なり。でも買っちゃうんだろうなあ、フルオプション好きのオジサンは。(笑)

サイドバッグ(カービングシェルケース2 グロスブラック)の上にはキャンピングシートバッグXL。日本一周できそうですね。

こちらはエンボスブラックのタイプ。¥39,380 「これまで装着が難しかったスポーツタイプの車両にも装着できる」だそうです。

こちらはSSタイプ。「フェンダーレスキット装着車に対応するよう改良。SS車でも積載をあきらめない!」と書かれています。

最新のタナックスのシートバッグはねじれなくて壊れにくい新型のバックルを採用してるんだそうです。

左側になるのは「ライザーベース」。小さなリアシートしかないSS車などでも、これを装着することで大きなシートバッグを安定して積載できる、という優れもの。去年はすごく推してたんだけど、今年はひっそり展示。
ここ数年タナックスさんが特に力を入れているのがスマートライドモニター。個人的にも興味津々。
安い中華製も沢山ありますが、タナックスさんは高機能追求と国内販売会社の安心感がありますよね。

先ほどのCB1000Fにも搭載されていた、フラッグシップモデルのAIO-6。6インチモニター搭載。

LTEモデルはSIMカードがついていて(通信料別途要)、振動などバイクに異常があるとスマホに通知してくれたり、事故(転倒)時に操作せず60秒経過すると、自動で緊急車両要請を発信してくれるんだそう。すげー。
タナックスのスマートモニターは、たぶんこちらのOEMなんでしょうね。タナックスよりちょっと安いけど、この程度の差ならサポート考えるとタナックスかなあ。

AIO-5。5インチモニター搭載。個人的にはこのくらいのサイズがバランスがいい気がします。

死角検知はいいかもね。


気になったのが、このホルスターバッグ。

これも加藤ノブキさんとのコラボ商品。(カドヤでもコラボ商品がありました)

こんな風にベルトから吊り下げて太ももに固定するそうです。開口部がロールになっていて、結構容量があるとのこと。

こちらは 46WORKS とのコラボ商品。質感が高い落ち着いたデザインのミラーです。

こちらはそのミラーポリッシュバージョン。まだ価格は未定だそうです。
PLOT
愛知のバイクパーツメーカーであり、バイク用品、パーツのディストリビューターでもある PLOTのブース。


ブレンボのレーシングキャリパー。ボディーの下側(前面?)に沢山のフィンが立っていて、きゃりぱーで発生する熱をフルードに伝えないよう冷却してます。切削加工でこれを刻むのって、かなり加工が難しそうですよね。これがあることで、ダクトでエアを導入しなくてよくなったらしいです。

アルマイトやペイントで鮮やかな入りになったキャリパー。赤とか黄色って四輪車では見かけるけど、バイクでは見ないですよね。個人的好みだとやっぱりブラックがポリッシュですねえ。

僕も付けてます。アクラポビッチのマフラー。ワークスマシンでさえアクラポビッチ着けてるのを見ますよね。仕様は車両メーカー側が指定しているんでしょうか。車両メーカーが自分のところで作らず、にわざわざ作らせるって何か理由があるんでしょうね。

超シンプルなナビゲーションディスプレ「BEELINEMOTOⅡ」¥33,880(税込)。

「BEELINE MOTO」はコンパスモードのみだったのに対し、「BEELINE MOTO II 」はルートモードも搭載。これなら実用的だと思えるケースが多々あると思いおます。充電式リチウムバッテリーにより約14時稼働。
使える、使えないにかかわらず、「これはシンプルでカッコイイ!」「とにかく買って使いたい!」という人が一定数居ると思います。僕もその一人。それが「Ⅱ」になって実用性もアップしたんじゃないかと思います。
BEELINEで唯一不満なのが、ナビアプリは専用ナビアプリを使うという点。専用アプリの実力はわかりませんが、海外製のナビアプリは正直ちょっと不安です。
Yahoo!カーナビはともかく、Google MAPぐらいは利用できるようにならないかなあ。


誕生から25年経つハーレーのツインカムエンジン。それをオーバーホールするのではなく、最新技術によるスペシャルパーツで組まれたS&Sのエンジンに丸ごと載せ替えましょう、という提案です。アフターパーツで丸ごとエンジンを作ってしまうという、凄い話ですね。


京都の老舗パーツメーカー AELLA(アエラ 株式会社カスノモーターサイクルのブランド)もプロトが販売代理店になってるんですね。

変わらず高精度で美しいパーツです。

こんな体験展示もありました。

ここで紹介されていたのはCB1000F用のローダウンキット。ダウン量、およそ20mm。

リアタイヤの後ろにある黒いバーが見えるでしょうか?あのバーを床面へ倒すと、リアタイヤ下のジャッキが上がって、車高が20mm持ち上がる仕組み。つまり、持ち上げた状態がCB1000Fのノーマル車高、降ろすとローダウンキットで20mm下がった状態が体感できる、という仕掛けです。

プロトが輸入販売を行うニューエージクルーザー。Morbidelli/モルビデリ「C252V」とBENDA/ベンダ「NAPOLEON BOB 250」のコーナー

まずは Morbidelli(モルビデリ)「C252V」。水冷V型2気筒 249cc。ハーレーのNightsterに非常によく似ていて、とても250ccには見えません。
ちなみに、こちらは本家 ハーレー ナイトスター。


BENDA/ベンダ NAPOLEON BOB 250。こちらも250CC。横から見ると、ちょっと古めかしいリジットサスペンション風のバイクですが・・・・

正面から見るとなんとこういう感じ。

こちらは僕も愛用しています。スマホホルダーの「RAMマウント」のコーナー。スマホケースを自由に選べる点が非常に便利。

そのRAMマウントに使うジョイントアーム。通常はブラックのみの1色となりますが、この日、東京モーターサイクルショー特別企画として、この会場でのみ買えるシルバー塗装Ver.とホワイトという特別なパーツです。

スマホだけじゃなく、アクションカメラなどもマウントできる対応力の広さがRAMマウントの魅力です。
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東京モーターサイクルショー2026 のレポート。もう少し続きます。











