当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています

東京モーターサイクルショー2022へ行ってきました(その3)

東京モーターサイクルショー2022 観覧レポートの続です。

東京モーターサイクルショー2022へ行ってきました(その2)

トライアル観戦後、再び屋内展示場へ

無事屋外でのトライアルショーを観戦し、再び屋内展示会場を回ります。

最初はハーレーと双璧を成すアメリカンメーカー「INDIAN」です。

Let’s Go INDIAN!

INDIANブース。ハーレー同様、ブランドウエアにも力を入れていくらしく、Tシャツやキャップなどのアパレルが展示されてました。いずれもアメリカンブランドらしく、カッコイイ!!

展示を見ていたら、カッコイイお姉さんが「よかったらどうぞ!」ってカタログをくれました。よくみたらオートバイ誌でおなじみの福山理子さん。なんで普通に出展者扱いなんだろう? おもわず写真をお願いしたら快くOKしてくれました。(緊張して露出まちがえちゃった。)

それまでのインディアンのイメージを一新した(と思う)「FTR S」。ダートトラッカーレプリカらしいけど、倒立フォーク、ラジアルキャリパー、モノサス、前後17インチタイヤといった車体に120馬力の水冷Vツインエンジンを載せたスーパーマシン。日本のネイキッドと真っ向勝負できますよね。そしてなによりカッコイイ。これでもう少し安かったらなあ~

¥2,219,000~ 僕には高嶺の花です。

スリムなエンジンにぶっといタイヤ。この角度から見たら、国産ビッグネイキッドに見えます。

ハーレーと同じVツインエンジンのINDIAN 。これは SCOUT BOBBER TWENTY。ハーレー以上にロー&ロング。このスタイルでシングルシートというのがカッコイイですよね(まあボバー=”短く切る”の意味 だし)。エンジンもフィンなどなく、水冷Vツインにフィンは不要!と割り切った感じのデザインがいいですね。

SCOUT BOBBER TWENTY ¥1,919,000~。へぇー 製造はベトナムなんですね。

カンニング竹山さんの愛車、「CHIEF DARK HORSE」。オーソドックスでシンプルな構成の車体に巨大な空冷Vツインエンジンを載せてます。やや青みが買ったグレーが何とも言えずキレイですね。

¥2,379,000~ いまでもこのベーシックなスタイルの空冷ビッグツインが、新車で買えるのは大きな魅力です。

RIDESの展示車両にびっくり!

リーズナブルなレザーウエア、という印象のライズ。広くバイクグッズを輸入販売したりする企画・販売会社なんですね。

RIDESのブース。外から中が見えず、おしゃれな店舗風。

入ってみてビックリ。そこにあったのがこの一台。

なんだこれは? 異様というか異質な感じがするバイクです。

どこを見てもスペシャル。ひとつひとつのパーツがデザインされていてカッコイイ!

横置きのボクサーエンジン? 後で調べたら BMW K1200RSベースなんだそうです。

透明なカウルの中は、まるでディズニーシーのアトラクション。機能美を超えたアート作品ですね。

「秋水」(しゅうすい)と名付けられたこのバイク。第二次世界大戦の末期に試作された飛行機の名前なんだそうです。雰囲気ありますね。

このバイクについてはこちらに詳しく書かれていました。ぜひご覧ください↓↓↓

秋水について https://ameblo.jp/ridez01/entry-12732362981.html

スパークプラグのNGK

スパークプラグの代名詞。NGKのブースは各社ワークスマシンが並んでいました。

レプソルホンダ RC213V。レーシングマシンは性能を追求した結果生まれる ”機能美” が魅力だと思うのですが、最近のホンダのワークスマシンはちょっとその美しさが崩れてきた気がするのは僕だけでしょうか?フロントカウルもテールカウルも直線的過ぎて色気が無いような気がします。

チーム・スズキ・エクスター『GSX-RR』。 スズキのマシンはホンダにくらべればフロントに丸みがあって好きなんですが、やっぱりあのウイングはなあ。ナマズのヒゲみたいに見える・・・

ぼくも愛用してます。SHOEIブース

僕も愛用している「SHOEI」のブース。何やら行列が。何か面白いものがあるのかな、と思いましたが、並ぶのが嫌なのでパス。

ブースの外から見えるところに展示されていたのがこの「OPTICSON(オプティクソン)」。だれもがドラゴンボールのスカウターを連想しますよね。前を走るライダーのライディングスキルが数字でわかる・・・なんてことはもちろん無く、主にナビゲーション情報が表示されます。アゴの部分に投影システムが内蔵されていて、目の前のスクリーンに写される仕組み。したがって残念ながら既存のヘルメットに後付は出来ないそうです。ヘルメットってある意味消耗品だから、そこはちょっと残念。

「OPTICSON(オプティクソン)」の見え方のイメージ。(もうちょっとわかりやすい画面の時に写せばよかったなあ。)ナビの外、電話の操作なんかも出来るみたい。オービス情報とか出るといいだろうなあ。

勢いは一番!?トライアンフブース

最近もっとも勢いを感じるのがTRIUMPH。以前はスピードトリプルが中心で、マニアックな、知る人ぞ知るブランドという感じでしたが、最近はクラッシックなツインからアドベンチャーモデル、2500ccモデルのロケット3まで、多様な車種を展開してます。街中でもすごく走っているのを見るようになりました。

スピードトリプル1200RR。「スピードトリプル」というと、好き嫌いの分かれるデュアルヘッドライトのネイキッド、というイメージでしたが、これはハーフカウル付き。しかも丸目一灯ヘッドライトのカウルなのに、ロケットカウル的なところが全くなく、すごくおしゃれでスタイリッシュ。上品な感じすらしますが、200kgの車体に1160cc、180馬力(!)の強力なエンジンを積むモンスターマシンです。速いんだろうなあ、コレ。

ストリートスクランブラー。並列二気筒 900ccのエンジンにアップタイプの二本出しマフラー。足回りはホイールトラベルを長くとったブーツ付きのフロントフォークにスポークホイールと、オフ車というかアドベンチャー系の車体構成ですが、シート高は790mmと低く、案外乗りやすいらしいです。カラーリングとかバックスキン風のシートとか、凄く上品なイメージ。大人気のハンターカブにハマったひとが、徐々に乗り換えてアップグレードしていくと、最後にはこれに行きつく(?)という感じがします。

トライアンフで僕が一番気になる一台がコレ。ボンネビルボバー。街中でも何度か見かけましたが、思わず目を奪われるスタイリッシュなバイクです。これに乗って街中を流したら気持ちいだろうなあ~。

シートレールをバッサリとカットしたミニマル・デザイン。一瞬カスタムハーレーか?と思うのですが、並列二気筒エンジンを積んだ、れっきとした英国車です。1200ccもあるのですが、前後16インチホイールということもあり、ものすごくコンパクト。シート高はわずか690mmしかありません。シートと言えばこのボバー、僕はてっきりスプリングサドルシートだと勘違いしていたのですが、固定式なんですね。シート下に何もないのもすっきりしていてカッコイイです。

もう一台、トライアンフで気になっていたのがこの「トライデント 660」。おしゃれでスタイリッシュ。トルクと伸びのバランスが良さそうな三気筒エンジンを、軽量コンパクトな車体に乗せた構成は、きっと扱いやすくて速いんだろうなあ、と思わせます。しかも100万円を切る価格。トライアンフとしては破格の価格だと思われます。いいよなあ、と思うのですが、タンク周りやメーター回りなど、ちょっと凝りすぎてて全体のデザインバランスがもうひとつ、という気も・・・

トライアンフといえばコレ。元祖ストリートファイターといえるスピードトリプル。エンジンパワーも足回りも完全にスーパースポーツ。だけどノンカウルのネイキッドです。問題はその個性的すぎるヘッドライト周りのスタイリング。世代を重ねるごとにカッコよくなってきたとは思うのですが、、、。これをシンプルな丸目一灯にしてみたらどうなるんだろう?っていつも妄想するのですが、そうなるともはやスピードトリプルじゃなくなっちゃうんだろうなあ。

HONDAブースへ行こうとおもったのですが・・・・

続いて向かったホンダブースの前には、既に長蛇の列が。

「何を並んでいるんだろう?」と思いつつ、係の人を捕まえて聞いてみると、これは、ホンダブースに入るのを待つ人の列だそう。

しかもなんと最後尾からは2時間待ち!!

感染対策で消毒やら検温やら、ソーシャルディスタンスやらで、入場するにも時間がかかるんでしょうけれど、まあビックリです。

うーん、2時間はなあ~。

ホンダの新車を買おうかと検討中の人なら仕方ないと思いますけれど、2時間も並んじゃうとほかのブースを見られなくなるので、ホンダブースの見学は断念しました。

大阪モーターサイクルショーで発表された「ホーク11」を見たかったけどなあ。

ホンダHP 新型ロードスポーツモデル「HAWK 11」を世界初公開

ホンダブースは入場するだけで2時間待ち。レブル、GB350、ハンターカブなど、人気のバイクが目白押しなので仕方ないかもね・・・・・。

痒い所に手が届く(?)バイク用品の総合メーカーDAYTONAのブース。

アウトドア用品メーカーのブースか?と見まごうばかりのデイトナブース。” デイトナ アウトドア サプライ ” というアウトドア用品ブランドを展開しているんだそうです。

大人気 ハンターカブ。ほんと街中でよく走ってますよね。荷物満載して、釣り竿を刺して走っても絵になる数少ないバイクです。

もう一台、デイトナブースで注目されていたのが、こちら。ロイヤルエンフィールドの新型か?と一瞬思いましたが、これはHONDAのバイク・・・

そう、大人気のホンダGB350です。カラーリングひとつで高級ブリティッシュマシンに大変身。(カラーリングだけじゃないですけどね。)

深いグリーンのキャンディーカラーにウイングマークをモチーフとしたエアブラシペイントが映えます。生ゴム風のグリップとか、ブロンズのクランクケースカバーとか。一台のマシンとして見事にまとまっています。

ハンドル周りのアクセサリーだけでこんなに多くの商品が!

手前の列はUSB給電ユニット。各種USB端子に対応したコンパクトな防水ユニットが、こんなに多種並びます。奥の列はアクセサリーの電源供給を一括でコントロールできる「D-UNIT」。装着にはある程度知識の必要なマニアックな商品ですが、通ほどその良さが分かる商品かもしれません。(僕も使いたいけど、これでさえ我がスポーツスターには積み込むスペースがないんだよなあ。)

ハンドルに取り付けられているのは、最新のバイク用レーダー探知機。Bluetoothでインカムに接続し、取り締まりを警報音で知らせてくれます。

GPS搭載でオービスの位置を知らせてくれるのに加え、レーザーで新型の移動式オービスにも対応するそうです。オービスの位置情報は無償で提供。ダウンロードした情報をマイクロSDを使ってPCから取り込めるそうです。¥37400(税込み)と少々高いですが、一度でも「危機」を回避できれば元が取れる?

ハンドル周りに取り付けるものが多すぎて、ハンドルが足りない(?)時に便利なマルチバー。これはそのマルチバーにUSB電源ユニットが内蔵されたもの。これでハンドル周りがスッキリ(???)。

スマホホルダー。一番右の歯「ミノウラ」のOEMでしょうね。僕も以前使ってました。真ん中と左のフォルダーはアルミ製の新しいスマホホルダー。アルミ製で軽くて丈夫。3点留めなので本体横にボタンがあるタイプのスマホでも支障なくガッシリ固定が可能です。

最近、スマホホルダー各社がこぞって製品化し始めている振動対策ユニット(バイブレーションコントロールデバイス)。なんでも最新のスマホ(特にiPhone?)はカメラユニットが振動に弱いらしく、バイクナビで使うとカメラが壊れる事例が頻発しているらしいです。その対策パーツです。スマホホルダーとアームの間に挟んで使うようです。

こちらもデイトナブースに展示されていたZ900RS。一瞬ゼファー1100かと思いました。足回りをオーリンズほか一流レーシングパーツで固め、フレームにはアンダーフレームが追加されています。カラーリングから細部に至るまで「金掛けてるなあ」という印象の一台です。

こっちはサンクチュアリのレーサーですね。

サンクチュアリ本店最後のZレーサーって書かれています。オリジナルシャーシーを採用するため、オートバイメーカーとして許認可されたアメリカの子会社で生産して輸入してるそうです。

こちらも同じくデイトナブース内のZ900RS。カラーリングでずいぶんイメージが変わるものですね。ライムグリーンより上品な気がします。

参考出品されていた「モトスマートモニター」。スマホとWi-fiやBluetoothでつないで「アップルカープレイ」や「アンドロイドオート」が使えるバイク搭載用の防水モニターです。普通のバイクがハーレーのツーリングモデルみたいになるってことでしょうかね。これならスマホが振動で壊れる心配もありません。予定価格は5万5000円で今秋発売予定。

このマウントの仕方がとってもシンプルでいいですね。でもこのモニター。大きさが7インチもあります。取り付けられる車種がかなり限られそうです。仮に取り付けられてもメーターやインジケーターが見えなくなるかもしれません。しかもこれだけ存在感んがあると、そのバイクのエクステリアが全く別物になるんでしょうね。そう考えるともう少し小型でもいいのかも。

リアカメラを取り付けることでバックモニターになるらしいです。もちろんバイクはバックしませんが、車線変更時などの後方確認にはすごく有効でしょう。これはとっても実用的な機能だと思います。

さていよいよ、われらがHARLEYブース! なのですが・・・

やってきました!われらがハーレーダビッドソンのブース。敢えて?シンプルな看板です。

CVOロードグライド リミテッド(左)とCVOストリートグライド(右)。こういう「ヤッコカウル」って正直好きじゃないんですが、こんな風にポップなカラーリングにすると、これはこれで悪くないなあ、っていう気になります。まあ良かろうが悪かろうが、あまりに高すぎて僕には縁がない世界なんですけどね。(それにしても今の若者に「ヤッコ(凧)」って言って通じるんだろうか。)

パン アメリカ1250スペシャル。うーん。クルマもそうですけれど、バイクのヘッドライト周りって、やっぱり「顔」を連想させるんだと思うんですよ。でもこのパン・アメリカはライトが上下に分かれているので、どこが顔なんだかわからない。僕的にはそこが一番好きになれないところです。まあ良かろうが悪かろうが(シートが)高すぎて、僕には縁のない世界なんですけどね。

ファットボーイ114。ハーレーオーナーの端くれである僕ですが、スポーツスター系以外はまったく興味なし・・・だったのですが、ハーレー雑誌や記事ばっかり見ているうちに、こういうビッグツインもカッコいいんじゃないか?と最近思うようになってきました。まあ興味を持っても、高いしデカいし、僕には縁のない・・・もういいか。

「ストリートボブ114」(手前)と「ヘリテージクラシック114」(奥)。スポーツスターじゃないけれど、このストリートボブはシンプルで好きですね。クランクケース回りなんかはスポーツスター系のエンジンよりこっちの方がかっこいいなあ。カラーリングもいいと思います。

ハーレーダビッドソン・ブレイクアウト117。このホイールデザインが実にカッコイイですねえ。

出ました!スポーツスターの名を継ぐ「スポーツスターS」。いろいろ意見はありますが、これはこれでカッコイイと思います。一度信号待ちで隣に並ばれたことがありましたが、こうしてじっくり見るのは初めてです。

異形ヘッドライト。悪くはないけやっぱりど丸くしたい。デザインが一新されても変わらないのがウインカーの大きさですね。アメリカ人はこういうのが好きなんでしょうかね。ウインカーが大きいのはまだ良いのですが、スイッチボックスが妙に大きいのが気になります。手の大きなアメリカ人向けなのに、あんなにいっぱい機能をくっつけちゃったら、この大きさになってしまうのでしょうね。

何て太いフロントタイヤ。ブレンボラジアルマウントキャリパーが羨ましい。

パイプワークによるスイングアームとライセンスホルダー。このへんのデザインは凝ってます。そういえばドライブベルトは車体の左側なんですね(従来のスポーツスターは右側)。まあこっちが一般的なんですけど。

はじめて跨ってみました。(写真は僕ではありません。こんなに足が長ければいいんですけどね。涙)ポジションは思いのほか自然でした。ブレーキ&クラッチレバーやシフトなども今までと違っていて、これまでのハーレーみたいに国産バイクから乗り換えた際の違和感のようなものは殆ど感じられません。ハーレーらしくないというか、まるで日本車みたいです。

われらがハーレー、、、なのですが、正直言ってスポーツスターが無い(Sはあるけど)ハーレーブースに来ても、いったい何を見ていいのやら・・というのが正直な感想です。

スポーツスターSだけじゃあなあ~。

まもなく発表になると噂の、「スタンダードデザインのあたらしいスポーツスター」に期待したいところです。

この項、まだまだ続きます。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする