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高速料金実質値上げ?対応策はやっぱりツーリングプラン

高速道路の休日割がどんどん減っている

今年のゴールデンウイークはなんだか短かった印象でした。

4月29日(昭和の日)が火曜日で連休とはならず、実質的には5月3日(土)から5月6日(火)までの4連休が今年のGWという感じでした。

”4月28日と4月30日~5月2日を休めば、最大11連休になります。” なんて煽ってたマスコミもありましたが、いくらなんでも無理やりすぎねえ?”と思ったのは僕だけでしょうか。

とはいえ貴重な4連休。当然どこかへツーリング、と思ったのですが、一つ問題なのは、ゴールデンウィークは高速道路の休日割が適用外になるということ。

まあこれは今年始まったことじゃないのですが、ちょっと調べてみて驚きました。休日割の適用除外は、ゴールデンウイーク、お盆、年末年始に加え、今年2025年からは3連休も対象に追加されているんです。

NEXCO東日本HP ETC休日割引

名目は高速道路の「混雑緩和」なんでしょうけれど、こんなの完全に”実質的値上げ”ですよね。

対抗策は「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」

休日割の適用除外日拡大は我々ツーリングライダーにとっては大いに痛手なのですが、これに対抗しうる手段として「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」があります。

高速道路を100km以上連続走行すると、通常料金の37.5%引きとなるのが「二輪車定率割引」。土日祝日限定ですが、GWやお盆期間中も適用になります。

※利用可能期間が2025年4月5日(土)~11月30日(日)(北海道内は4/5~10/26)なので、年末年始は利用不可。

僕は以前のブログ(「二輪車定率割引」と「ツーリングプラン」はどっちが得?)で、「二輪車定率割は土日祝限定で休日割と重なり、休日割の30%引に対し、37.5%引と大差ないのであまり意味がない」と書いたのですが、こんなに休日割の適用除外日が増えてくると、相対的に二輪車定率割のメリットが上がってきます。

もっとも、比較して良いように見えるだけで、何も良くなっていないんですけどね。

一方、「ツーリングプラン」は平日も適用可。あらかじめ決められた地域内であれば2日間or3日間乗り降りし放題なので、使い方によっては大幅割引になります。事前の手続きがちょっと(いや、かなり)面倒というのはありますが、ライダーとして使わない手はありません。

もっとも、こんな面倒なことさせてないで、はやく二輪車の料金を普通車の半額にしてくれ!というのはありますけれどね。

二輪車定率割引(NEXCO HP)

ツーリングプラン(NEXCO HP)

ツーリングプランを使って久々の伊豆ツーリグ

というわけで、早速ツーリングプランを申し込んでツーリングに行ってきました。

目指すは伊豆。目的はいつもの「やま弥」の鯛丼です。

いつもは厚木から小田原厚木道路を通って厚木まで行き、箱根新道で箱根を超えて行くのですが、この日はせっかくツーリングプランを申し込んでいるので、めいっぱい高速道路を使ってやろうと思い、東名ー新東名で一気に沼津まで進むことにします。

渋滞を避けるため、朝6時前に家を出発。渋滞が始まる前に、一気に足側SAを目指します。

途中、下りの渋滞のメッカと言える大和トンネル付近でちょっと車が詰まり始めましたが、なんとか止まってしまう前に無事通過。海老名SAもスルーして、足柄SAまでノンストップで走りました。

渋滞こそありませんでしたが、この日は結構気温が低く、足柄SAに着いたときは気温15℃。凍えながらのツーリングスタートとなりました。

AM07:00 足柄SAに到着。既に駐車場は満車で、SA入り口には車の列が並んでいました。気温は15℃。春夏用のウエアじゃかなり寒かったです。

スタバで朝食。気温が上がるまでと、ゆっくりしました。

足柄SA出て、新東名で長泉足柄ICまで。そこから伊豆縦貫道に入って函南塚本ICまで進みます。伊豆縦貫道はこの時間でもところどころ渋滞していましたが、完全に止まってしまうほどではありませんでした。

道の駅&めんたいパーク

あまりに早く来すぎたので、「道の駅 伊豆ゲートウェイ函南」で休憩することにしました。

道の駅 伊豆ゲートウェイ函南。ただ、到着した08:30は未だ店がOPENしていませんでした。

この道の駅に隣接しているのが「めんたいパーク 伊豆」です。

こちらはめんたいこメーカーのかねふくが作ったテーマパーク。せっかくなので、OPEN時刻の09:00を待って入場してみます。(入場料は無料です。)

一階の物産コーナー。試食コーナーで明太子をいただきました。

OPENと同時に行列が出来たのがこのフードコート。

皆さんのお目当ては、出来立て明太子のジャンボおにぎりや「鬼盛り!めんたい丼」。ぼくはこの後の鯛丼にそなえ、ここでの食事は泣く泣く見送りました。

明太子のことが色々学べる「つぶつぶランド」。

知っているようで知らない、めんたい子の知識がいろいろな展示で学べます。

楽しそうなパーク内

ガラス越しに実際の製造工程も見学できます。

これ、全部明太子を使った料理なんだそうです。

やま弥の鯛丼に舌鼓

明太子パークを見学した後、本日の目的である やま弥の鯛丼を目指します。未だ時間的には早すぎるのですが、行列必至の人気店、しかもGWなので、早めに行って並ぶことにします。

途中、伊豆中央道を通るのですが、いつも通りの渋滞。理由は料金所。 このたった3.0kmの有料道路はETCが使えず、そのためいつも渋滞が発生しています。

ETCに慣れてしまった今となっては、バイクで財布取り出して小銭払うなんて、恐ろしく面倒ですしね。

「ETC-X」なる謎のシステムは使えるので、それを使えるようにしようと思ってたのに、忘れてました。なにしろ、ここでぐらいしか使わないもんなあ。ETC-Xなんて。

https://etcx.jp/

何とか料金所を通過したのですが、この日は料金所を過ぎても渋滞してました。さすがGWです。

途中ちょっと道を間違えたりしつつも、10時過ぎにはやま弥さんに到着しました。

駐車場には既に何台かの車が停まっていましたが、店の前にはだれも並んでいません。

たしか、開店の30分ぐらい前には記名簿が店の前に出されるはずなのですが、出来れば一番に名前を書きたい。店内の席が少なく、客の回転もあまり速くないので、最初に席に着けないと、食べ終わるのがかなり遅くなるからです。

そこで、店の前に一人並ぶことにしました。この時点でAM10:10ぐらい。(この時点では、開店時間が11:00だと勘違いしてました。)

しばらくすると、お店の方が出てきて、店前を掃除し始めました。

「すいません。ここに並んでてもイイですか? おじゃまですかね?」

「いえ、いいですよ。でも開店までまだまだ時間ありますよ。」

「はい。でもGWだし。きっとすごいお客さんが並ぶんでしょ?」

「ああ、昨日もすごかったですねえ。」

といった会話があり、そのまま立って並んでました。

10:30頃に、今度は店主と思われる男性が出てきました。

「おひとりですか? お名前書いておきますから、11:30にまたいらしてください。」

「え? 開店11:30なんですか。いいですか?」

「はい。大丈夫ですよ。そのころいらして下されば」

と言っていただいたので、名前を告げてお礼をいいました。

***

1時間弱時間が出来たので、ガソリンスタンドへ行ってガソリンを入れ、海沿いの道を流したりして11:15分ごろ店に戻りました。

店の前には記帳台が出され、見ると無事ぼくの名前が一番に書かれてました。多謝!

この時点で7組ぐらい記名されていたので、おそらく全員は店内に入れないと思われます。

やま弥さんの名物、鯛丼。(写真はごはん大盛)

たっぷり入った新鮮な鯛の刺身と地鶏のたまご、醤油出汁を混ぜ、ご飯にかけていただきます。最高!

駿陽荘 やま弥

達磨山は満車で立ち寄れず・・・

大満足でやま弥さんを出た後、山を登り、「だるま山高原展望台」をめざします。この間の山道が比較的空いていて、路面も良く、バイクで走るには最高です。

このだるま山高原展望台で駿河湾と富士山を眺めながらコーヒーでも頂こう、と思っていたのですが、なんと駐車場が満車。バイクすら止められないほど、車と人が溢れかえっていました。こんなことは初めてです。

どうしようか。

まだ時間も早いので、さらに南下して西伊豆スカイラインでも走ろうかとも思ったのですが、この混雑ぶりを考えると、今日はあまり足を延ばさず、早めに帰宅するほうがよさそうです。

海沿いを走ると渋滞必至なので、最短で伊豆スカイラインを目指すことにしました。

途中、大観光地である修善寺を通りましたが、もちろんスルー(笑)。ただ、そこまで人で溢れかえっている感じはありませんでした。

冷川料金所から伊豆スカイラインへ。それなりにクルマも多かったので、ゆっくりしたペースですが、この日は天気が素晴らしく、気持ちよく走れました。

伊豆スカイライン 亀石峠のパーキング。昔は賑わっていたこの場所も、今はトイレと自販機しかなく、閑散としています。途中になにも立ち寄るところが無いせいか、伊豆スカイライン自体、思ったより車もバイクも少なかったです。なんか寂しいですね。

この日の走行距離は300km

熱海峠まで伊豆スカイラインを走り終えたあとは、箱根新道、小田厚道路を通り、東名高速を走って一気に帰ってきました。

途中、南箱根ライダーズパラダイスか何かへ立ち寄ろうかとも思ったのですが、遅くなると渋滞するのでこの日はパスしました。

案の定、箱根新道(料金所もなくなったのに何で混むんでしょうね)と東名高速は大渋滞でしたが、まあ想定の範囲内。ただ、休憩しようと思っていた海老名SAは高速道路本線上にまで車の列が並んでいて、立ち寄る気にさえならなかったです。

16:00過ぎにちょっと早めの帰宅となりました。この日の走行距離は309km。まあショートツーリングが多い僕としては距離走った方ですね。

結局ツーリングプランでいくら得した?

この日利用したツーリグプランは「首都圏 東名・中央道コース ミニ」2日間

【ETC二輪車限定】2025ツーリングプラン【首都圏 東名・中央道コース ミニ(NEXCO中日本 HP)

料金は連続する2日間で2500円です。

この日のツーリングで、このツーリングプランに含まれる区間は・・・

・東名高速 横浜青葉~ 第二東名 長泉沼津 2170円(軽自動車等 ETC利用)

・小田原厚木道路 箱根口~東名高速 横浜青葉 1370円( 同上 )

計 3540円

なんと、1040円もお得になりました。

本当はこの翌日も、高速を使ってどこかへ遊びに行こうと思っていたのですが、残念ながらその日は雨でツーリングは断念しました。

けれど、たった一日でもこの割引。もし休日割があればほぼ同程度の値引きが期待できるのですが、適用除外となる日には、たとえ日帰り旅でも利用した方が得になるケースが多いと思います。

まだ使ったことがないよ、という方がいらっしゃったら、ぜひ一度使ってみることをお勧めします。

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