こんな日に、お前に乗れないなんて!
冬晴れの一日。ちょっと遅めの朝にバイクに乗ろうと家を出ました。
この時期としては温かい、バイクをちょい乗りするには絶好の天気です。
(どこかに立ち寄るのは気が引けるので、近所をうろうろと走り回るだけですが。)
身支度をして、バイクのカバーとロックを外し、キーをオンにすると
「シュコーーー!」というガソリンポンプがタンクに加圧する音が聞こえます。
メーターの中の赤いランプが消えるのを待って、セルボタンを押しました。
”カシュンカシュンカシュン・・・カシュ。。。。”
例によってまたエンジンがかかりません。
え?うそ。・・・やばい。?
いえ、我がスポーツスター(XL1200CX)のバッテリーが上がるなんていうのは、もはや ” 日常ちゃめしごと” なのですが、まさか今週バッテリーが上がるなんて考えてなかったので、ジャンプスターター(モバイルバッテリー)を充電してないのです。
なにしろ先々週にバッテリーを降ろして充電したばかりなのです。確かに先週は30分ぐらいしか乗れなかったけれど、さすがに今週バッテリーが上がるなんてことはないだろうと高を括ってました。
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しょっちゅうバッテリーを上げる僕にとって、手軽に持ち運びできるジャンプスターターはもはや必需品。いままでに何度も助けられてきた、まさに ”神”道具なのですが、充電されていなければ何の役にも立ちません。
たしか、先週 携帯の充電に使ってそれっきりだよなあ・・・。
このモバイルバッテリー。たとえハーレーのバッテリーが完全に逝っていても、あの巨大な1200ccのVツインエンジンを始動することが出来ます。けれどジャンプスターターとして使うときは、完全に満充電の状態でないと使えません。
また「リチウムイオンバッテリーは自然放電しない」と言われたりしますがそんなことはなく、ただ放電が少ないだけで、やっぱり少しづつは自然に減っていきます。少なくともこのバッテリーはそうです。
そして残念ながら今は満充電の状態ではありません。
それでも ” 一回ぐらいなんとかなるかも ” と淡い期待をしつつ、バイクのバッテリー端子につなぎます。
ところがジャンプスターターとして使うためのアダプターをつないだとたん、(おそらく充電不足を知らせる)警告音が ” ピィーピィーピィー!!” と鳴り響きました。
” あぁ、やっぱり充電が足りないか。”
と思いましたが、
”せめて 一回ぐらいセル回ってくれ ”
と祈るような気持ちでバイクのバッテリー端子にワニ口クリップをつなぎます。
そして、
頼む!
と心の中で祈りつつ、セルボタンを押しました。
”カシュンカシュン・・・シ。。。。
やっぱり駄目。
あーーー。終った。(涙)
昨日少しでも乗っておけば(その時点でバッテリー上がりに気づければ充電できたのに)。
せめてモバイルバッテリーを充電しておけば・・・。
そう思っても時すでに遅し。後悔先に立たず、です。
こうなるとうららかな日差しが逆に恨めしい・・・
こうして、僕の週末は終ったのでした。(涙)
バッテリー上がりの頻度が高いような・・・
これまで何度もバッテリー上がりを起こしている我がXL1200CX(ロードスター)ですが、そのたびに充電したり、ジャンプスターターを使ったりして、なんとか付き合ってきました。
それでもバッテリー上がりを起こすのは、一冬でほんの一度か二度。
なのに今期はもうすでに3回もバッテリーを充電しています。
なんだかいつもの冬より寿命が短い気がするのは気のせいでしょうか?
このバイクはこういうもんだ となかば諦め、月に一回はバッテリーを降ろして充電しようと思ってはいましたが、どうやらこの調子だと1か月も持たないようです。
なぜなんでしょう。
ひょっとするとバッテリーが純正じゃないからかも。
今使っている「WESTCO」製のバッテリーを購入したのがちょうど去年の1月のこと。まだ購入してまだわずか1年です。もしこのWESTCOバッテリーがバッテリー上がりの原因だったとしたら・・・。
いくらサードパーティー製のバッテリーとはいえ、まだ購入してから1年ちょっと。せめてあと1年はもってほしいところなのですが・・・。
スーパーコンデンサー搭載のモバイルバッテリーってどう?
ところで、先日Youtubeを見ていたら、我が目を疑うような面白いモバイルジャンプスターターが販売されていました。
この製品、バッテリーを内蔵しておらず、弱った車のバッテリーに接続すると、かすかに残るわずかな電力を自動で回収して増幅。充電もしていないのにモバイルジャンプスターターとしてセルを回せるというのです。
あらかじめ充電する必要がないのでいつでも使えますし、放電してしまっていざというときに使えない、という心配もありません。
さらに、バッテリーを積んでいないので炎天下の車の中に置いておいても発火するような心配もないのです。
モバイルバッテリーに比べ少々高額、かつ大きいのでバイクに使うにはあまり向いていないのかもしれませんが、事前充電なしで使えるのは大きな魅力です。
でもこれ、本当に使い物になるのでしょうか?
残り僅かなバッテリーの電力を吸い上げちゃったら、その一回はエンジンがかけられても、そのまま出先でエンジンがかからなかったりして….
なんて考えてしまいます。
でも疑いつつも、これ買ってみようかなぁ~、試してみたいなあ~、、、と思い悩み始めています。
となたか既に使ってるよ、というかたいらっしゃいませんか?
コメント
この時期ジャンプスターターは、手放せませんね。昨日も、2週間振りにエンジンを掛けようとしたら、上がってて、ジャンプスターターを使いました(笑)ちなみに今年一発目は、ジャンプスターターの接続タイミングを誤り、一気に放電してJAF呼びました(爆笑)7年目突入した超長持ち(?)バッテリーも来年は交換かな?
辰蔵さん。こんばんは。7年目のバッテリーですか。いいですねえ。僕はこの4年ですでにバッテリーは3個目です。国産バイクに乗っていたころは、5年以上もっていたんですけどね。ジャンプスターター様様ですが、そのジャンプスターターも買ってから2年以上経ちますから、そろそろ買い替えかもしれません。ところで、ジャンプスターターの接続タイミングの誤りってどうしたらなるんですか?
小さなカチカチと音がします。その間はランプが緑色に点灯しています。何秒間か経つと緑色だけでなく、小さい赤いランプが点く時があります。その時はケーブル外してもう一度最初から接続します。
ずっとカチカチしていると接続がしっかりしていると思います。
カチカチ音がしている時にセルボタンを押すと、元気に回ります。
個人的な感覚かも知れませんが。
箱根のふもとの函南町に住んでいましたが、今は大阪に単身赴任で来てアパート暮らしなので、エンジンが掛からないと、折角の休日がブルーなものになってしまいます(笑)
辰蔵さん。そういうお作法のあるモバイルバッテリーなんですね。今は大阪ですか。箱根にお住まいなんてうらやましいと思いましたが、大阪だと何処へ走りに行かれるんでしょう。京都の北の方とか、生駒とか、和歌山とかですかね。