お気に入りのデュアルロックファスナー
ベルクロがダメになってすぐは擦れてしまうようになった我が愛車のヒューズボックス。
新しいベルクロに交換する代わりに、進化したベルクロ(=面ファスナー)である「デュアルロックファスナー」を使ったところ、これが好感触。
ベルクロ(マジックテープ)と違い、取り付ける際には”バチッ!”という音ともに明確に取り付けられた感触が伝わり、しかもかなりしっかり固定されます。
これは他にもいろんなパーツの取り付けに使えるのでは? そう考えて車体を眺めたところ、ふと思いついたのが、以前断念したETCアンテナステーの取り付けでした。
断念していたデイトナ製 ETCステーの取り付けに再挑戦
僕の愛車(ハーレー スポーツスター(XL-1200CX)のETCは、アンテナ別体式のミツバサンコーワ製のMSC-BE700が付いています。
その別体式のアンテナは、最初バイク用品店で取り付けてもらった時はトップブリッジのピンチボルトに共締めされていて、あまりにも不細工だったので、自分でハンドルクランプ型のアンテナステーを買って付け直していました。
ただ、ハンドルを883Nのノーマルハンドルに交換したら、ハンドルのストレート部分が短く、ステーも斜めになってしまいました。
そこで、同じくデイトナの「ETCアンテナステー アメリカン用」を購入したのですが、我が愛車 (XL1200CX ロードスター)には取り付けが出来ませんでした。
説明書に書かれていた、ブレーキラインの分岐パーツへの共締めという取り付け方法が、構造上出来なかったからです。
(ロードスターはフロントがダブルディスクで、他のスポーツスターとはブレーキラインのパーツが違っているからだと思います。)
取り付け断念の経緯はこちら↓↓↓
共締めできないなら強力な両面テープで張り付けてしまおうか、とも思ったのですが、ボルトが出っ張っていてフラットじゃないので、貼り付けてもすぐ剥がれてしまう可能性があります。
それに、もしメンテナンスのためブレーキラインを外す必要が生じた場合、ボルトを外せなくなる、というのも問題です。
(まあブレーキラインを外すことは滅多にないと思うので、そうなったら両面テープを剥がせばいいだけなのですが。)
そこで思いついたアイデアが、このデュアルロックファスナーで取り付けるという方法です。
ステーをデュアルロックファスナーで取り付けておけば、いざという時には簡単に外せます。普通の面ファスナーだと強度的に不安ですが、このデュアルロックファスナーなら十分可能な気がします。しかも両面テープと違い、厚みがあるので、ボルトの部分だけ避けておけばボルトの出っ張りを回避して取り付けられそうです。
デュアルロックファスナーでETCステーを取り付ける
というわけで、引き出しにしまってあったETCステーを引っ張り出し、取り付けてみることにしました。
ETC2.0のインジケーターって何のためにあるの??
ところで、このETC 2.0のインジケーター(情報専用インジケーター)って一体何のためにあるんでしょうか?
ETCの正常稼働や異常などを光って知らせるんだろうと思っていたのですが、そうした機能はインジケーターではなく、アンテナ本体についている青いLEDで知らせるようになっています。
じゃあこの「情報専用インジケーター」って何を表すのかというと、高速道路上の緊急情報や注意警戒情報をインジケーターの点滅で知らせるための物なんだそうです。
具体的には「災害時支援情報」と「安全運転支援情報」で、そのうちこの「安全運転支援情報」は落下物や前方の渋滞情報、前方の天候による路面状況などの情報です。
とはいえ、ラジオもTVも聞けないバイクで、このインジケーターの点滅だけ見ても、何が起きているのか、どうしていいのかなど、きっとわからないでしょう。
つまり、少なくともバイクにおいてはあまり役に立たないものだと思うのです。
ならいっそなくてもいいんじゃない?と思うのですが。
とりあえず今回はメーターケースの横、極力目立たない場所にインジケーターを設置しました(単に両面テープで貼り付け)。
しばらく様子を見て、もし問題にならないようであれば、いっそ撤去しちゃおうか・・・いまはそう考えています。
ハンドル周りがスッキリ
これで、ハンドル周りがかなりスッキリしました。ハンドルグリップやタンクキャップも変えたので、乗車したときの風景が結構変わりました。
まあ、オーナーである自分以外はだれも気が付かない程度のカスタムですが。
いろんなパーツ交換で地味にカスタムを楽しめるのもスポーツスターの魅力ですかね。