バッテリー上がり対策はメインヒューズを抜いておくのが有効
冬場になるとすぐバッテリーが上がる我がスポーツスター(XL1200CX ロードスター)。
いろいろ対策を講じたのですが、結局一番いいのは「乗らないときはヒューズを抜いておく」こと、というのが僕なりの結論です。
(もちろん、電源さえとれるなら常時バッテリーを充電器につないでおくというのが最良なんでしょうけれど。)
高年式のスポーツスター(僕のは2017年式)の場合、たとえイグニッションスイッチをオフにしていても、そこそこ電気が流れているようで、ヒューズを着けたままの時と外しておいた時とでは、1,2週間後のバッテリーの電圧がかなり違ってきます。
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毎回乗り終わるたびに(週末しか乗らないので)ヒューズを外すようにしてからは、いまのところバッテリー上がりは起きていません。まあ3週も4週も乗らなければ、それでも上がってしまうのかもしれませんが、少なくともヒューズを抜かない時よりは、バッテリーが上がりにくくなるのは間違いないようです。
バッテリー上がり対策で毎回ヒューズを抜いてたら・・・
ただ、しょっちゅうメインヒューズを抜いているうちに、ヒューズボックスを固定しているベルクロがだんだんくっつかなくなってきました。
最近はヒューズを抜くより、バッテリーのケーブルを外す方が手間が少ないと気づき、毎回マイナス側だけを外すようにしています。
ヒューズと違って工具(2番のプラスドライバー、または10mmのメガネorスパナ)が必要になりますけどね。
ヒューズは外さなくなりましたが、ダメになったヒューズボックスのベルクロは復活しません。サイドカバーを閉めてしまえば見えない部分ではありますが、ぶらぶらしたまま、というのはどうにも気持ち良くありません。
仕方ないのでベルクロを新しいものに取り換えることにしました。
進化した面ファスナー「デュアルロックファスナー」
ダメになったベルクロをはずし、新しいベルクロを100均で買ってきて貼り付ければ終了、なのですが、それだとなんだかおもしろくありません。
ループ状に起毛された面にフック状に起毛された面を押し付けると、ループにフックが引っ掛かって密着する、という構造。つけたり外したりが出来て便利ですが、ほこりが着いたり、何度も脱着しているとだんだんと吸着力が落ちてくる、という欠点があります。我が愛車のヒューズボックスはまさにこの状態です。
調べてみると、進化型の面ファスナーとして、「3MTM デュアルロックTM ファスナー」というのがあることがわかりました。
これは、普通の面ファスナーが「ループ」と「フック」の組み合わせなのに対し、キノコ状のオレフィン系樹脂の突起どうしがかみ合うことで固定される仕組みです。
これ、面白そう!ということで、さっそくAmazonで購入してみました。
届いたデュアルロックファスナーをつけたり外したりしてみます。
おおー!これ、面白い!!
ベルクロの場合、外すときは ”ベリベリ!” という音と感触がありますが、くっ付ける時は手ごたえがありません。
一方、このデュアルロックファスナーはそれぞれを押し付けると、” バチッ ”という音と明確な手応えが伝わります。そのため、くっついたことがわかりやすく、すごく安心感があります。
実際、かなりしっかりとくっつき、簡単には剥がれません。
この ”バチッ!” という感触がたのしく、何度もくっ付けたり剥がしたりを繰り返してしまいました。(まるでプチプチのように・・・w)
ヒューズボックスを「デュアルロックファスナー」で固定
では早速我が愛車のヒューズボックスをこれで固定してみましょう。
無事ヒューズボックスを固定できるようになりました。まあ普通のベルクロでも何ら問題はないのですが、明確な手応えとともにガッチリ固定されるので、とっても気持ちがイイです。
” あんまり張り合わせが強固だと、剥がそうとしたときに裏面のテープ側が剥がれるんじゃないか?” という心配もしましたが、裏面のテープも強力なようで、いまのところ剥がれそうな感じはありません。
これはパーツ固定にいろいろと応用が利きそうです
この「デュアルロックファスナー」。かなりしっかり取り付けができるので、いろいろなパーツの取り付けに応用が利きそうです。
実際、3Mの資料を見ると、車の内装はもちろん、外装の取り付けにも使われているようです。(フロントグリルやリアスポイラーの取り付けなど。)
そして脱着の時の ”バチンッ”という感触が楽しい。(サルか?おれ。笑)
なんか他に使えるところないかな~、って考えてしまいます。
そこで、他の部品の取り付けにも試してみることに。
というわけで次項に続きます。