当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています

Go To ツーリングしてきました!(その2)

Go To キャンペーンを利用した、伊豆一泊ソロツーリングの続きです。

「公共の宿 まつざき荘」へ投宿

午後5時。予定どおりの時刻に本日の宿「まつざき荘」へ到着しました。

リーズナブルな宿にもかかわらず、6階建ての立派できれいな建物です。期待が高まります。

公共の宿 まつざき荘

入口の横、障がい者用駐車場所のとなりに「バイク専用」とかかれた駐車スペースが用意されていました。屋根があって雨や夜露に濡れる心配がありません。これだけでも好印象です。

玄関口でまず手をアルコール消毒。ロビーに入ると先ず検温です。36.1度で問題なし。

アクリル板で仕切られたフロントでチェックインします。

感染予防のため、部屋へホテルの方は入らないため、お茶出しや布団敷きはセルフサービスとの説明を受けます。

ルームキーを受け取るとエレベーターで客室へ。

部屋の玄関にも消毒液が置かれていました。

部屋はシンプルですが清潔感のある感じで好印象。

窓からは駿河湾が一望でき、なかなかの絶景。曇っているのが残念でしたが、晴れていれば西向きのこの部屋から見る海は夕焼けがさぞきれいだろうと思います。

まつざき荘

まつざき荘

最上階にある風呂は湯舟が3つ。ひとつは露天風呂です。これもシンプルな作りで、あまり大きくはありませんが、海を見ながら入れて解放感があります。

夕食はこんな感じ。2Fのレストランでいただきます。

入口にはアルコール消毒液、アクリル板のパーテーションも置かれていましたが、この日は宿泊客もそう多くはなかったので、ソーシャルディスタンスは十分とられていました。

給仕の方は皆さんマスクと手袋を装着。意識してか言葉数は少ないものの、気遣いが感じられました。

東京のチェーン店の飲食店なんかに比べると、こういう地方の観光業の皆さんのほうが、ずっと感染予防に気を使われているなあ、という気がします。

まつざき荘まつざき荘

正直なところ、民宿なんかに比べると料理は豪華とは言い難いですが、これはそういうプランを選んだから。伊豆で一人一部屋使って1万円切ってましたから。(”Go To”の値引き別で。)

とはいえ、ひとりでは食いきれないほどの料理に舌鼓を打っていると、お姉さんがやってきて

「お客様はバイクでのご利用ですので、一品、こちらがサービスで付きます」

と言って鶏のから揚げを持ってきてくれました。

予約の時にそういうサービスがあるのは知らなかったので、ちょっと得した気分です。

宿がバイクを歓迎してくれているようでうれしいですね。

ただ、「バイク乗り=若者=から揚げ好き」という風に思われている気がしないでもないのですが、昨今のバイク乗りは結構平均年齢が高いので、もうちょっと別のものも選べるといいんじゃないかなあ、とは思いました。

まつざき荘

ちなみに朝食はこちらでした。

まつざき荘

再び下田へ。「石亀水産」で干物と塩辛をゲット!

快適な宿で夜はぐっすり眠り(強風で波の音がすごかったですが)、朝すっきり目覚めましたが、空は相変わらず曇天です。

スマホで雨雲レーダーとにらめっこし、今日のプランを考えます。

伊豆半島南部は時間がたつほど天気は好転しそうですが、北部、というか国道一号線沿いは夕方にまとまった雨が降りそうです。

ということで、朝はちょっとゆっくり目にホテルをチェックアウトしました。

今日は干物を買うために、再び下田を目指します。昨日は石廊崎を巡るため県道16号線を通りましたが、今日はひたすら国道136号線を進みます。

およそ1時間ほどで下田に到着。昨日探した干物屋さんへ伺いました。

石亀水産

ひもの 石亀水産

なんとも風情ある外観のこちらの干物屋さん。すべて店内で手作りされています。

このお店、バイク仲間に教えてもらったのですが、下田に泊まったときに宿の朝食で出てきた干物のあまりの美味しさに仕入れ先を訪ねたところ、こちらを教えてくれたんだそうです。

石亀水産 石亀水産

普段は試食なんかもさせてくれるようですが、今はコロナ対策で商品展示はなし。注文すると冷凍庫から凍った干物を出してきてくれます。

どれも美味しそうだったのですが、バイクで沢山は積めないので手ごろな「バルセット」(¥1000 小アジ5枚、カサゴ1枚、キビナゴ3串)と、ネットの口コミで絶賛されていたイカの塩辛(¥1000)を購入しました。

*****

家に帰って早速その日の夜にいただきました。

石亀水産

どの干物も実に旨味が濃い!

その日の朝も宿で干物をいただいていたのですが、明らかに別物です。干し方なのか、調味液なのか・・・

家族にも大好評でした。

イカの塩辛はギリギリまで塩分を抑えているのではないかと思われる味で、イカのワタの風味が豊かです。

塩辛いシオカラ(?)はその塩味でご飯が何杯も食べられたりしますが、これはシオカラそのものがいくらでも食べられます。

(写真撮る前に食べちゃいました。笑)

今度機会があれば、大きめのカバンを持って買いに行こうと思います。

*****

前日、石亀水産を探してこの周辺を何度もグルグルうろうろしたのですが、この辺り(ペリーロードと呼ばれるあたり)には良さげな雰囲気の食堂やカフェ(というか喫茶店)や居酒屋などが点在しています。初めて来たわけではないのですが、改めて街の魅力を再認識しました。

いつも下田に来ると道の駅を眺めて満足してしまっていたのですが、一度じっくりとこの辺りを時間をかけて散策してみたいなあ、と思います。

河津町から伊豆半島の真ん中を縦断

下田を立って再び135号を北上し河津町まで進みました。ここから海岸線を離れ、山側へ向かって河津川沿いを進みます。

昨日はずっと海沿いを走ったので、今日は山中の道を走ろう、と思ったのですが、国道414号線に合流したあたりからシールドにポツポツと水滴が。見ればこれから向かう山側の空は低い雲が垂れこめています。

うーん、これはやばいかも。

いったん車を止めて雨雲レーダーを見ます。

どうやら伊豆半島の中で、今から向かう河津七滝の辺りだけで雨が降っているようです。う~ん、どうしたもんか。

わざわざ雨雲の下に突っ込んでいくのもなあ~、とは思いましたが、どうやら雨といっても限られた場所だけで、雨そのものも、ごく弱い雨の様子。

レインウエアに着替えるほどでもなさそうだし、えーい、行っちゃえ!

という事でこのまま進むことにしました。

(ホント、スマホ&雨雲レーダーって便利ですね!・・・たまにハズレるけど。笑)

河津七滝ループ橋

414号を走りたかった理由のひとつが、名物「ループ橋」を走りたかったから。

初めてではなく、2度ほど走ったことがありますし、運転しているときつめのカーブが続くので周りの景色を楽しむ余裕もなく、正直、そんなに面白いものでもないんですが・・・。

実際走ってみるとこんな感じです。

一度でいいから、誰かが運転する車に乗って、周りの景色を楽しみながら走ってみたいです。

小雨の天城越え~月ヶ瀬ICから伊豆縦貫道へ

河津七滝を超えてからは結構雨が降ったのか、路面はずっと濡れていましたが、結局雨に降られたのは天城峠の辺りでちょっと小雨にあった程度でした。

殆ど濡れることなくラッキーでしたが、かえって路面が滑りそうで、せっかくの峠道もおっかなびっくり走っていました。

天城峠を超えると次第に路面も乾き、気温も上昇。肌寒いくらいだったのが暑くなってきました。こうなってくるとカバンの中の冷凍された干物&シオカラの状態が不安になってきます。

ということで、寄り道はせず、最短コースで帰路を急ぎます。

月ヶ瀬ICで414号線を右折し、伊豆縦貫道方面へ。

この道も休日は混みますが、金曜日の今日はさすがに車も少なく、快適に進みます。

そのまま沼津まで走り、第二東名で帰れば最短なのですが、さすがにまだ昼前だしなあ~。

そこで思い直し、修善寺ICで降りて伊豆スカイラインを目指すことにしました。

(これが間違いだったのですが・・・)

そのまま大仁まで進み、そこから県道19号で亀石峠を目指します。

ちょうど昼時だったので、何か食べようかと思ったのですが、宿の朝飯をしっかり食べてたおかげでほとんどお腹が空きません。

途中立ち寄ったコンビニでホットドッグとジュースを買い、買ってからイートインスペースが無いことに気づき、スポーツスターのシートに座ったままホットドックをかじりました。

(いい年したオッサンがやることじゃないよなあ~。)

XL1200CX スポーツスター

恐怖の伊豆スカイライン~十国峠

亀石峠から伊豆スカイラインへ入ります。

ひとまずスカイポート亀石へ。(ここで食えばよかった。)

バイクのメッカ亀石峠。休日はバイク乗りでいっぱいですが、今日は一台もいません。

亀石峠

いざ走り始めても貸し切り状態。好きなだけ飛ばせそうですが、周りにだれも走っていないとかえってそんな気にならず、いつも以上にのんびり走ります。

それにこの日はとにかく風が強く、尾根にさしかかると急に横風が襲ってくるので、怖くて制限速度でさえ走れません。

まあそれでも無事伊豆スカイラインを走破し、やれやれ、と思っていたら、どんどん空が暗くなり、やがて霧が立ち込めてきました。

このあたり(十国峠)は霧の名所(?)で、この程度の霧に包まれることはそう珍しくもないのですが、霧だけならまだしも、相変わらず強い横風が吹いてきます。油断すると対向車線にはみ出しそうです。霧で対向車も見えずらいなか、これはなかなかの恐怖です。

とにかく、前を走る車のテールランプだけを見つめ、置いて行かれないように必死に走りました。

まあ、何度も走ってきた道なので走れましたが、標識もまともに見えない状態。初めて走る道だったら怖くて走れなかっただろうと思います。(実際、ハザードを灯して道路脇に停車している車もいました。)

箱根新道~小田原厚木道路で帰路へ

何とか無事箱根峠まで走り切り、横浜新道を下ると、小田原から小田原厚木道路に乗って帰ってきました。まだ日も高かったので、下道で帰ろうかとも思いましたが、霧の峠越えですっかり疲れてしまいました。

途中、海老名SAに立ち寄りましたが、買ったお団子を片手にコーヒーをすすりながら、気が付いたら1時間も一人座り込んでました。(笑)

まあ無事帰ってこられて何よりです。

***

というわけで、2日間で総走行距離は447.6km。

そう大した距離ではありませんが、大した休憩もせず、気ままなペースでみっちり走れたツーリングになりました。

Go To キャンペーンが使えるうちに、本格的に寒くなる前に、有休とってもう一回ぐらい泊まりツーリングに行ってみようかなあ~。

スポーツスター

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする