当サイトではアフィリエイト広告を利用して商品を紹介しています

ヒントその18.曲がったレバーの直し方

立ちごけでレバーが曲がってしまったら・・・

バイクに乗っているとどうしても避けられないのが立ちごけ

チビ&短足の僕は何年バイクに乗っていても、毎年何回かはやらかしてしまいます。

で、こけると高い確率でダメージを受けるのがブレーキ&クラッチレバー。出先でポッキリいくと、車体にダメージがなくても乗って帰れなくなります。
そんな事態を避けるため、最近のバイクでは、レバーの先端近くに切欠きを入れ、 わざと折れやすいようにしてありますよね。

# 折れても先端だけなら、とりあえず出先から乗って帰れるわけです。

# 切欠きの入っていないレバーなら、自分で入れておく手もあります。

カセットバーナーで炙ってレバーを曲げる

でも、ポッキリいかず、幸か不幸かレバーが大きく曲がってしまった場合。新品レバーを購入するのが最善ですが、なかには(アフターパーツのブレーキマスターのレバーなど)数万円するようなとんでもなく高いレバーもあります。

そんな時は(レバーの材質にもよりますが)ダメ元でバーナーで炙ってまっすぐに戻す、という手があります。
そんな時に便利なのが、カセットボンベを利用した 「カセットガストーチバーナー」
ホームセンターに行けば1000~2000円程度で手に入ります。

やけどには十分注意!

これで曲がったレバーを熱し、柔らかくなったところでまっすぐに直すのですが、当然、炙られたレバーはとんでもなく熱くなるので、十分注意が必要です。

軍手なんかでは熱くて全く役に立ちません。より熱を伝えにくい革製の手袋をし、出来ればレバーを万力か何かに固定します。

レバーの曲がった部分を炙りつつ、プライヤーなどでレバーを挟んでまっすぐに戻します。

しばらく熱していても途中までは 「これホントに曲げられるの?」と思うくらいびくともしませんが、熱し続けると、突然柔らかくなり、曲げられるようになります。

この方法を使えば、レバーを自分の気に入った形に(ある程度)変形させることができますが、いったん熱を加えた金属は、元の剛性にまで戻るとは限りません。

(焼きなましで余計に硬くなる?のかもしれませんが ・・・。材質や温度、冷まし方にもよると思います。)

したがって、できれば熱して戻したレバーは予備用においておくか、
別の新品レバーを予備に持って走った方がよいかもしれません。

# くれぐれも火傷と火災には十分に気をつけて作業してくださいね。

Before

After

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする