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ヒントその68.ヘルメットの洗い方(・・・のハズが)

雨の日はクルマを磨いて・・・、いやヘルメットを磨いて。

雨の日には車をみがいて (集英社文庫)

水曜日は祝日だったので走りに行きたかったのですが、あいにくの雨。と思っていたら雪!しかも積もり始める始末。

当然バイクはお預けです。

結果、暇を持て余す事になったので、たまにはヘルメットをきれいにしようかと、内装を外して洗う事に。

昔と違って最近のヘルメットは内装を簡単に外して洗えるようになっているので便利です、といいつつ、なかなかやらないのですが。(汗)

特にインカムを付けてからは、その脱着が面倒なこともあり、なおさら手つかずになっていました。

ショウエイのXR-1100です。

Midland製のインカムを外します。実際はインカムとしては全く使っておらず、もっぱらナビ音声と音楽再生専用です。

内装をどんどん外していきます。ホック止め&内装の隙間に差し込まれているだけなので脱着は簡単です。

ショウエイ(SHOEI) X-12 内装セット L ヘルメット インナー

写真はX-12用

Midlandのイヤホン。薄くて邪魔になりにくい割に音質もまずまず。取付けは粘着テープだけなので簡単ですが、貼る位置が結構シビアで、耳に対し、ちょうど良い位置に貼らないと聞こえづらくなります。

内装が外れました。

チンストラップのカバーも外して洗います。ただヘルメットの縁の部分は外せません。そこまで洗おうとすると、帽体全体を水に浸けて洗う事になります。昔内装が外れなかった頃は丸洗いが当たり前でした。ただし、ライナー(発泡スチロールの部分)は衝撃吸収の要なので、潰したり痛めたりしないよう、洗剤を溶かしたぬるま湯(温度は人肌以下。熱湯厳禁)に漬け置き洗いする程度にとどめた方が無難だと思います。

風呂場で洗います。洗剤は中性の衣類洗濯用洗剤を使用。ぬるま湯に溶かします。

ぬるま湯に少量の洗剤を溶かし内装を漬け込みます。あまり洗剤が濃いと濯ぎが大変なので薄めで。

中のスポンジが型崩れしないよう、手で丁寧に押し洗いします。ギュッと絞ったりしないように。

綺麗になったらぬるま湯で濯ぎます。泡が消えるまで何度もすすぎます。ここでも内装を痛めないように、丁寧に丁寧にすすぎます。丁寧に、丁寧に・・・・・・

あれ!?何これ。

センターパッドのスポンジの一部がちぎれてしまったようです。あらら。(涙)

濯ぎ終わったら、乾いたタオルで挟み、水分を吸い取ります。水分を含んだままだとなかなか乾かないのでここでも丁寧に水分を吸い取ります。

あとは風通しの良いところで陰干しします。一生懸命タオルドライしたにもかかわらず、水を含んだスポンジはなかなか手ごわく、3日ほど経っても湿っぽかったです。早く乾かそうと、ドライヤー(冷風はいいけど)や乾燥機などを使うのは、プラスチックパーツを痛める可能性があるので、避けたほうが良いと思います。

(なお帽体やライナーの発泡スチロールは熱風厳禁!ヘルメットとして防御性能が一気に落ちます。)

シールドは台所用中性洗剤でやさしく

シールドも帽体から取り外し、水で軽く洗い流した後、台所用の中性洗剤を垂らして指の腹でやさしくこすり洗いします。専用のケミカルもありますが、ママレモン(古いなあ~(笑))で十分だと思います。それより、シールドは傷つきやすいので、いきなり布でこすらないコト。傷がつくと透明度が落ちていきます。水分を拭き取る時も布をやさしく押さえつけるようにして。出来れば眼鏡ふきなどの柔らかい布を使い、ティッシュも使わない方が良いです。

シールドはツーリング中でも、虫などがついてしまったら、外して水道の流水でマメに洗いたいものです。なので、僕はAraiより、シールドを付け外ししやすいSHOEI派です。

外装の手入れにお勧めは「花咲かG」と「プレクサス」

外装(シェル)は内装と同じく、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を浸して絞った布で汚れを落とすのが基本。そのあとワックスをかけておきます。

僕のお勧めは「花咲かG」。カルナバ蝋と界面活性剤が入ったペースト状のケミカルで、これ一本で汚れ落としと保護艶出しが出来ます。ただし、研磨剤入りなので、頻繁にというよりは、汚れがひどくなってきた時に使うのが良いかもしれません。

花咲かG(HANASAKA G) クリーナーとポリッシャー効果もある ワックス [HTRC3]

僕は持っていませんが、普段使いには「プレクサス」が手軽でつやが出ると評判が良いようです。

プレクサス(Plexus) クリーナーポリッシュ (国内正規品) PL198 [HTRC 2.1]

注意点はいずれもWAX成分入りなので、シールドに付着しないように気を付ける事。外装を磨いた布でうっかりシールドを触ったりしないよう注意。外装を磨くときはシールドを外しておきましょう。

キレイにはなったけれど・・・・

内装がきれいになった僕のヘルメット。ほのかに洗剤のいい匂いがして、バイクを走らせる間も快適です。

けれどこのヘルメット。今回内装の付け外しをしながら洗浄したところ、内装のスポンジ(発泡スチロール=ライナーではない)が一部外れたり、内装ゴムの細かな剥がれが見られたり。はっきり言ってどうやら賞味期限は終わっているようです。

折角きれいに洗ったけれど、内装(ライナーも含め)をメーカーでリペアしてもらうか、それともいっそ買い換えるか。真剣悩み中です。

クリーニング店でヘルメットをクリーニング!?

ヘルメットの洗い方についてネットで調べていたところ、驚きの店を発見。

なんと、ヘルメットのクリーニングを受け付けてくれるクリーニング店があるそうです。

ヘルメットぐらい自分で洗おうよ、とも思いますが、そこはやはり専門店ならではの仕上がりがあるのかもしれませんね・・・。

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