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ヒントその85.手軽なメッキのさび落としにはこれ!

ハーレーに再びサビが発生

以前サビを落とした右ステップの根元のメッキ部分が、またサビてきました。

やっぱりちゃんと錆び止めの方法を考えないといけないですね。

根元のメッキ部分が赤く錆びています(ToT)



以前使ったサビ取り剤は、ドロッとした濃い液体で、サビに塗ってからしばらく反応させる時間が必要だったり、よくサビが落ちる分、強力なので、使った後はきれいに水拭きしないといけないなど、使用にあたっては多少面倒なところがありました。

「超強力サビ取り液」

そこで、もっと手軽に使えるサビ取り剤はないものか?とホームセンターを物色していたところ、こんな商品を見つけました。

「さびとりつや之助」

高森コーキの「さびとりつや之助」です

いやぁ、なんか懐かしい。

昔はホームセンターでよく見かけた商品です。「バイク さびとりつや之助」という商品名で、バイク用品店にも置いてありました。

そういえば最近見かけないなあ~、と思っていたのですが、ホームセンターの片隅で見かけたときは、「おー!まだ生き残っていたんだ。」(失礼!)と、なんか妙にうれしかったです。

しかも小さなボトルとはいえ、なんと価格は380円(税別)。

これは試してみるしかないでしょう。

「つや之助」の実力や如何に!?

早速我がロードスターのステップホルダの錆び落としにチャレンジしてみます。

中身はドロッとした液体で、色は薄い褐色というか、肌色です。色といい、見た目といい、まるで化粧品のファンデーションみたいです(使ったことはありませんが 笑)。

Beforeはこんな状態

適当なウエスにとって、錆びた部分を擦ります。

ウエスにとります。

錆びたところを擦ります。

ちょっと擦るだけでここまで落ちました。

ちょっと擦るだけ。ものの1分ほどで、かなりサビが落ちました。

けれど、頑固に残ったサビはなかなか落ちません。

説明書きには「落ちないときは真鍮ブラシで擦れ」とあります。

ですが、あいにく手元にはナイロンブラシしかなかったので、それでゴシゴシ擦ってみました。

真鍮ブラシがなく、ナイロンブラシで擦ります

これでかなりきれいになったものの、やはりしつこいサビはちょっと残ってしまいました。

少しサビが残りました。

サビの残った部分を触って見るとメッキが剥げているかの様にデコボコしています。

今回擦ったせいでデコボコになったのではなく、もともとこの部分は表面処理が雑でメッキも荒れていました。その部分に入り込んだサビが落ちないようです。

「さびとりつや之助」のホームページを見ると、

『鉄素材にクロームメッキされた部分に浮き出たサビに使用します。但しメッキの状態が生きている事が絶対条件です。メッキ自体が剥がれ、その後発生したサビ(つまり鉄自体が腐っている場合)には使用しても効果を発揮しません。 』(引用:高森コーキHPより)

とあります。ひょっとすると我がバイクのこの部分は、既にメッキが剥げているかもしれません。

エキパイのヒートガードの汚れ取りに

次に試したのがこの部分。

マフラーのエキパイを覆う、ヒートガードです。

ここは錆びてはいないのですが、靴底の側面がぶつかった時にできた汚れ(コゲあと?)が無数に入っていて、フクピカなどで擦ってもなかなか落ちません。

ここもメッキなので「さびとりつや之助」で擦ってみたところ、こちらはきれいに汚れが落ちました。

メッキがくすんだりすることもなく、本来の輝きを取り戻しました。

エキパイのヒートガードにこびりついた汚れ?(写真で見えにくいですが。)

キレイサッパリ!

錆びをとったあとは、ウエスで乾拭きするだけで、水拭きなどの必要なく簡単。

また、使用後はある程度、錆び防止の効果もあるようです。

ただし、ウエスで擦ると、多分製品に含まれる研磨剤だとおもいますが、細かい粉が周囲に飛んで、これがウエスで拭いてもなかなか落ちません。

こちらはハンディモップを使うと簡単に落ちました。

ハンディモップ

そのほか、最近目立って来たのが、こういうネジやブレーキバンジョーボルトなどにみられる白いサビ。これも落ちないか試してみました。

バンジョーボルトに点々と浮かぶシロサビ。

これはダメでした。

研磨剤の力が強いのか、塗装が剥げ、下地が出てきてしまいます。

塗装が剥げ、下地が見えてしまいました。

こういうボルトに浮かぶ白い錆び・・・

ちょっとウエスにつけて擦ってやると・・・

かなりきれいになりました! ただし、周りの塗装部分を擦ってしまうと、簡単に塗装が剥げてしまうので、外せるボルトなら外して磨いた方が良いと思います。

こういう黒染めのボルトが錆びるとよく目立ちます。

外してツヤの助で磨いてやると・・・

サビがおちるものの、黒染めも落ちてしまいます。

上が磨いた後、下が磨く前です。写真ではわかり辛いですが、ブラックのハンドル周りではちょっと浮いてしまいます。

そのほか、レバーを磨いてみると・・・・

アルミのレバーを磨いてみます。

写真では判らない程度ですが、目の荒い紙ヤスリで削った時のように、若干ツヤが消え、くすんだ感じになりました。(ごくわずかにですが。)

やはり基本はさびとり剤という事で、比較的目の粗い研磨剤が入っているようです。

このあたりの用途には、兄弟商品の「汚れとりつや之助」の方が向いているかもしれません。

高森コーキ つや之助シリーズ 汚れとりつや之助 300c.c. 10305300

結局「さびとりつや之助」は使えるのか?

この「さびとりつや之助」。ケミカルではありますが、化学反応でサビを取り除く、というよりは、研磨剤でサビを物理的に削り落とすタイプのクリーナーだと思います。

従って、メッキの荒れた窪みに入り込んだサビや、下地に達したサビはなかなかきれいに落せないようです。

***

なんか否定的な文章が並んでしまったような気もしますが、とても手軽に使えますし、メッキのサビ取効果は非常に高く、コストパフォーマンスは最高です。

ガッツリ錆びたパーツのサビ取には少々役不足かもしれませんが、メッキパーツにサビが浮いたら、こまめにちょこちょこ磨く、という使い方には最適なクリーナーだと思います。

ぜひガレージに一本常備して、バイクのメッキパーツをきれいに保ちましょう!

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