ツーリングでの持ち物リストを作成する
ハーレー(XL1200CX)に乗るようになってから、以前にも増して近場をふらっと走るようなツーリングが増えました。重いけれど、足つきが良く、一般道を低速で走っていても楽しいスポーツスターならではかな、と思います。
ところが、ふらっと気軽にまたがるのはイイのですが、気軽過ぎて必要なものを忘れて走り出す事が多くなりました(年齢のせい?かもしれませんが。)
先日など財布を忘れ、ツーリング先でジュースも買えずに帰ってきたり、もっとひどいときはヘルメットを忘れてバイク乗り場に行き、エンジンを掛けてから気付いて部屋へ戻ったりしています。(笑・・・笑えないかも。)
そこでバイクで出かけるときの持ち物リストを作る事にしました。小学生見たいですが。
持ち物リストがあると、忘れ物防止の意味もありますが、ツーリング前の準備を素早く、もれなくする事が出来ます。前日に準備しておけばいいのですが(遠足みたい。笑)、当日起きてからあれやこれやとやっていると、気付くとすっかり日が高く、なんてことも避けられるわけです。
実は今週末、久々に泊りがけのツーリングに出掛けてきました。そのための準備リスト作りを兼ねてこのページを作りました。しばしお付き合いください。
僕のツーリング準備品リスト
このリストは僕の為のツーリング準備品リストです。当然同じツーリングと言っても、日帰りなのか泊りなのか、夏なのか冬なのか、天気は良いのか悪いのか、あるいは乗るバイクによって中身は変わってきます。
また、ここに示したリストは「これを全部持っていこう」というものではありません。あくまで抜け漏れが無いように、考えられるものは全てピックアップしてみました。不要と判断したものは省けばいいからです。
皆さんの参考になれば幸いです。
(なお、僕はキャンプツーリングはしたことが無いので、このリストはホテルや旅館など、宿に泊まる事を前提としています。)
1)コレなくしてはバイクに乗るべからず。必携の品々
・ヘルメット 当然の品ですが、手荷物が多いとよく忘れ、慌てて部屋へ戻ります。
・胸部プロテクター 僕としてはコレなくしてはバイクに乗れません。
・キー ウエアのポケットに入れっぱなしだと、季節の衣替え毎に忘れます。(笑)
・免許証 不携帯は反則金 \3000也。
・サイフ(現金、カード) 逆に言えばこれさえあれば何とかなります。
・保険証 持っていないと医療費全額負担に。
・メガネ メガネを忘れる人は少ないでしょうが、バイク用じゃないメガネを掛けていてヘルメットに入らない・・・という事が良くあります。
・グローブ 必要に応じ、夏用、冬用、雨用などの予備も。
・キャップ ヘルメットで乱れた髪を隠す必需品。
・ハンカチ 「バンダナ」という手もあります。
・ティッシュ
・ウエットティッシュ 手や顔だけでなく、ヘルメットのシールドを拭いたり。ノンアルコールタイプを。
2)ちょっとしたツーリングでも持っていきたい品々。
・カメラ(バッテリー&メモリー) スマホがあっても、カメラじゃないと撮れない写真があります。ツーリングを豊かにしたいなら是非。
・水筒(マグボトル)冬はコーヒーを入れて、風景を楽しみながらコーヒーブレイク。夏は冷たいドリンクを冷たいまま。結露で他の荷物が濡れる事もありません。
・地図 スマホで地図は読めますが、プランを練るにはやっぱり紙の地図が優れています。電波の届かないところや、電池切れもあるので、やっぱり一つは地図を持ちたい・・です。
3)ロングツーリング(泊りがけツーリング)なら是非加えたい品々。
・シールド(ピンロック、曇り止め) 夜走る可能性があるならスモークではなくクリアタイプ。曇り止めはシールドだけでなく、メガネ用も必要。
・腰痛防止ベルト 出先で動けなくならないように。
・USBケーブル 急速充電に耐える良品を。
・充電器(USB用)
・タオル 手や顔を拭いたり、ヘルメットを拭いたり。頭に巻けば帽子、首に巻けばネックウォーマーに。一つあればルーリング先で温泉も楽しめる!
・シェーバー 汚いライダーにならないように。どこで出会いがあるかも知れません。
・着替え
・サンダル 宿に着いて近所を散策するにも、ずっとライディングブーツでは辛いです。
・ロック、ワイヤーロック 出先でも盗難はあり得ます。車体用だけでなく、小さめのがあれば、ヘルメットやバッグの盗難防止にも役立ちます。
・常備薬 使い慣れたものを。
・メモ帳 かつては旅の必需品。でも今はスマホがあるから・・・。
・筆記具 上に同じく。
・スペアキー 自宅から遠いほど紛失は被害甚大。備えあれば憂いなし。
・予備バッグ 小さな折り畳みリュックなどあれば、急に増えたお土産なども持ち帰りできます。バイク用品店やイベントでもらえるひも付きの袋でもいいかも。
・日焼け止め 意外にヘルメットを被っていても焼けます。とくに首の後ろ側など。
4)雨対策
・レインウエア いざというときは防寒用にも使えます。
・シューズカバー 靴下が濡れるとかなり不快。宿や畳の食事処でも困ります。ビニール袋で代用も。
・レイングローブ ネオプレーンのグローブが快適でおすすめ。
・傘 ツーリング先で散策する時に、カッパだけだと結構不便。
5)寒さ対策
・ネックウォーマー 首回りの保温は最重要。いざとなれば最近はコンビニでも買えますけどね。
・電熱ジャケット 温かいのはもちろん、薄くかさばらず、温度調整が簡単なので、特にツーリングで便利。
・ダウンジャケット 軽く、コンパクトに収納でき、暖かさも抜群!いいものを是非一着。
・ウインドブレーカー 夏の定番=メッシュジャケットの下に着れば、オールシーズン対応。
・カイロ 使い捨てカイロは手軽だし、旅先でもすぐ手に入る。他にハクキンカイロという手も。
6)工具類、その他
・工具 日頃メンテしていないと持っていても持ち腐れ。でも持っていれば誰かに助けてもらえる場合も。
・エアポンプ 出先でパンク修理するなら必需品
・マグライト スマホで代用可? トラブル対応用なら固定できるものを。
・予備パーツ レバーがあれば転倒時も安心。今時のバイクなら予備プラグは不要かも。
・パンク修理キット お守り代わりに持っておきたい。
・L字エクステンションバルブ ガソリンスタンドで空気を入れるのに必要な場合も。
・チェーングリス 1000km以上走るツーリングなら持参したい。
・ビニール袋 カバンに被せてレインカバー代わりに。
・ガムテープ 応急処置にいろいろ活躍。
・タイラップ 上に同じ
・針金 上に同じ。
・養生テープ 剥がしても後が残らず。雨天時の防水処理に。
ツーリングの荷物はライダーのセンスが問われる
とりあえず必要そうなものは全てトランクに放り込んでおけばよい四輪とは違い、バイクはごく限られた量しか積載できません。したがって、これら持ち物リストの中から、何を選択し、何を捨てるのか、というところにバイク乗りとしての経験やセンスが現れます。
大体ベテランほど荷物は少なくシンプルなものです。(ちなみに僕は仲間とツーリングに行くと、人一倍大荷物を持っている事が多いです。ははは。)
アナタも自分なりのリストを作成してみてください。