オイル交換で 年一回 恒例のエクステンションMCへ
昨年11月に、ディーラーで24ヶ月点検を受けた際にオイル交換をしてもらって以来およそ半年。
距離は未だ大して走ってはいませんが、一冬越したことだし、GWで距離が伸びる前にオイル交換する事に。
今回で3回目となるXTENSIONさんへ訪問してきました。
XTENSIONの店内は、いつもながらホント、キレイでおしゃれ。まるで洋服屋(表現が古いなあ。ブティック?)のよう。
しかも国産車からハーレー、そしてBuellまで。カッコよくカスタムされた、垂涎のバイクがいっぱい並んでいます。
今回のオイルは『YACCO』
11月にディーラーでオイル交換してもらってから、走行距離はおよそ2300km。
距離としては短めですが、一冬を超えていますし、冬なので、短い距離の走行ばかり。オイルにとっては厳しい使用状況だったはず。
実際、抜いたオイルを見た荒谷さんには
「結構距離走ってるみたいだね」
と言われました。
ちなみに入れていたオイルはHD純正「H-D 360 20W50」です。
こちらでオイル交換してもらうのは3回目ですが、思えば毎回違うオイルです。一回目は「AMALIE」の20W-50。二回目は「BEL-RAY」の20W-50でした。で、今回は「YACCO」。
バイク屋さんごとに店で使うオイルには当然こだわりがあって、決まったメーカーの製品を使い続けている店が多いように思うのですが、XTENSIONさんは割と柔軟に変えているよう。
それだけ研究熱心、という見方も出来るかもしれません。
「うちによく集まるちょっと古いスポーツスターなんかは、100%化学合成だと漏れちゃうんだよね。」
「だから、ちょっとねっとりしたオイルをいつも探してるんだけど、この『YACCO』。たまたま試してみたら、これちょっといいんじゃない?という話になって、最近はこれを使ってる。」
YACCOは90年以上の歴史を持つフランスのオイル専用メーカー。
「へぇー、フランス製かあ」なんて思いましたが、そういえばMOTULもフランス製でした。
YACCOのオイルは一度、国産四気筒に乗っている時に「ハヤシカスタム」さんで入れてもらった事がありますが、その時も半化学合成のグレードだったにもかかわらず、非常にエンジンが軽く回り、印象がよかった記憶があります。
ハーレーにはどうなんでしょうか。
バッテリー上がりの対策にリチウムイオンはどう?
ところで、XTENSIONといえばSHORAIバッテリー。
たびたびバッテリーが上がる我がハーレースポーツスター(ロードスター XL1200CX)。
大容量のリチウムバッテリーを積めば上がりにくくなるんでしょうか?
” いいよお、リチウムバッテリー。自己放電が少ないから、長く乗らなくても始動ばっちり!”
という答えが返ってくるかと思いきや。店主の荒谷さんいわく、「正直お勧めできない」という意外な答えでした。
えっ?そうなんですか?
「そんなに頻繁に上がってしまう状況だとね。
リチウムイオンバッテリーの場合、上がりにくいけど、一度でも上げてしまうと、完全に死んでしまって二度と使えない。
高価なバッテリーなだけに、ダメにしてもらうとあまりにももったいないですから。」
「たびたび上がるなら、本来まずははその原因を探るべき。」
「乗っていない時でも、何かしらバッテリーを喰っているんじゃないですか。なんなら停めとく時はメインヒューズ抜いとけば?」
荒谷さんによると、ハーレーの純正バッテリーは本来非常に丈夫で、平気で5、6年は使えるんだそう。
うーん。次の冬を迎えるまでには、リチウムイオンバッテリーに積み替えようか、と思っていたのですが、なるほど、たしかにちょっと慎重になった方が良いようです。
まあ充電器も買ったことだし、もうしばらく様子を見た方がいいんでしょうかね。
それにしても荒谷さん。商売っ気が無いというか、なんというか・・・。
それだけに非常に信頼できるショップだよなあ、とあらためて思いました。
YACCOオイルの感想は?
オイル交換してもらい、お礼を言って走りは締めると、非常にエンジンが軽く、滑らかに回ります。昔、国産車にYACCOを入れたときに感じたことを思い出しました。
うーん、気持ちいい!!
まあ、それだけ前のオイルがへたっていた、という事かもしれませんし、このYACCOもどこまでこのいい感じが続くのか、が肝心。けど期待できそうな気がします。
さて、目前に迫ったGW。渋滞を避けつつ、どこへ行こうかな~、と思案中。こういう時が一番楽しいんですけどね。