ワーニングランプのチェックでロードスターを預けていたら・・・
ロードスター(XL1200CX)を預けていたハーレーディーラーから電話がかかってきました。
「警告灯は異常が見られないのでしばらく様子見でお願いしたいのですが、それよりフォークオイルが漏れているので修理させてほしいんですけど。」
「・・・」
一難去ってまた一難。(ToT)
フロントフォークオイルがオイル漏れ。
実はフォークオイルが漏れ始めているのは少し前から気付いていました。
最初は走った後、インナーチューブに ”汚れの輪” がつくようになったので、
「ちょっとオイルが滲んでいるのかなあ・・・」
とは思っていたのですが、やがてはっきりとフォークオイルがインナーチューブを伝っているのが分かるようになりました。
とはいえ、100km程度のショートツーリングでは漏れは見られず、日に200km~300kmほど走ると少し滲みが見られる程度でした。
もちろん、放置していればひどくなるのは間違いありません。早々に修理すべきなのですが、お金も時間も結構かかるだろうし、、、
「冬までもたないかなあ~。車検が終わったら考えようかなぁ。」
などと甘いことを考えていました。
なので、ディーラーメカ氏から指摘された時は
「あちゃー、みつかっちゃった!」(そういう問題じゃないんだけれど。笑)
と思ったのですが、、、。
メーカー保証で修理
ところが次の瞬間、メカニック氏が驚きの一言をおっしゃいました。(←あえて敬語 笑)
「まだ保証期間中なので、無償で修理しますので。」
・・・え? ホント!?
僕のなかでは、フロントフォークのオイルにじみなんていうのは故障ではなく、フォークのオイルシールなんて消耗品だから、定期的にフォークオイル交換したり、オーバーホールしてもらうもの、だと思っていました。
実際、以前乗っていた国産四気筒では、新車(乗り始めて半年)のうちに一度足周りをばらしてもらい、フォークオイルの交換とホイールベアリングのグリスアップをしてもらいました。
その後も車検ごと・・・とまではいかないものの、定期的にオイル交換したり、オーバーホールしてもらったりしていました。
それが、クレーム対応で修理してもらえるなんて。なんてラッキーなんでしょうか。
二つ返事でお願いすることにしました。
倒立フォークはオイルが漏れやすい?
そういえば以前、某バイクショップでこんな話を聞いたことがあります。
その時はなるほどなあと思いましたが・・・。
しかし、これでクレーム修理になるんならメーカーも大変ですねぇ。
フロントフォークのインナーチューブはいつもきれいに拭いて、サビないようにシリコンスプレーなんかで常に潤滑しておくべきだと思うのですが、そんな事しない人もいるでしょうしね。
”そんなにメーカーの肩を持つなら、お前はクレーム処理しないで代金はらえ!”
ですって?
いやいや、すいません。何卒ご勘弁を。(笑)
無事修理完了!
当初は「部品取り寄せるので、2週間ほどあずからせてほしい」と言われていたのですが、結局1週間たたず、修理完了の連絡がありました。
明細を見ると「KIT-FORK REBUILD ×2」となっています。
オイル漏れしていたのは右側フロントフォークだけでしたが、「距離も走られている(19,799km)ので、左右両方ともオイル交換しておきました」とのこと。なんて神対応なんでしょうか(涙)。
(まあ、この距離で片側だけオイル交換されても困るわけですが・・・。)
結局、数万円の出費を覚悟していた(今回の明細によれば、32,387円)フォークオイル交換+OHがタダになりました。
わずかなお小遣いをやりくりして乗っている身としては、実にありがたや、ありがたや~、なのでございました。