今年の稲妻フェスティバルの舞台はお台場
アメカジを中心としたファッションアイテムやクルマ、雑貨などのショッピングが楽しめる国内最大級のイベントが稲妻フェスティバル。
昨年同様、今年もお台場で開催となりました。
とにかくすごい行列。そして各店舗ブースは実際に買い物する人でごった返してました。もう歩くのも大変。品物を見るのはもっと大変。
どの店もかなりのディスカウントでお買い得商品を並べていますが、正直言ってどの品も決して安いものではありません。
とにかく安く、ではなくて、良いものが安く買えるのが稲妻フェスティバル。みなさん、この日のためにお金を貯めて、ここぞとばかりにお目当てのブランドの品を買っている、という印象です。
ステージにはダチョウ俱楽部の寺門ジモンさんが登壇して盛り上げて(?)いました。
ハーレー?いや、アメリカ最古のバイクメーカー インディアン
今回もハーレーのみならず、最古のアメリカンバイクメーカー インディアンがブースを出していました。
本物のミリタリー 自衛隊も参戦
いよいよハーレーダビッドソン テントブース
さて、お目当てのハーレーダビッドソンコーナー。やっぱりすごい人だかりです。
話題のハーレー X350、X500に跨る
今年、ハーレーダビッドソンが発売した新しいバイクがX350とX500。350ccと500ccの水冷並列2気筒エンジンを積む、全く新しいハーレーです。
この新しいハーレーについて「あんなのハーレーじゃない」という声を耳にしたりもします。ハーレーらしくないのは事実ですが、全く新しい価値観に挑戦したバイクなので、”らしく”ないのはある意味当然です。
一台のバイクとして見たときに、その価格も含め、非常に魅力的なバイクだと思います。しかもハーレーらしく、”隙のある”デザインだな、と思いました。完成しすぎていないところがハーレーの魅力の一つ。自分で手を加えて完成形を目指す楽しみが、このハーレーにもあると思います。(ホンダのバイクなんて、デザインが完成しすぎていて、カスタムすればするほどカッコ悪くなっていく・・・と感じるのは僕だけでしょうか。)
ハンバーガーフェスティバルも同時開催
この日、隣の会場ではハンバーガーフェスティバルが同時開催。こちらは入場無料なので、稲妻フェスティバルの会場(再入場可)と自由に行き来出来ます。
大好きなハンバーガー。是非食べたい!と思っていたのですが・・・・
ハンバーガーショップはいずれも長蛇の列。すくなくとも1時間ぐらいは待つんじゃないだろうか、という列の長さにめげました。しかたなくハンバーガー以外のキッチンカーから選ぶことにします。
で、僕が選んだのは、〇煮バーガー。写真で見ると美味しそうだったのですが・・・
うーん。やっぱり待ってでもハンバーガーを食べた方がよかったかなあ~。
見ているだけでも楽しいアメカジの祭典、だったのですが・・・
とにかく人が溢れ、出展ブースも多く、魅力的な商品に溢れていた稲妻フェスティバル。なかなか気軽に手を出せる値段の物は少なく、眺めるだけになってしまったのですが、それでも楽しく一日を過ごせました。
ただ正直なところ、ちょっと、以前ほどは気持ちが盛り上がりません。なぜか。
やっぱり自分がハーレー乗りじゃなくなったからなんですよね。
ハーレーはアメリカを象徴するブランド。当然ハーレーに乗っていれば、こうしたアメカジスタイルが絵になります。でもやはりKTMにはあいません。
もちろんバイクに乗っている時以外でもアメカジは楽しめるのですが、「ああ、これを身に着けてハーレーに乗りたかったなあ」と思おうと、ちょっと残念な気がしてしまいます。
ハーレーに乗る、ということは、単にハーレーという乗り物を楽しむだけでなく、ハーレーという文化、アメリカンという異文化を自分のライフスタイルの一部として楽しむことなんだと思うのです。それこそがハーレーにのる楽しみの一つであることは間違いありません。
ハーレーを通じて異文化を楽しむ。それはよく言われる「ファッションでバイクに(ハーレーに)乗る」というのとは全く違います。それを手放してしまったことをあらためて感じ、ちょっと残念な気がした今回の稲妻フェスティバルだったのでした。
でもきっと、来年も参加するんだろうなあ~(笑)