愛用のウインターグローブが寿命を迎える
今までSIMPSONのウインターグローブを愛用してたのですが、今年もそろそろシーズンだと思って引っ張り出してきたところ、あちこち破れているのを発見しました。
このグローブ。いったい何年使ったのか、いつどこで買ったのか、全く記憶にありません。(たぶん5年位かなあ。)
「愛用」と書きましたが、実はそんなに使ってません。ウインターグローブの操作性の悪さが嫌いで、よっぽど寒い時以外は使わないからです。まあ、冬はそんな長距離を走ることはないので、ついつい我慢して普通のグローブで我慢して走ることが多いんです。
とはいえ、やはり無いと困るので、新しく買うことにしました。
用品店で片っ端から試しまくる
最近はバイク用品もネットで買うことも多いのですが、微妙なフィーリングが気になるバイクグローブはやっぱり実物を見ながら選びたいです。
そこで、近くのバイク用品店へ行って実際に手にはめてみて探しました。

特売品?のグローブをはめてみたら・・・


サイズ選びで新たな発見をする
RSタイチ ステルスウインターグローブ
というわけで、タイチ ステルスウインターグローブのLサイズを購入しました。

タイチ ステルスウインターグローブ HPA CHARCOAL。「HPA」って何だろう?と思って調べると、気圧の単位であるヘクトパスカルのことらしいです。つまりこの模様は天気図の等圧線になっているんですね。

手のひら側はこんな感じです。

甲のナックル部分(中指骨骨頭というらしい)は固い材質のプロテクターが入っています。最近はこの部分にゴツいカーボンなどのプロテクターを備えているグローブが多いです。皮膚が薄く、すぐ下に骨のある部分ですから、ここを守るのは重要ですが、転倒の際に手をつきやすいのはどちらかというと手の平側だと思うので、ここばっかりゴツイプロテクターを付けててもなあ、と思うのですが。

転倒の際、一番地面に接しやすい掌底の部分にも固い素材のプロテクターが入っていてます。ただ、ちょっとサイズが小さいかな。

安いグローブには手首のベルト部分が細く、ちゃっちいものもあります。万一の際脱げないか心配ですし、しっかり絞れないとジャケットの袖と干渉しやすくなります。タイチのグローブはこの辺りがしっかり作られていて好感が持てます。

人差し指と中指の腹には三角形のマークが。最初これはスマホの影響パネル操作用かな、と思ったのですが、そうではなく、レバー操作するときのすべり止めらしいです。

内側はこんな感じ。短い起毛のある素材で、肌触りが良く、それなりに温かいですが、厚みはあまりなく、中綿などは無いと思われます。透湿防水シートがラミネートされていて、防風効果はそれなりに高いと思われますが、防寒という意味では過度の期待はしない方が良さそうです。
一応ウインターグローブですが、透湿防水シート(TAICHIオリジナルの防水・透湿素材”ドライマスター”)を採用していて防風性はあるものの、生地に厚みが無いので、保温性能はあまり期待できる感じではありません。
その分、操作性は悪くなく、普通のスリーシーズングローブと比べても、さほど違和感なく操作できると思います。
今回、一つお大き目のLサイズを購入したので、寒いと感じたらインナーグローブを買って追加しようと思います。
一方で透湿防水性は確保されていることから、通常シーズンでのレイングローブとしても使えるんじゃないかなと思います。
とにかく、あまり使わない極寒期の防寒性能をそこそこのレベルで割り切り、そのかわり操作性とコスパを重視して選びました。(まあ、たまたま見つけた特価品がそういうグローブだった、というのが本当のところなんですが。笑)
じゃあ、実際どのくらいまでの気温なら耐えられるんだろう?
早速試してみよう・・・と思ったのですが、この週末の神奈川の気温は、12月というのになんと19℃。これじゃあテストになりません。
今年は(今年も?)暖冬なのかなあ。
果たして、ウインターグローブ買う必要があったのだろうか・・・(笑)
というわけで、またテストしたらレポートしたいと思います。
追記:使ってみました!インプレはこちら↓↓↓