雨の日はクルマを磨いて・・・、いやヘルメットを磨いて。
水曜日は祝日だったので走りに行きたかったのですが、あいにくの雨。と思っていたら雪!しかも積もり始める始末。
当然バイクはお預けです。
結果、暇を持て余す事になったので、たまにはヘルメットをきれいにしようかと、内装を外して洗う事に。
昔と違って最近のヘルメットは内装を簡単に外して洗えるようになっているので便利です、といいつつ、なかなかやらないのですが。(汗)
特にインカムを付けてからは、その脱着が面倒なこともあり、なおさら手つかずになっていました。
写真はX-12用
あとは風通しの良いところで陰干しします。一生懸命タオルドライしたにもかかわらず、水を含んだスポンジはなかなか手ごわく、3日ほど経っても湿っぽかったです。早く乾かそうと、ドライヤー(冷風はいいけど)や乾燥機などを使うのは、プラスチックパーツを痛める可能性があるので、避けたほうが良いと思います。
(なお帽体やライナーの発泡スチロールは熱風厳禁!ヘルメットとして防御性能が一気に落ちます。)
シールドは台所用中性洗剤でやさしく
シールドも帽体から取り外し、水で軽く洗い流した後、台所用の中性洗剤を垂らして指の腹でやさしくこすり洗いします。専用のケミカルもありますが、ママレモン(古いなあ~(笑))で十分だと思います。それより、シールドは傷つきやすいので、いきなり布でこすらないコト。傷がつくと透明度が落ちていきます。水分を拭き取る時も布をやさしく押さえつけるようにして。出来れば眼鏡ふきなどの柔らかい布を使い、ティッシュも使わない方が良いです。
シールドはツーリング中でも、虫などがついてしまったら、外して水道の流水でマメに洗いたいものです。なので、僕はAraiより、シールドを付け外ししやすいSHOEI派です。
外装の手入れにお勧めは「花咲かG」と「プレクサス」
外装(シェル)は内装と同じく、中性洗剤を溶かしたぬるま湯を浸して絞った布で汚れを落とすのが基本。そのあとワックスをかけておきます。
僕のお勧めは「花咲かG」。カルナバ蝋と界面活性剤が入ったペースト状のケミカルで、これ一本で汚れ落としと保護艶出しが出来ます。ただし、研磨剤入りなので、頻繁にというよりは、汚れがひどくなってきた時に使うのが良いかもしれません。
僕は持っていませんが、普段使いには「プレクサス」が手軽でつやが出ると評判が良いようです。
注意点はいずれもWAX成分入りなので、シールドに付着しないように気を付ける事。外装を磨いた布でうっかりシールドを触ったりしないよう注意。外装を磨くときはシールドを外しておきましょう。
キレイにはなったけれど・・・・
内装がきれいになった僕のヘルメット。ほのかに洗剤のいい匂いがして、バイクを走らせる間も快適です。
けれどこのヘルメット。今回内装の付け外しをしながら洗浄したところ、内装のスポンジ(発泡スチロール=ライナーではない)が一部外れたり、内装ゴムの細かな剥がれが見られたり。はっきり言ってどうやら賞味期限は終わっているようです。
折角きれいに洗ったけれど、内装(ライナーも含め)をメーカーでリペアしてもらうか、それともいっそ買い換えるか。真剣悩み中です。
クリーニング店でヘルメットをクリーニング!?
ヘルメットの洗い方についてネットで調べていたところ、驚きの店を発見。
なんと、ヘルメットのクリーニングを受け付けてくれるクリーニング店があるそうです。
ヘルメットぐらい自分で洗おうよ、とも思いますが、そこはやはり専門店ならではの仕上がりがあるのかもしれませんね・・・。